CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る

2011年10月26日

インターナショナルランチ@韓国!

毎月、おかまちコミュニティカフェkittoで開催されている
インターナショナル・ランチ料理

今月はとよなかまが受託して、
いままた熱い!韓国
ランチをご提供しましたプレゼント>


そこでも、ちゃんととよなかま!
地域に暮らしている外国人で、
地域で働きたいなーと感じている方にお願いして、
手料理を披露してもらいました。

20人分の材料となると大変なので、
買い出しも手伝うと申し出たのですが、
「いや、自分でつくるものの材料は自分の目で見て買いたい!」
ということで、
買い出しから料理まで、すべてやってくれました拍手

しかも、お友だち二人もお料理からお手伝いしてくれました!



こんな体験は初めてといいながらも、
すっかり3人で、「一日シェフ・レストランオーナー」状態(笑)。

すばらしいチームワークで、



ビビンバ、チヂミ&チャプチェ、キムチサラダのセット。
これに、韓国版お味噌汁と、美容に良いといわれるなつめ茶・・・
さらに、kittoさんのデザート(シフォンケーキ)がつきました!
それで1000円はお得ですよね。


そして、ランチは、参加者みなさんでお話しながら
楽しみました。
もちろん、シェフの3人も会話に参加。

参加者には、最近、韓国語を習い始めたという三人連れ
(大の韓流ファンのようですが笑)や、
地域の小学校のママさん友だちなど、
いろんな人がおられて、
韓国の話や、日本の小学校のお話、
コミュニティカフェのお話や外国語教育のお話など・・・

いろんなお話で盛り上がりました笑顔


おいしいお料理でお腹いっぱい、
楽しいお話で胸いっぱい。




今回、シェフをしてくれた韓国人ママさんたちもとても楽しんでくれたようで、
参加者&外国人スタッフの素敵な「出会い」がまた一つ
増えたのではないかなと思いますリボン


ご参加いただきました皆様、どうもありがとうございました。

2011年10月23日

APT20周年記念〜多文化共生社会をめざして20年〜 「国籍ってなんだろう?」

今日は、京都YWCA・APTの多文化共生を目指して20年
記念シンポジウムが開催されました。


20年前というと、1991年。
ちょうど入管法が改正されて、日系人が大勢来日し、
「第3の開国」だとか、大きな社会問題になっていたころ。

日系人は製造業の工場で雇用されることが多いため、
中京・東海地域や北関東、あるいは滋賀県などに
集住地域が形成されました。


一方で、関西では、そうしたニューカマーの人たちの
集住は顕著ではなく、歴史的に「在日コリアン」とよばれる
旧植民地出身者とその子孫の方の比重が高いという
特徴があります。

それはいいかえると、
関西では、新しく日本に移住を始めた外国人の問題が
見えにくいということにもなります。


しかし、見逃せない点は、
いま日本に住む外国人に一番多い在留資格は
「永住者」(45%)であり、
「永住者」と「定住者」と「日本人の配偶者等」をあわせると
実に6割以上を占めます。
つまり、外国人はもはや「いつかは帰国する労働者」ではなく、
「日本に根ざし、根を広げていく生活者」ということです。


APTでは、そうした外国人の生活相談・電話相談をはじめとして、
外国人との共生について学校で協働授業・出張授業を行ったり、
子どもたちの学習支援やエンパワメントにつながるイベントを
行ったり、
草の根で実に地味に地道な取り組みを続けてきました。


今日のシンポジウムは、APTのそうした取り組みの
20年の積み重ねを振り返り、そして、また新しい道を進む
一つのメルクマールとなりました。
(別の方が、APTと今日のシンポジウムについて
書かれています。
中村和雄(弁護士)さんのブログへのリンク


前置きが長くなりましたが、シンポジウムでは、
APTに関わっている孫さんとマニリンさんが
それぞれの、「国籍」についての体験や思いを話してくれて、
続いて、メインゲストの陳天璽さんのお話がありました。


孫さん(在日コリアン3世、韓国籍)と
マニリンさん(7歳で来日、フィリピン国籍)は、
いまもこれからも日本に暮らす状況のなかで、
韓国やフィリピンとのつながりも大切に思う一方で、
日本とのつながりも大切にしたい―
そのなかで「帰化」という法的な手続きがもつ意味と
ゆれる思いを語ってくれました。

