河野氏は報告発表の中で「事業者がやり続ける覚悟を持ち続けることしか復興はない」と熱く語っていらっしゃいました。蔵も流され、厳しい環境が続く中、必死に雇用を守り、味噌とお醤油を復活させた氏の言葉は重いものでした。




さて、こちら、震災後のボランティアでの訪問時から大槌、釜石、福島、二本松と延べ32回、滞在日数は100日間の活動の中で、地域の自立サポートがどういった成果があり、課題があったのか、総括して今一度考える良い機会となりました。全国の地方で今後起こるであろう様々な課題を先取りしている先進地が被災地。高齢化や都市部への人口流出、雇用機会の減少など、数多くの課題を、地域の人たちと外部のサポーターが一緒に知恵を出し合い考え学ぶ機会がこれからもっと×２大切になってくるのでしょうね。