次は港南台について港南台タウンカフェの斉藤さんが紹介。
港南台タウンカフェは、まちづくりの拠点になりたい…と言う思いで約20年前にオープンしたコミュニティカフェ。
タウンカフェでボランティアの方々中心に作っている地域情報誌「ふ〜のん」VOL.2を見ると、
昭和30年代頃までの港南台は数件の集落が点在する山だったようです。
昭和40年代の大規模開発でできたまちですが、どんどん人が移り住んできました。
当初から住民による様々なイベントが行われていましたが、参加者も多く、いろんな人達のつながりのあるまちとなりました。
前述の「ふ〜のん」の名前の由来は「穏やかな風の吹くまち」をイメージしたもの。
まさに穏やかで新しい取り組みなども柔軟に受け入れてきた風通しのいいまちです。
毎年「港南台地域元気フォーラム」を開催して、まちづくりをテーマに講演会やワークショップを行っていますが、毎回「港南台のまちを大切に考えている人が多いんだな〜と感じます」とのこと。
本郷台の紹介をしてくださったのは、さかえdeつながるアートの大塚さん、岩上さん。

本郷台の駅の周辺は、旧海軍第一燃料廠の米軍接収が解除されたのち、消防学校(今は移転) 警察学校 下水処理場などの大きな施設ができました。
1973年にJR根岸線の本郷台駅が開業しましたが、当初は商業施設があまりなく、
依然として生活の本拠地は大船だったそうです。
その後周辺住宅街が開発され、駅の近くにあーすぷらざやスーパーマーケットができ、
賑わいを増してきました。
駅前広場を活用してヤングフェスティバルなどのイベントや、近頃は駅前リビングなど市民主体の取り組みも行われるようになりました。
また、区内を貫くようにいたち川が流れており、自然豊かなまちでもあります。
さかえdeつながるアートさんは2008年、「さかえdeつながるアートin上郷・森の家2008」からスタート。栄のまちの人と自然と文化と歴史をアートでつなげることを目指して活動してきました。
ティーンズ・クリエーションやこどもこそだてアートキャラバンなど多世代交流も意識した取り組みなどを行っているそうです。
2021年には複合公共施設SAKAESTAがオープン。人々の交流の拠点になることが期待されます。
会場のみなさんにも一言ずつご発言いただきました。
3つの台の街を股にかけて活動しています…という方。
大人になってしばらく東京に住んでいたが、本郷台に帰って来た時、駅を出たら涙が込み上げてきて、こんなにもこのまちが好きだったんだ…と自覚したという方。
もっと、台のつくまちどうしでなにかできたらいいのではないか…というご意見。
そして、
私は台のつくこの3つのまちが大好き!
1年も前から「だいだいだい好き!」なんて言っているのよ!
という方の発言に、会場がどっと湧きました。

「だいだいだい好き!」いいね!
これを私達のキャッチフレーズにしましょう・・・
という声も上がり、
「台3大好き!」
って書いたらどうかしら。
今後のこの集まりのネーミングはこれに決定だ!
今度は、「台のつくまちが山だったころ」をテーマに
集まったらどうかしら…
などなど、にぎやかな会話が続きました。
ゲストのみなさま、貴重なお話をありがとうございました。
第二弾についても、ぜひ検討してみたいと思います。