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佐賀からソーシャルイノベーションの風が吹く

九州の小さな県、佐賀県に1983年に設立された国際協力NGO地球市民の会。「佐賀から世界を変える」活動を行い35年。この会の副会長である大野博之がソーシャルイノベーションについて発信していきます。


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[2018年09月10日(Mon)]
地球市民の会の創設者である故・古賀武夫先生は生前、「地球市民の会は世直し団体だ」と本気とも冗談ともつかない顔つきでいたずらっぽく語っていた。また、新規プロジェクトや新しいイベントを実施する際には「佐賀から維新を起こすぞ」とスタッフのモチベーションを上げていました。

当時は私も大仰な言い方だなぁ、と思いつつ面白がっていたことを思い出します。当時はたぶん、私自身も話半分だったのかもしれません。ところが、あれから10数年たち、古賀先生がおっしゃっていたことって、今言うところの「ソーシャルイノベーション」なんじゃないかと考えると、あれは本気だったんだと気付きました。地球市民の会は「ソーシャルイノベーション」を起こす団体を目指しているからです。あぁ、当時のわが身の不明を恥じるとともに、故・古賀先生の意識の先駆性を改めて感じているところです。

そこで、故・古賀武夫先生が目指した「世直し」や「維新」を地球市民の会らしい「ソーシャルイノベーション」で語るならどうなるのだろうか、そして地球市民の会や我々は何を目指していくべきなのかを考え、発言していくことをしてみようと考えて始めたのがこのブログの目的です。

 故・古賀先生は、市民活動組織が社会に影響を与える存在になることをめざしていました。具体的にどうやっていくのかを実行してきた人でした。また、未来はこっちだぞー!と指し示す人でした。人はどう生きるべきか、人間の持つべき文明とは何かを語られた人でした。また、社会的な弱者にまなざしを向け、できることはすぐに行動する人でした。多くの人をつなげ、育てた人でもありました。

 この古賀先生の目指したものを再考して、ブログのコンテンツにしていきたいと思います。まずは、市民活動組織の社会的価値に関する、NPOマネジメント・マーケティング、資金調達・ファンドレイジング、チーム作り・ファシリテーションに関することをテーマにします。

また、市民活動セクターの現代的課題である、インパクト評価・発展的評価、組織開発、参加型地域づくり、キャパシティ・ビルディング(人材育成)について

新しく市民活動組織が取り組むべき、SDGs・持続可能な開発目標、ESG投資・ソーシャル投資、外国人材の受入れ・移民・難民などについて

そして、私のパーソナルな関心である国際協活動や地域開発、教育・子育て・コミュニティスクールについて
などもテーマにしていきます。

お付き合いいただければ幸いです。
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