陳さんは、日本で「無国籍」として生まれ育った
ご自身の体験を熱く語ってくださいました。


その語りに触発されたように、フロアからは
自らの体験や思いについて熱く吐露する発言・コメントが
相次ぎました。


会場には、外国籍・日本籍、学生から政治家まで
さまざまな方がおられましたが、それぞれにとっての
「国籍ってなんだろう?」「自分のふるさとってなんだろう?」
を考える機会になったようです。


陳さんの著書『無国籍』は衝撃的なノンフィクションですが、
未読の方は、ぜひご一読を!
陳さんのプロフィール(国立民族学博物館)へのリンク


最後に、
シンポジウムでの陳さんのメッセージ:
「国籍での差別もなくさないといけないけど、
国籍がある・ないで差別されることのない社会を!」


多文化共生の20年の歩みは長く、けっしてたやすいものでは
ありませんでした。
でも、
まだまだ道はけわしい、
それでも進むしかない、
新しい道をつくっていくしかない・・・

そんな思いを新たにした20周年記念シンポジウムでした。


2011年10月20日

外国人ママと帰国ママのおしゃべり英語サロン


外国人ママと帰国ママのおしゃべり英語サロン



お茶を飲みながら、海外に住んでいた時の経験や
日本での生活などについて、英語でお話するサロンです音符


せっかく海外で覚えた英語を使う場所がない。
海外から帰国して、なかなか居場所が見つからない。
地域に住む外国人と仲良くなりたい。
お茶を飲みながら、楽しいヒトトキを過ごしたい…
というあなたにハート
 

英語のレベルは問いません。
とよなかまの明るい外国人スタッフが、会話を盛り上げます。
ただ聞いているだけでもOK。時には、日本語が飛び出してもOK。

       お誘いあわせの上、ぜひ一度、ご参加くださいリボン


【日時】 11月4日(金) 13:30〜15:00 

  
【場所】 おかまちコミュニティカフェkitto
(阪急岡町駅から岡町商店街を東(市役所方面)へ。
スーぱーサボイ・ダイソーのあるビル2階)


【参加費】 1500円(お茶代込)


【対象】 海外帰国生のママ、テーマに関心のある方、地域の外国人
      

【お申込み】おかまちコミュニティカフェkitto
       06-6841-5120
       (営業時間10:30〜18:00 木曜日定休)

      もしくは、
      本ブログの右コラムにあるメールフォームから
      お申し込みください。     
      (お名前とご連絡先を明記下さい。)


【主催】 とよなかま
【協力】 おかまちコミュニティカフェkitto

2011年10月18日

How 3.11 affected me...

I got interviewed by a 14-year old student in the UK
who was writing about the 3.11 great earthquake and tsunami disaster,
with regard to how it affected me and my life,
and my hopes and plans for moving and working there in the future.


Here are his questions, followed by my answers,
if anybody is interested...


Questions:
1 How did the tsunami affect your life?
2 Why have you decided to move to one of the affected areas?


Answers:
I am afraid I am not the typical case for your study
that I am not from the area but marrying a guy
who is living in Fukushima (He is not from the area originally either).
Having said that, my answers are:


1.
My life is not changed.
But my BF's has in terms that he had been living a very career-oriented life
but since he saw people's lives so easily washed away in a moment
he started to think what really mattered in his life.
Having a family, spending a happy family life with loved ones
first came to his mind.

His sense of value changed in the way to value family/leisure time
more than his career/work time, and spending money for that
rather than spending money for consumption goods.
The goods are to be so easily lost/destroyed by the fierce power of nature.
What would be left and remembered after such a natural disaster??
What would be cherished and valued?

I, myself personally, did not experience this kind of change and deliberation
at the time of the disaster, but talking to my BF,
these questions were really significant and convincing.

In Japan , it is said that many couples decided to get married
for more or less similar reasons,
while other couples decided to end their relationships
because they could not share their strong emotions/feelings
brought to their mind by 3.11 or
because they felt "He/She is not the one whom I would want to be with
at the end of the world..."


