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2012年01月18日

豊中市外国人市民会議

今日は、先日も参加した豊中市外国人市民会議の
第4回が開催され、オブザーブとして参加してきました。
前回の会議についての報告はコチラ→ブログ内リンク


前回は、日本で生活するなかで関わるさまざまな「場」
(たとえば、家族内、職場、学校、国際交流センターなど)における
情報の流れについて、
外国人にとってはどこに情報・人とのつながりのしんどさがあるかが、
幅広く議論されましたメモ


今日は、そのなかでも話題になることが多かった
「学校」に焦点をしぼり
「学校と外国籍市民」がテーマになりました学校


豊中市では、海外から帰国した帰国生を主に支援する帰国教室や
その保護者が交流する帰国サロン、
外国から渡日した児童を支援する渡日児童相談室や通訳支援などの
仕組みがあります。


でも、それぞれの支援は十分なのか、
各児童・保護者のニーズ・ケースにどこまで応えられているのか、
担任の先生の役割やトレーニングについて、など
たくさんの意見・質問がでました電球


また、この会議の議員のみなさんはほとんどが、
外国にルーツをもつ子どもを育てているわけなので、
外国ルーツをもつ子どもに関する学校(教育委員会)の取り組み・方針、
国際理解教育を推進する計画について、
不就学児童の把握と現状について、 など
教育委員会の担当職員に直に質問し、議論する時間にもなりました。


そのなかで、特に印象的だったのは、
「外国籍住民として、学校教育の国際化で一番充実させて欲しいこと」
という議論のなかで、
通訳支援や先生と保護者とのより良いコミュニケーションなどという
制度上の改善は、「国際化」とはいえないのではないか、
という意見がでたことです。

なかなか文脈なしでは説明しづらいのですが汗
「国際化」のためには、「日本のことをよく知る」とか
「他国のことをよりよく理解する」というのではなく、
「世界の中の日本」という視点を養うことが一番大切ではないか
という意見です。


いくら制度が改善されても、「外国人」が
「よそ(異文化)から来た人」という対応が続くのではないか。
そうではなくて、「日本」と「外国」という構図ではなく、
「世界の中の日本」という見方がまず大切だと。

この考え方には、とよなかまも共感します星


こうした外国人ママ・パパが、教育委員会に直接意見し、
それがまた、市民との論議を得ながら
政策・制度に発展していけばいいなあと思いました笑顔

2011年11月09日

豊中市外国人市民会議

豊中市では、2005年7月から、
「外国人市民会議」を設置しています。
今日は、2011年度の第3回会議が開催されました。
会議に参加するのは、市内在住の外国籍メンバーですが、
それ以外の方もオブザーバーとして見学できます。


「会議の目的は、
地域社会の構成員である外国人市民自らが
生活に関わる問題を話し合い、
その生きた声を市政に取り入れることで、
外国人市民と日本人市民のすべてにとって暮らしやすい
「共生のまちづくり」を進めることです。」
豊中市HPより


今日の会議では、外国人市民をとりまく情報の流れが
最初に確認されました。

市役所(教育委員会、福祉、保険、子育てなど・・・)
教育機関(小中学校、幼稚園・保育所)
その他の公共施設や国際交流センター、
職場、友人・知人、地域社会等

実は、さまざまな形で、情報が往来する仕組み・仕掛けが
存在しています。
でも、実態は・・・

情報がいきわたってないところ、
いきわたりにくいところ、
外国人市民が最も求めている情報とのかい離・・・

そんなことを、さまざまな背景をもつ外国人メンバーの方が
率直に話し合いました。


必然的に、その内容は多岐にわたり、
なかなか収拾が難しいところもあるように見受けられましたが、

それでも、
市民の「生の声」は貴重で、
仕掛け・仕組みを作り、運営している方にとっては
見落としている点もたくさんあるのではないかと感じました。


そもそも、この会議に参加している外国人市民の方々は、
行政やその他の機関などからの公的・特別な支援は
あまり必要ない方々です。
第一、会議は資料も含めてすべて日本語です。

いわば、「なかなか目に見えない、問題が可視化されないマイノリティ」と
いえるのではないでしょうか?
ある意味、「外国人」と「日本人」のはざまにいるような感じもしました。


主流社会の既存の構造のなかでは、
表面化しにくい問題やニーズが課題化され、
その声が聞き入れられていく。


この「場」での声が、施策に反映されることも大切ですが、
地域社会に広く聞かれる、
もう一つの「場」があってもいいのかあ・・・
「共生のまちづくり」のためには、制度も必要ですが、
地域社会の意識を高めることも必要ですから。。。


2011年04月06日

東京都の外国ルーツの子どもたちの高校進学に関する実態調査報告書

外国にルーツをもつ子どもたちの学習支援@たぶんかフリースクールを続けている多文化共生センター東京が、2010年度の調査報告書を発行されました。
 
外国にルーツをもつ子どもは増える一方で、その高校進学に関してはまだ大きな壁があるのが現実です。
 
そうした子どもたちに日本社会で生きるチカラを与えているフリースクールの取り組み、ぜひご高覧ください。

 
以下、多文化共生センター東京からの案内を転記いたします。

<転送・転載歓迎>
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

多文化共生センター東京
 『東京都の外国ルーツの子どもたちの高校進学に関する実態調査報告書』

多文化共生センター東京は、外国ルーツの子どもたちの教育実態を明らか
にするために、2001年度から2009年度まで、東京都の外国籍児童・生徒に
関する実態調査報告書を計5冊発行してきました。
 
しかしながら、外国ルーツの子どもに関する東京都の公式データはいま
だ限られており、それゆえ、厳しい状況におかれている外国ルーツの子ど
もたちの高校進学の実態は十分に明らかにされていません。そこで、6冊目
となる2010年度の本報告書は、新たに「高校進学アンケート調査」及び
「たぶんかフリースクールからみえてくること」を加え、明らかにされる
ことなく放置されている外国ルーツの子どもたちの高校進学の実態と問題
点を解明することをめざしました。

 
本報告書を契機として、国及び東京都教育委員会、そしてこの社会に生き
る人びとが、困難な状況におかれている外国ルーツの子どもたちの存在に目
を向け、彼/彼女らの現状と将来を真剣に考えることを切に願っています。

  【報告書の構成】
 T.東京都公立小・中・高校における外国籍児童・生徒の在籍状況
 U.進路ガイダンス調査
 V.外国ルーツの子どもたちの高校進学アンケート調査
 W.たぶんかフリースクールからみえてくること
 X.まとめ
      <価格:1,050円(税込)/送料:1部80円>
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