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レインボー・アドボケイツ東北

東北地方の多様な性の当事者たちが、
生きやすくなるための施策を提言してゆきます。


宮城県知事選挙立候補者アンケートを実施しました。

[2021年10月21日(Thu)]
10月30日投開票の宮城県知事選挙について、
レインボー・アドボケイツ東北とにじいろCANVASは連名で公開アンケートを実施しました。
投票の参考にしていただけたらと思います。

村井嘉浩   知事選立候補者アンケート回答pdf

長純一  知事選立候補者アンケート回答.pdf


以下を送付しています。
----------
令和3年10月14日
宮城県知事選挙立候補者各位


多様な性のあり方に関する政策についてのアンケートのお願い

レインボー・アドボケイツ東北
にじいろCANVAS

前略
宮城県知事選を控え、県民との対話にご尽力されておられ、ご多忙な中かと存じます。私どもの団体は、宮城県下で多様な性に関する活動を行っているものです。レインボー・アドボケイツ東北は宮城県・仙台市などに政策提言を行うため2015年に設立しました。にじいろCANVASは広く県民に多様な性のあり方について理解を深めるために2019年に設立し、今年度には「みやぎにじいろパレード」をリモート配信により実施しました。
さて、宮城県下においては多様な性のあり方について、ダイバーシティ&インクルージョンの一つとしてLGBT等の性的マイノリティが語られるようになってきているところですが、その課題の内容は未だ詳しく知られておらず、また県民の受け止め方についても可視化している状況ではありません。宮城県政の課題として施策を推進して欲しいと望んでいます。

この度の知事選に際し候補者のお考えを伺い、県民にお知らせして判断の参考にしていただければと考えました。別紙のアンケートにご回答いただきたく存じます。結果については、レインボー・アドボケイツ東北のブログにて公開する予定です。
ご回答の締め切りは10月20日(水)とさせていただきます。
同封の返信用封筒にて返送いただくか、データをメールにて送付してください。
なにとぞよろしくお願いいたします。
以上

-----アンケート本文-----
宮城県知事選挙立候補者アンケート    (10月20日締切)
候補者お名前(               )

1 宮城県政における多様な性のあり方に関する施策について。
宮城県では2017年の男女共同参画基本計画に盛り込まれて以来、LGBT相談、県職員研修、県内市町村における講演会等開催の支援などを行ってきたかと思います。
これらの施策について、十分な内容であったか?また、そのように判断する理由をお答えください。
はい       いいえ       その他(           )
理由

2 国政におけるLGBT法案の動きに関連して。
LGBT法案について、2016年にLGBT議連が発足してから5年が経過し、2021年6月にようやく国会提出が予定されていました。しかし法案は提出されず、今衆議院選挙を迎えています。そのような中ですが、三重県や大阪府では、国の法案成立に先立って差別解消条例や理解増進条例が制定されています。
国の法案の成立いかんによらず、宮城県として多様な性のあり方に関する独自の条例の制定するお考えはありますか?また、そのように判断する理由をお答えください。
はい       いいえ       その他(           )
理由

3 パートナーシップ証明制度について。
2015年に渋谷区で始まった同性パートナーシップ証明制度ですが、現在では110自治体に広がり、総人口の37.8%をカバーするまでに至っています。また、茨城県、大阪府、三重県など、都道府県単位の制度導入も始まっています。仙台市では男女共同参画せんだいプラン2021にパートナーシップ制度制定を検討する旨が明記され、議会でも「前に進める」との答弁もなされているところです。
宮城県で県民が利用できるパートナーシップ制度について、制定されるお考えはありますか?また、そのように判断する理由をお答えください。
はい       いいえ       その他(           )
理由