2.
I have answered already. but if I could add:
I would be very hesitant to move to Fukushima or Touhoku region in general
if not this disaster, to be honest.

Touhoku was and still is a very rural, depopulated, super-aging region.
It is peripheral.
This is why there are many nuclear power plants to send electricity
to the great Tokyo region.
Touhoku people risked their lives in return for the subsidies of the power plants.
Also they were the ones who supply food (especially agricultural and fishing)
for more better-off regions.
Japanese people, including myself who live in a urban area in West Japan,
were not so aware of this fact, and did not give it a critical thought.
I was not understanding and had little empathy/compathy.

The disaster was so devastating and drew huge attention towards Touhoku.
A lot of people/things/thoughts were sent.
But I am afraid the attention will fade.
The people there will have to rise by themselves,
for the community/industry rebuilding/revival
which had been shrinking before the disaster.
It is a start from the negative.

I just thought I would want to be a part of the endeavour as a local citizen
(marriage migrant indeed!) and as a person who has been engaged
as a minority-support and community-organise practitioner.

Accidentally, Fukushima/Touhoku has become a place
with the very special significance and
will provide/be faced with a lot of opportunities and challenges,
more so than ever before.

It will make a story of rebirth.
Why not moving there??


I hope you know what I mean,
Yuko

2011年10月16日

daddy's cafe 初級中国語体験

昨日は、Club Toyonakama子ども英会話に続いて、
おかまちコミュニティカフェkittoさんと共催で、
daddy's cafeを開催しました。

地域のお父さんたちにもっと地域活動に参加してもらおう!
という趣旨で毎月第3土曜日に開催している
daddy's cafe乾杯

とよなかまとの共催では、7月にメキシカンお料理イベントを
開催しました。
(イベントの報告は☞ブログ内リンク

それ以外にも、お父さんメインのヨガ講座やPTAについて語る会など、
とても興味深いイベントが開催されています。

それでも、お父さんたちが週末にコミュニティ活動に参加するのは
ハードルが高いようですね。
家族一緒だと良いのかな?
週末は家でゆっくりまったりしたいのかな?


昨日10月15日のdaddy'sは、小学校の運動会と重なっていたこともあって、
お父さんの参加はお二人でした。
あとは、阪大生が4人参加してくれたので、総勢6名。


そして、講師は・・・
中国で日本人留学生を対象に、中国語を教えていた王さん。
まだ日本に来て日が浅いのですが、日本語はとても上手。
そして、中国の大学でとても人気のある先生だったというのも納得の
明るくて楽しいお人柄。

今日は、なんと、中国で王さんに中国語を教わっていたという方も
参加してくださいました。


中国で活躍されていた方が、来日後も地域で活躍する。
その場に、中国時代の教え子(?)も参加される。
こんな風に、人の輪が国境を越えて広がっていくといいですよねキラキラ


さて、肝心の中国語講座ですが(笑)、

中国語はもちろん、「漢字」です。



漢字から意味を推測できるでしょうか?
音からはどうでしょうか?
こんな漢字づくめの文化にいきなり移住するようになったら
どんな気持ちになるでしょうか?

いきなり、中国疑似体験から始まりますロケット


それから、初級中国語の世界へ学校



中国語には、四声といって、4つのイントネーションがあります。
それを間違えると、おなじ「マ」の音でも全く意味が異なります困った

これが意外と難しい・・・


ダディーズも苦戦?善戦?
こういうお勉強は新鮮だったようですね(笑)




四声に続いては、数字です。
ことばを学ぶのに必須ですね。

中国語の数字を言うのも一苦労ですが、
なんと、指の数え方もとってもユニーク。
指と口と耳と目と・・・フル回転で、みんなで練習しました炎




中国語を学ぶには、もちろん、中国文化についても
学ばないといけませんね!

今回は小中学生の子どもをもつダディーズが対象ということで、
中国の学校にまつわるお話とクイズをしました。

中国の学校の建物は?授業科目は?運動会は?
どんなところでしょうか???

そんなことを想像させる王さんのお話。




ことばを学ぶときに、
その国の人や文化についても理解を深めることができれば、
実際にことばを使ってコミュニケーションするときに
役立つのでは?


