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2011年12月18日

「空回り」「やりっぱなし」にならないためのマーケティング入門〜NPOのためのマーケティング〜

今日は、箕面市民活動センターで開催された

「空回り」「やりっぱなし」にならないためのマーケティング入門
〜NPOのためのマーケティング〜

を受講してきました。

講師は、株式会社出藍社 代表取締役
松崎光弘さん。

松崎さんは、「イノベーティブな人づくりを通して、社会を変える仕事を創る」ことを
めざして、コンサルティングや若手創業者の支援などを手掛けられています。
そして、とよなかまも助成をうけている
NPO法人edge社会的企業創業支援ファンドの委託元、ETIC.のカウンセリングも
されているとのことめがね


講座は、10:00から15:30までの長丁場でしたが、
時間を忘れるくらいの充実した内容でした。

NPOのマーケティングについて、
Wants, Needs, Can, Impactの4つのテーマにわけて、
明日からでも使えるポイントを提示されました。

この一年、さまざまな方にお世話になりながら、
とよなかまの活動を続けてきましたが、
NPOの経営って、奥が深い(笑)びっくり


今日のお話の中で印象的だったのは、
「ミッションを遂行するために、共感者を増やすこと。
その結果として、社会変革が促されることを目指すこと。
その過程を重視しすぎると、なかなか広がらない。」
という主旨のメッセージです。

これは、昨日の湯浅誠さんの話や、一昨日の学生の発表会とも
共通する点です。


「しんどい人たち」の課題解決が住みよい社会につながっていく―
だけど、その活動の協力者たちは、必ずしも「善意」を伴う必要はなく、
「自分が欲しいもの」が手に入ることで社会的課題につながっていけば
それはそれで、みんなハッピーなわけで。

取り組みの過程ではなく、結果として、社会がどうなるのか―
「意識変革から行動・実践へ」という、社会運動的な訴えとは
少し温度差がありますねペンギン


だけど、昨今よく耳にする「社会的企業」として
持続可能な事業を展開していくためには、
一つのとても現実的で有効な考え方だと思います電球


事業への関わり方はみなそれぞれだけど、
関わってくれる人たちがみんなハッピーになる―
そんな思いをかたちにして、社会を変える仕事をしている
イノベーティブな先輩方の背中を
これからも一生懸命追いかけていきたいと思います走る








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