サウスウインド後藤幸一郎さんに聞く、フェアトレード事業のやりがいやきっかけとは? [2010年01月13日(Wed)]
![]() 今回は、フェアトレードショップサウスウインドの後藤幸一郎さんに伺ったお話を紹介させていただきます! ![]() 株式会社田原飲料さんは、清涼飲料水の卸と自動販売機のフルオペレーション事業を主に行っている会社でいて、人と人のつながりを大切にするという理念のもとに「地域活性」、「国際平和」、「地球環境保全」に力を入れていらっしゃいます。 今回は、フェアトレード事業責任者の後藤幸一郎さんにお話を伺いました。 荻山 田原飲料さんは、いつ頃からフェアトレード事業を始められたのですか? 後藤さん このフェアトレード事業と、エコブランド事業を立ち上げていくなかで、私と田原とで既に5ヶ年が経過しました。 荻山 フェアトレード事業をはじめられるきっかけとはなんだったのですか? 後藤さん 2004年の10月のことになります。当時、田原飲料が飲料水の『インフレ』とも言えます、価格乱立の波に巻き込まれつつあった頃、偶然にも田原がスタディツアーに参加しました。(今思いますと、たぶんナマケモノ倶楽部さんの主催なのかと・・・) これがきっかけとなり、そこでフェアトレードのコーヒー豆に出会ったのが始まりです。 持ち帰ってきましたこのコーヒー豆で、「人と人のつながりを大切に」した商品をつくろうと、浜松珈琲が誕生致しました。 それから1年後、、フェアトレードに特化した事業を開くべく、フェアトレードショップサウスウインドを開店し、厳しい現状ながら、どうにかこうにか現在に至っております。 このフェアトレード事業は、サウスウインドの開店から間もなく、私後藤幸一郎が田原より継承を致しました。 荻山 後藤さんご自身が、フェアトレードに尽力されるきっかけは何かあったのですか? 後藤さん 当初は、なんで雑貨売りやアパレルのまねごとをしなければ・・・なんて思ってもおりましたが、偶然に見かけました、生産国の子どもたちの笑顔に感銘し、フェアトレードにこの身を捧げて、頑張っていこうと思い立ちました。 それから、浜松珈琲の全権とサウスウインドを、私と家内とでPRしながら運営し、一昨年、ECO・BLACKの企画に入り、昨年2月16日に、フェアトレード・カートカンコーヒーECO・BLACKとして、再出発を切ることになりました。 ECO・BLACKは今や、私後藤幸一郎の命ともなり(笑)、本当に我が子のように可愛い商品として、様々なところでご紹介に歩いております。 荻山 事業開始から、困難に直面したことはありましたか? 後藤さん ここまでの道のりは、とても厳しく、浜松珈琲も売れないなかで、カートカン(紙容器)なんて無謀なと、様々な方に反対をされました。 家内からも「もぅ、お父さんやめようね」って、言われて最後の賭けでもありました。 しかし、気がついてみますと、こうして荻山さまや色々な方から、お声掛けを頂くようになり、とても嬉しく心から感謝申し上げます。 きっと田原育宏も、こういう一直線な私の性格を見抜いて、フェアトレード事業を任せてくれたのだと、感謝しております。 これからも、是非ともECO・BLACK並びに田原飲料を、宜しくお願い申し上げます。 後藤さん、本当にありがとうございました! |