とよなかまの活動の原点を改めて実感した王さんの中国語講座でした♬

2011年10月15日

みんなで楽しく英会話!!

9月に引き続いて、今日も
Club Toyonakama 英語を話そう!楽しもう!
のレッスンが行われました。

無料体験で多数の子どもたちが
参加をしてくれて、総勢8名でした。

初めて参加の子どもたちは
1年生〜4年生までさまざまでしたが、
英語を習っている子どもや、
初めて英語に触れる子どももいて、
みんなで楽しく英語に触れ親しむレッスンになりました。


まずは、アルファベットです。



しっかりシャーリー先生の発音に耳をすまして・・・
何度も繰り返して覚えました。


それから、また別の教材をつかって、
アルファベットの音と単語を練習します。
フォニックスの手法ですね。
9月から引き続いて参加してくれている子どもには
おさらいになります。




たくさん練習した後は、たのしいゲームをしておさらいします。
アルファベットと単語のBINGOゲームです。
ゲームになると、子どもたちの集中力も飛躍的にUPしますね炎



「次、○○あててや〜」など、
自然と単語を覚えている子どもたち。
すばらしい拍手


最後は、アルファベット魚釣りゲーム。
アルファベットがかかれたお魚をみんなで用意して・・・




2チームにわかれて、競争です!



アルファベットって、少し向きが変わったり、
ランダムに並べられると、ややこしいですよね!


でも、今日のレッスンではみっちりお勉強できたし、
新しいお友だちもたくさんできたし、
充実していたのではないかなと思います。


次回は、10月29日
ハローウィンPARTYです宇宙人

2011年10月13日

インターナショナルランチ 〜今また韓国が熱い!〜

インターナショナルランチ
 〜今また韓国が熱い!〜



今ふたたび注目を集めている韓国炎

豊中市に住むスヒョンさんの手作り韓国料理を楽しみながら、
簡単な韓国文化&韓国語を学んでみませんか??

今からでも遅くないびっくり


【シェフ&講師】 金秀昡(きむ・すひょん)さん


【日時】10月26日(水)12時〜14時


【場所】おかまちコミュニティカフェkitto
(阪急岡町駅から岡町商店街を東(市役所方面)へ。
スーぱーサボイ・ダイソーのあるビル2階)


【参加費】1000円(手作り韓国料理と簡単な文化紹介)


【お申込み】おかまちコミュニティカフェkitto
       06-6841-5120
       (営業時間10:30〜18:00 木曜日定休)

      もしくは、
      本ブログの右コラムにあるメールフォームから
      お申し込みください。     
      (お名前とご連絡先を明記下さい。)


【主催】 とよなかま
 おかまちコミュニティカフェkitto

2011年10月11日

「小学校英語活動と国際理解」

もう1件、
小学校外国語活動に関する講座のお知らせです学校


神戸海星女子学院大学公開講座「小学校英語活動と国際理解」


日時: 2011年10月30日(日)

講演:
「小学校英語活動と国際理解〜世界の中の日本文化 ・日本の中の世界文化〜」
福智佳代子先生 (神戸海星女子学院大学准教授)

会場:
神戸海星女子学院大学 アセンブリホール
兵庫県神戸市灘区青谷町2-7-1

会費:
無料

申込み方法:
事前の予約は不要です。当日直接会場にお越しください。
定員250名。

連絡先:
詳細はこちら
神戸海星女子学院大学 公開講座係
TEL:078-801-2277(代表)
〒657-0805 兵庫県神戸市灘区青谷町2-7-1 

日本児童英語教育学会(JASTEC)関西支部 秋季研究大会

秋は学会やシンポジウムのハイシーズンですね♪

最近、当ブログではなかなかupできていない
小学校外国語活動についてですが、
(教材とか現状・課題についてなど、
記事を書きたいと思いながらなかなか・・・困った

関西で開催されるシンポジウムのお知らせです。


日本児童英語教育学会(JASTEC)関西支部 秋季研究大会

日時: 2011年11月13日(日)

特別企画:
「公立小学校の英語活動はいま−現状、課題、展望」

提案者:森川敦子先生(広島市教育委員会)、
高谷陽子先生(高槻市教育センター)、
笠原一先生 (横浜市教育委員会、前・国立教育政策研究所)

