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2011年05月30日

豊中市小学校英語(外国語)体験活動 2010年度報告書

豊中市内の小学校で地域在住外国人が活躍する 
 『小学校英語(外国語)体験活動』        
2010年度の活動内容とこれまで5年間の成果をまとめた報告書が
ついに完成!






とよなか国際交流協会で販売中(1000円)。
協会のサイトにとびます。




目次:
1. 豊中市小学校英語(外国語)体験活動事業 概要
2. 学校からの評価 : 学校アンケートの分析
3. サポーターによる評価
4. 子どもたちからの評価 : 子どもアンケートと子どもからの手紙の分析
5. 豊中市小学校英語(外国語)体験活動2006-2010 5年間の成果
6. おわりに : 小学校「外国語活動」に求められていること





2011年度も引き続き、とよなか国際交流協会が豊中市教育委員会と協働で
事業を実施しています。


2011年05月02日

『英語ノート』廃止!

 ブログ開設以来、すごいペースで更新を続けてきて2週間。
早くも更新ペース大幅ダウン困った
 その間、
2010年度豊中市小学校英語(外国語)活動事業報告書の作成に
てんてこ舞いでした。
 おかげさまで、4月末になんとか初版が完成しました。
一部原稿が未納なので、最終版まではあと少し・・・。

 さて、そんなことをしている間に、
すごいニュースが飛び込んできました!

2011年度予算案が成立し、
『英語ノート』の廃止が決まりました。
 
 
 震災一色の予算委員会ですが、
それでも、この4月から必修化されたばかりの小学校「外国語活動」の
一応は「教科書」的存在だった『英語ノート』が
あっさり廃止になるなんて・・・
 
 新しい教材が作成されるとか、
教員研修が拡充されるとか、という話ですが、
この数年間の小学校の先生方の不安・混乱・努力を
まるで無視したとんでもない結論です。
 
 「外国語活動」で育成したい人はどのような人で、
「コミュニケーション能力の素地」とは具体的にはどういうものなのか、
社会的課題と理想的な社会像についての議論なしに、
教材作成や教員研修をしても無意味なのは自明です。

 
豊中市では、地域に住んでいる外国人を
「外国語活動」(と、「総合」)の授業に派遣して、
子どもたちとの豊かな出会い・コミュニケーションを促す授業に
取り組んでいます。
そのことで、
社会になかなか参加できずにいた外国人住民の
エンパワーメントにもなるし、
また、身近な外国人が教壇に立って、
自分の経験・思い・背景について伝える姿を見ることで、
外国にルーツをもつ子どものエンパワーメントにも
つながっています。
さらには、そうした取り組みは、
異なる背景をもつ人たちと共生する地域社会の形成
にもつながっています。

 「コミュニケーション」とは技能だけではなく、
相手の背景に関する知識や、
相手のことをもっと知って理解しようとする姿勢・態度も必要で、
そして何より、
交流する相手がないとはじまりません。

 どんな「相手」と
どんな「コミュニケーション」をすることが、
求められているのでしょうか。
 
 この機会に、もう一度、
「外国語活動」の意味と目的について、
積極的な議論をしていきたいと思います。
 
 
 以前から小学校「外国語活動」導入について、
警鐘を鳴らされていた江利川先生の研究室ブログには、
たくさんのコメント・意見が寄せられています。
 ご参考までに・・・
 江利川研究室ブログ 『英語ノート』廃止、見えない展望

2011年03月29日

豊中市小学校英語体験活動 朝日新聞に掲載されました!


朝日新聞(夕刊)  2010年(平成22年)12月15日掲載


小学校高学年で来年度から外国語(英語)が必修になるのを前に、大阪府豊中市でユニークな取り組みが進んでいる。身近に暮らす外国人をサポーターとして登録し、英語や外国語の授業をしてもらう。語学だけではなく、他文化理解や交流も芽生えている。


外国人が地域で活躍できる場をと、同市の「小学校英語(外国語)体験活動事業」として2006年から始まった。昨年は、フィリピンや中国、インド、ペルーなど18カ国57人がサポーターになり、49校の3年生から6年生に、約3600時間の授業した。


英語サポーターは、母語か第二言語で習得している人や、生活や学習に使ってきた人が対象。9割以上がネーティブスピーカーではないが、英語で授業を受けたり、仕事で使ったりした経験がある。


両親がスリランカの外交官のネルソン・百合子さん(34)は07年から参加している=写真。授業では、ご飯を手で食べる文化について話し合ったこともある。「自国の文化をつたえることの楽しさも感じた」とネルソンさんは話す。


事業を担当する「とよなか国際交流協会」の榎井縁事務局長は「言葉の学習は、人とふれ合い、話したいと思う気持ち抜きには考えられない。来年度の必修カリキュラムにいかしたい」と話す。 (小林裕幸)