• もっと見る

«まちサロン in cafe 2月『ビールの概念が変わる!〜4種試飲しながら地域とビールを知る〜』 | Main | 能登半島地震復興支援募金の報告»
まちサロンin cafe4月「旅とギター 経験を音にするフィンガースタイルギタリスト」 [2025年04月23日(Wed)]

★_MG_8467.jpg

2025年4月のまちサロンは、
プロのギタリストYutaTanakaさんをゲストにお迎えしました。
Yutaさんのギタリスト人生のお話を伺いながらの演奏は、
曲への思いが感じられ、とても心にしみるものでした。

旅とギター
経験を音にするフィンガースタイルギタリスト


Yutaさんは、16歳の時にサイモン&ガーファンクルの音楽に出会い、
憧れ、ギターを始めたそうです。
独学で練習を重ね、20歳の頃、大学を中退してロンドンに旅立ちます。
ポール・サイモンも一時期滞在していたというイギリスで、
路上ライブなどをしながら過ごします。

★_MG_8493.jpg


その後オーストラリアに拠点を移して、
路上ライブやパブで演奏をしていたそうです。

経験したことを音にしたい、
悲しさ・辛さ・楽しさ…

いろんな感情の中でも特に心が揺さぶられるのが“恋”

Yutaさんが初めて作った曲もテーマは恋
「Growing Affection(募る想い)」

1曲めの演奏に、参加者のみなさんはうっとり…
たちまちYuataさんの世界に惹き込まれていきました。

★_MG_8473.jpg

一度日本に帰ったものの、なんだか生きづらさを感じ、再びオーストラリアへ。

感じたことを音にしたい…
といろいろな曲を作ります。

そんな時、スパニッシュギターを弾くインド系オーストラリア人の方(とっても
カレー好きな方だったとか)と出会い、マレーシアでのライブ活動に誘われます。

マレーシアに拠点をおいてライブ活動をしながら、時にはヨーロッパなどに
遠征するような生活が8年間続きます。

コロナ禍で人との交流が難しくなった頃、
お互いに“思い”があったら良い世界になるのではないか…との思いでつくった曲は
「It’s time to share your love」

2016年には、モリダイラ楽器主催のフィンガーピッキングデイでオーディエンス賞
を受賞。

2023年にはピースボート世界一周クルーズの専属ギタリストとして船の旅に出ます。
青く広がる海と空の写真を紹介しながら、航海中のお話をしてくださいました。
1日3〜4回の演奏の他は時間がたっぷりあったので、たくさんの曲を作ったそうです。

★_MG_8476.jpg

その中の1曲が「Empty ocean」
いろいろな思いを乗せて船は進む…。
「限りない」「無限」…という意味あいが込められているそうです。

クルーズ中毎回Yutaさんのギターを聴きにこられていた…というお客様が、
まちサロンにもいらしてくださいました。
「オリジナルの曲もいいけど、カバーも素敵なんですよ! 
将来のあるギタリストなので、是非みなさんにも応援していただきたいです!」
と熱いメッセージ。

彼女のリクエストはエリッククラプトンのワンダフルトゥナイト。

★_MG_8464.jpg

★_MG_8489.jpg

最後は、ギターを始めたきっかけとなったサイモン&ガーファンクルの
サウンド オブ サイレンスを演奏していただきました。

澄んだギターの響きや軽快な指さばき…ご参加のみなさんはそんな魅力に
酔いしれて、ずっとこの満たされた空間にひたっていたい…というご様子でした。

Yutaさんは5月にも港南台タウンカフェの音楽通りで演奏してくださいます。
もしよろしかったらぜひ聴きにいらしてください。

辛いこともあった、気持ちが荒れていた頃もあった、でも、そんな時、ギターが
自分を救ってくれた。

Yuta Tanakaさん、貴重なお話と素敵な演奏をどうもありがとうございました。
https://yutatanaka.com/profile/
トラックバック
ご利用前に必ずご利用規約(別ウィンドウで開きます)をお読みください。
CanpanBlogにトラックバックした時点で本規約を承諾したものとみなします。
この記事へのトラックバックURL
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
トラックバックの受付は終了しました

コメントする
コメント