コーディネーター:樋口忠彦先生(前・近畿大学)

講演:
「小学校外国語活動の現状と課題−うまくいかないのには理由がある−」
金森強先生 (松山大学)

このほか課題別分科会、ワークショップ、
ビデオによる授業研究と協議 などがあります。

会場:
近畿大学
大阪府東大阪市小若江3-4-1(近鉄大阪線・長瀬駅下車、徒歩約12-3分)

会費:
一般1,000円、学部学生500円
※JASTEC会員は無料。賛助会員は所属の3名まで無料。

申込み:
予約の必要ありません。会場に直接お越しください。

連絡先:

詳細はこちら

日本児童英語教育学会(JASTEC)
関西支部事務局(田邉義隆)
E-mail: ytanabe@kindai.ac.jp
TEL:06-6730-5880(内線3547・研究室直通)
関西支部長 樋口忠彦:TEL:0742-46-6409

2011年10月07日

地域研究コンソーシアム(JCAS)「コンソーシアム・ウィーク(2011年)」

地域研究コンソーシアム「コンソーシアム・ウィーク」開催のお知らせ


とよなかまもよく使う「地域」って一体なんだろう?
東日本大震災関連のニュースでもよく耳にする言葉です。

その一方で、
グローバル化や人の動きの活発化の中で、
「いま ここ」という概念が「脱領土化」しているという
議論もあるわけですが・・・

このブログでは難しすぎるので、
ご関心ある方は、是非シンポジウムに
足をお運びください(笑)メモ


詳細は、JICAS公式サイトでご確認ください

(以下、転記。)


 地域研究コンソーシアム(JCAS)では、毎年11月頃をコンソーシアム・ウィークと位置付け、年次集会を含むさまざまなシンポジウムやワークショップを実施しています。JCAS加盟組織の研究者や実務者がそれぞれの持ち味を持ち寄ることで、組織の壁を超えた共同研究を推進するとともに、共同研究のための出会いの場を提供します。コンソーシアム・ウィークのイベントにはJCAS加盟組織に所属していない方でも参加できます。多くの方々のご来場をお待ちしています。
 2011年度のコンソーシアム・ウィークには以下の2つのシンポジウムおよび2つのワークショップが実施されます。

(1)年次集会・一般公開シンポジウム「『情報災害』からの復興―地域の専門家は震災にどう対応するか―」

趣旨:
東日本大震災には、自然災害(地震・津波)や技術災害(原発事故)だけでなく、情報や知の基盤が損なわれる「情報災害」の側面もある。マスコミや学術研究が発信する情報や知は常に正しいという信頼が揺らぎ、「いま、ここ」でどう役に立つかばかりが問われている。地域研究も、学術研究の一部であり、当然例外ではない。ただし、その一方で、常に現場から現実を捉えようとしてきた地域研究には、既存の研究分野がこれまで対象としてこなかった事象を積極的に意味づけることで、その専門分野の有効性を立て直す力がある。 本シンポジウムでは、東日本大震災において地域研究者が「いま、ここ」でどのように役立ちうるかを考えるとともに、「いま、ここ」から時間や空間を広げて、地域研究の知が災害対応と直結した学術研究とどのように結びつきうるかを検討し、地域研究の専門性を磨くことによる災害対応について考えてみたい。

 ■ 日時 2011年11月5日(土)、10:00-11:45(総会)、13:00-18:00(シンポジウム)
 ■ 場所 大阪大学豊中キャンパス 文系総合研究棟302講義室
 ■ 構成
   第1セッション
   趣旨説明 上野稔弘(東北大学東北アジア研究センター)

   [1]東日本大震災におけるJCAS加盟組織の活動紹介
   報告1 青山亨(東京外国語大学)
      「多言語情報の発信について」
   報告2 寺田勇文(上智大学アジア文化研究所)
      「在日フィリピン人被災者支援について」
   [2]震災現場での活動
   報告1 平川新(東北大学東北アジア研究センター)
      「地震災害後の資料保存について」
   報告2 吉富志津代(大阪大学)
      「阪神淡路大震災と東日本大震災の支援を通じて」
   討論

   第2セッション
   趣旨説明 山本博之(京都大学地域研究統合情報センター)

