CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る

2011年07月03日

これからのNPOの広報・ファンドレイジングについて

今日は、京都YWCA・APTで、
NPOの広報・ファンドレイジングなどについての
研修を受けてきました。
APTのブログはコチラ


とよなかまもそうですが、
長年草の根で活動してきたAPTにとっても、
広報や寄付金獲得は大きな課題。


今日の講師は、森本のり子さん(京都市市民活動総合センター)

以前は、テラ・ルネッサンスに勤務され、その後、
京都地域創造ファンドや京都NPOセンターにも
従事されて、
実際のNPOの現場と、NPO支援の現場と
たくさんの経験をお持ちです 力こぶ

テラ・ルネッサンスのサイト
京都市市民活動総合センターのサイト
京都NPOセンターのサイト



3月11日の東日本大震災は、
数知れない物事に変化をもたらしました。

市民の「寄付」に対する意識もその一つ。


それまでNPOなどに向かっていた寄付が復興に回るのは
当然のこととして、
逆に、その寄付金が何に役立ったのか明確ではないことなどから
「寄付疲れ」も起きるのではないかと
危惧されています。


それを、「寄付の文化を根付かせるチャンスに変えよう!」


いまの時代、「自分も一市民として、社会を変える一員なんだ」という
意識・意欲は増しています。


そうした市民との「つながり」を目に見える形でつくる、
その基盤づくりがこれからのNPOに求められている。


森本さんは、アメリカのRoom to Read (サイトはコチラ)や、
かものはしプロジェクト(サイトはコチラ)の
ファンドレイジングの取り組みを紹介されました。


寄付者が、「コアファン」から「ちょっとだけファン」まで
ピラミッド式になっている時代は終わり、
いまは、
いろんな受益者が
リソースや関わり方、属性やメリットに分かれて
グループを形成し、
そのグループごとにNPOを支援する仕組みづくりが
求められていると。

なかなか文章では説明が難しいのですが・・・・


NPO事務局が自ら広報や寄付金獲得のために動くだけではなく、
外部のリソースとwin-winの関係を築いて
支援者・広報として役立ってもらう。
そのために、一つ一つの受益者グループの益にもなるように
イベントを開催する。
さらに、そのイベントはNPO事務局ではなく、
受益者グループに企画・調整してもらう(アソシエイト)。


アソシエイトは、ボランティアほど寄付先NPOに帰属意識は
もちません。
もう少し広い意味での、「なかま」「ステークホルダー」で、
「場所を貸す人」「人を貸す人」「知恵を貸す人」「声をあげる人」、
さまざまなリソースを提供します。

まさに、
「寄付する人」が「パートナー」となり、連携・連帯するわけです。


そして、いま、そんな連携・連帯(NPOとの)を求めているのが、
「企業」だと言います。

森本さんは、中間支援組織にいらっしゃるので、
その流れをひしひし感じるそうです。

企業は自分たちのもっていないリソースを
NPOがもっていることを理解し始めた。
信頼できて、パッションやミッションを共有できるところを・・・


専門的な用語では、
cause-related marketing (CRM)と言われていますね。
商品・サービスに社会貢献を結び付けてマーケティングする手法です。


NPOは、企業の
「寄付or社会貢献つき商品」とタイアップできるのではないか。
あるいは、
「社員の人材育成」に関われるのではないか。


一般市民の寄付意識が高まるなかで、
企業の社員の社会貢献活動への参加意識も高まっています。

そのパートナーになれる可能性もあるのでは・・・。


寄付をいただいても、それを何にどのように使ったのか、
説明していくのは、長期的には一番ハイコスト。
それよりも、連帯・連携のなかで、
目に見える関係性や、お金の流れを作っていく方が
ローコストではないか。。。



「気軽に社会貢献したい」人たちと
うまくつながり・かかわりあいながら、
「寄付が当たり前の社会の到来」(特に、企業)
に向けた
準備をしていきたいものです。


勉強になりましたお金



この記事へのコメント
コメントを書く
トラックバックの受付は終了しました

この記事へのトラックバック