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NHK「クローズアップ現代+」から [2016年05月12日(Thu)]
  久しぶりに、昨日22時からNHK「クローズアップ現代+」で「暴力から逃げられない〜密着・DV対策最前線〜」が放映されました。最近はテレビなどで「DV問題の啓発」が取り上げられることがかなり少なくなっています。やはり安全保障や相次ぐ災害への防災・減災・復興の方に重点が置かれているためでしょう。
 番組は、DV被害が増え続け今年3月には相談件数が6万件を超え、過去最高になりました。被害者の人命尊重のために警視庁が始めたDX対策の最前線に密着し被害対応を撮影したものです。
たしかに、助けを求めた被害者を積極的に保護し、被害届を書かせ、加害者を逮捕して暴力から距離をおくよう取り組んでいます。が、そう簡単でなく、被害者は加害者の逮捕を望まなかったり、一時的に暴力を収めるために避難するがまた加害者の元に帰ってしまい、暴力を繰り返し受けているのです。警視庁担当者と当事者の「いたちごっこ」になっている感じがします。
 ゲストコメンテーターのカウンセラー信田さよ子さんが、10年前に比べたら、警察は被害者の気持ちを重視しながら対処していると感心していました。以前は夫婦の問題には入らないや夫の機嫌を上手に取って仲良くするようにと説得していたのですが、被害者の気持ちに寄り添っておりここまで来たかと思えます。
 と言っても安全確保はされますが、完全な安心確保ではなく、男性警察官にはわからない「被害者の怖くて辛くなんとかしてほしい微妙な気持ち」にはまだほど遠いのです。信田さんは自立支援を促す行政(配防センターなど)とアドボケイト(気持ちを代弁する)や加害者更生プログラム実施の民間団体の3者の連携が必要と語っています。
 DVはきめ細かい被害者支援と加害者更生が車の両輪のように必要なのです。
男性中心主義で、長い家父長制度の価値観(男尊女卑)が現在も広く深くしみ込んでいる日本社会では、DVは無くなりません。女性への差別、見下し、支配がなく、男女が互いに尊重し協力していく「男女共同参画社会」こそが、DVなど暴力のない社会をもたらすのです。当会(徳島県)では、「アウェア」指定の加害者更生教育プログラムを実施していますが、その中には、社会学(女性学、男性学)なども入っています。加害者男性の意識が変わらないとDVは無くなりません。

Posted by 地域支援ネット そよ風 at 21:56 | 女性被害者支援 | この記事のURL | コメント(0)
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