   報告1 西芳実(京都大学地域研究統合情報センター)
     「戦争の時代から人道支援の時代へ―スマトラにおける異文化接触の変遷から」
   報告2 森山工(東京大学大学院総合文化研究科)
     「日常性とカタストロフィ―マダガスカル地域研究から」
   報告3 川喜田敦子(大阪大学大学院言語文化研究科)
     「戦災と復興をどうとらえるか―戦後ドイツの記憶と記録」
   コメント1 峯陽一(同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科)
   コメント2 林勲男(国立民族学博物館)
   コメント3 大矢根淳(専修大学人間科学部)
   全体討論
   閉会挨拶


(2) 次世代地域研究ワークショップ

※同じ時間帯に異なる場所で2つのワークショップが開催されます。
■ 日時 2011年11月6日(日)、14:00-18:00
■ 場所 大阪大学豊中キャンパス

A会場:文系総合研究棟302号室
「イスラームが経済に与えるインパクト」
企画責任者:福島康博(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所)

14:00-14:10 趣旨説明
  福島 康博 (東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所)
14:10-14:55 第1セッション「ムスリム女性のファッション」
  大川 真由子 (東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所)
  塩谷 もも (島根県立大学短期大学部)
14:55-15:40 第2セッション「ハラール食品」
  川畑 亜瑠真 (京都大学大学院)
  今堀 恵美 (東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所)
15:40-15:50 休憩
15:50-16:35 第3セッション「人の移動」
  安田 慎 (京都大学大学院)
  福島 康博 (東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所)
16:35-17:20 第4セッション「イスラーム金融」
  川村 藍 (京都大学大学院)
  長岡 慎介 (京都大学)
17:20-17:30 休憩
17:30-18:00 総合ディスカッション

B会場:ステゥーデントコモンズ2階 セミナー室
「トランスナショナルな子どもたちの教育を考える―課題解決の方法を探る」*要事前登録
企画責任者:矢元貴美(大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程)

14:00-14:10 開会挨拶・プログラム説明・前回ワークショップの成果
14:10-17:00 グループ別ワーク(タイトル未定)
ブレインストーミング、対応策(行動計画)を考える、提言に向けてのまとめ
17:00-17:10 <休憩>
17:10-17:30 全体共有
17:30-17:50 招聘参加者(キーパーソン)からのコメント
17:50-18:00 閉会挨拶
 

※ このワークショップはJCAS次世代支援ワークショップとして実施されます。次世代支援ワークショップの公募についてはこちらを参照してください。


(3) 地域研究のだまし絵―「グローバル化」の後に「地域」への眼差しを再考する

■ 日時 2011年11月4日(金)、15:30-19:00
■ 会場 大阪大学豊中キャンパス文系総合研究棟301講義室

趣旨:
「グローバル化」という言葉は、私たちが研究対象とする「地域」が普遍的で自明な単位でないことに気づかせてくれた。しかし、それはただ「地域」を地球という次元に置き換えて「地域」への眼差しを問い直せばことたりるといった次元の問題ではもちろんない。「グローバル化」という言葉は、近代以降の学知が依拠してきた「地域」を認識する枠組みがある種のだまし絵として描かれてきたいことを明らかにしている。

本シンポジウムでは、「地域」認識の枠組みそのものを再考するうえでの有力なヒントを含む4つの研究を手がかりに、近代的な「地域」認識の枠組みを一方では現在と過去の対比から、他方では見る者と見られる者の対比から相対化し、それを取り去った後に見えてくる「地域」への眼差しのあり方(あるいはもう一つのだまし絵)について何らかの展望を得たいと考えている。

■ 構成
  司会 宮原曉(大阪大学グローバルコラボレーションセンター准教授)
  報告者
   報告1 古谷大輔(大阪大学世界言語研究センター准教授)
   報告2 齋藤剛氏(神戸大学大学院国際文化研究科准教授)
   報告3 山根聡氏(大阪大学世界言語研究センター教授)
   報告4 床呂郁哉(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所准教授)
  ディスカッサント
   中川 理(大阪大学グローバルコラボレーションセンター特任准教授)
   村上忠良(大阪大学世界言語研究センター准教授)