まちサロンin cafe4月「旅とギター 経験を音にするフィンガースタイルギタリスト」 [2025年04月23日(Wed)]
Yutaさんは、16歳の時にサイモン&ガーファンクルの音楽に出会い、
憧れ、ギターを始めたそうです。 独学で練習を重ね、20歳の頃、大学を中退してロンドンに旅立ちます。 ポール・サイモンも一時期滞在していたというイギリスで、 路上ライブなどをしながら過ごします。 ![]() その後オーストラリアに拠点を移して、 路上ライブやパブで演奏をしていたそうです。 経験したことを音にしたい、 悲しさ・辛さ・楽しさ… いろんな感情の中でも特に心が揺さぶられるのが“恋” Yutaさんが初めて作った曲もテーマは恋 「Growing Affection(募る想い)」 1曲めの演奏に、参加者のみなさんはうっとり… たちまちYuataさんの世界に惹き込まれていきました。 ![]() 一度日本に帰ったものの、なんだか生きづらさを感じ、再びオーストラリアへ。 感じたことを音にしたい… といろいろな曲を作ります。 そんな時、スパニッシュギターを弾くインド系オーストラリア人の方(とっても カレー好きな方だったとか)と出会い、マレーシアでのライブ活動に誘われます。 マレーシアに拠点をおいてライブ活動をしながら、時にはヨーロッパなどに 遠征するような生活が8年間続きます。 コロナ禍で人との交流が難しくなった頃、 お互いに“思い”があったら良い世界になるのではないか…との思いでつくった曲は 「It’s time to share your love」 2016年には、モリダイラ楽器主催のフィンガーピッキングデイでオーディエンス賞 を受賞。 2023年にはピースボート世界一周クルーズの専属ギタリストとして船の旅に出ます。 青く広がる海と空の写真を紹介しながら、航海中のお話をしてくださいました。 1日3〜4回の演奏の他は時間がたっぷりあったので、たくさんの曲を作ったそうです。 ![]() その中の1曲が「Empty ocean」 いろいろな思いを乗せて船は進む…。 「限りない」「無限」…という意味あいが込められているそうです。 クルーズ中毎回Yutaさんのギターを聴きにこられていた…というお客様が、 まちサロンにもいらしてくださいました。 「オリジナルの曲もいいけど、カバーも素敵なんですよ! 将来のあるギタリストなので、是非みなさんにも応援していただきたいです!」 と熱いメッセージ。 彼女のリクエストはエリッククラプトンのワンダフルトゥナイト。 ![]() ![]() 最後は、ギターを始めたきっかけとなったサイモン&ガーファンクルの サウンド オブ サイレンスを演奏していただきました。 澄んだギターの響きや軽快な指さばき…ご参加のみなさんはそんな魅力に 酔いしれて、ずっとこの満たされた空間にひたっていたい…というご様子でした。 Yutaさんは5月にも港南台タウンカフェの音楽通りで演奏してくださいます。 もしよろしかったらぜひ聴きにいらしてください。 辛いこともあった、気持ちが荒れていた頃もあった、でも、そんな時、ギターが 自分を救ってくれた。 Yuta Tanakaさん、貴重なお話と素敵な演奏をどうもありがとうございました。 https://yutatanaka.com/profile/
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