「対人援助者のためのエンパワメント・ワークショップ
〜対話力を身につけよう!〜」
に参加してきました。
講師は、
ホリスティック教育実践研究所所長の
金香百合さん。
(金さんのホームページはこちら。)
いわゆるファシリテーターの草分け的存在の金さんによる、
「ボランティアの対話力」の基礎となる、
「健全な(自尊感情が豊かな)人間の在り方」について☆
援助をするボランティア側が、
本来の力を奪われて、援助を必要としている人の
状況や背景についていくら理解をしていても、
その人との双方向で対等なつながりやかかわりを作れないと
相手の自尊感情を再び高めることはできない。
そのためにまず必要な、ボランティア側の自尊感情を高めるためには、
「自己決定しながら生きる」こと。
ないものを求めるのではなく、
できること・良いことを探しながら、
それを応援してくれる人たちに支えられて、
誰かのためではなく、すべて自分のために生きること。
それができれば、たぶん、
自分よりもサポートが必要な人を援助する時に、
その人の「自己決定」をも支えられると。
良い自己決定をできる人たちが
対話(はなす・きく)しながら、
関わり合い、つながりあう・・・
「心の扉は、健全でないと開かなくなる」 と、金さん。
「心の扉」の向こう側まで想像できるように・・・
まさに、ホリスティック・アプローチですね

※ホリスティック・アプローチとは、
部分(ひとつひとつの目の前の現実)を大切にしながら、なおかつ
さまざまなつながりかかわりバランスの中で総合的な取り組みのプロセス
(レジメより引用。)