*記述欄が足りない場合は、裏面等にお願いします。 
実施団体:レインボー・アドボケイツ東北/にじいろCANVAS
                  以 上


Posted by 小浜耕治 at 17:13 | お知らせ | この記事のURL | コメント(0) |

セクシュアリティ夜間学校・セクマイ夜話 毎月開催中です

[2020年12月31日(Thu)]
セクシュアリティ夜間学校
随時 主に月曜夜19時〜21時で開催
参加費:100円+カンパ歓迎
仙台市内公共施設にて開催

時々、週末開催の特別授業があります。

セクマイ夜話
第三月曜夜19時〜21時で開催
参加費:100円+カンパ歓迎
仙台市内公共施設にて開催


性的マイノリティ、LGBTなど
近年話題に上るようになったセクシュアリティについて
継続して学べる場を作りました。
性的マイノリティの人も、
そうかも知れない人も、
マジョリティだと思う人も、
よくわからない人も、
連帯したい人も、
まずは知りたい人も、
・・・・・・
多様で、それぞれかけがえのない性について、
正確な知識、時代背景、当事者のあり様、
理解を深め、自分事に引き寄せて考えられる
機会としたいと思います。


スタッフ募集中!
広報、ウェブ発信、情報提供、運営など、
一緒に学びの場作りしませんか?

rainbow1000dai-yawaあっとyahoo.co.jp
あっとを@にかえて、ご連絡下さい。


セクマイ夜話
2020年1月20日(月) 19:00〜21:00
仙台市市民活動サポートセンター 研修室2
参加費:100円+カンパ歓迎
https://blog.canpan.info/touhokurainbowadv/archive/34

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これまでの開催
続きを読む...
Posted by 小浜耕治 at 00:00 | お知らせ | この記事のURL | コメント(0) |

本日のセクマイ夜話は中止

[2019年11月11日(Mon)]
11月11日は、誠に勝手ながら中止とさせていただきます。
直前のお知らせで申し訳ありません。

ーーーーー
〜セクマイ夜話〜

セクシュアリティのあれこれについて、
参加者が話題を持ち寄り、語り合いましょう。

ちょっとしたテーマを設け、脱線OKで、
その日集まった人の興味・疑問に、
みんなで応えて語りましょう。

Posted by 小浜耕治 at 17:53 | お知らせ | この記事のURL | コメント(0) |

「仙台市自殺対策計画」が策定されました

[2019年05月16日(Thu)]

仙台市では新たに「仙台市自殺対策計画」(計画期間:平成31年度〜令和5年度)が策定されました。策定にあたってパブリックコメントが募集され、多様な性に関する意見も多数寄せられました。
https://blog.canpan.info/touhokurainbowadv/archive/42

https://www.city.sendai.jp/shogaihoken/kurashi/kenkotofukushi/documents/sendaishijisatsutaisakukeikaku-public-comment1.pdf

https://www.city.sendai.jp/shogaihoken/kurashi/kenkotofukushi/documents/sendaishijisatsutaisakukeikaku-public-comment2.pdf

そして、4月25日に公表された計画には、下記のような記述が盛り込まれることとなりました。
https://www.city.sendai.jp/shogaihoken/kurashi/kenkotofukushi/jisatsutaisakukeikaku.html

市民はこの計画を理解して、仙台市にこの計画に沿っての性的マイノリティ等に配慮した施策を広げて行くよう、協力・監視していく必要があると考えます。

-----

p14
第3章 基本的な考え方
(1)基本認識
○自死は、個人の問題でなく社会全体の問題である
自死の要因は、育児、介護、長時間労働等による過労、児童、高齢者、障害者に対する虐待、がん等の進行性疾患や精神等の慢性疾患、失業、倒産、多重債務等に伴う生活苦や生活困窮、いじめ、ハラスメント、性暴力被害などによる精神的苦痛、様々な人間関係の不和や集団における孤立、自死遺族、障害者、ひきこもり、セクシュアル・マイノリティ等に対する偏見・差別や無理解、東日本大震災 影響による心身不調等多岐に渡っています。

○多様性や違いを認め、理解し合うことが重要である
自分と異なる者に対する偏見や差別、無理解は自死を身近な問題として捉えにくくすることにつながります。そして、このことが社会の中での気づきを妨げ、援助を求めることを難しくさせ、自死に追い込むことにつながります 。
それぞの個人の多様性 を理解し、認め 合い、どの命もかけがえのないもとして、ともに生きる姿勢を、市民全体に広める取組みが求られます。

p16
(3)基本方針
@4つの取り組みの方向性
【方向性1】 一人ひとりの気づきと見守りの推進
自死は一部の人の個人の問題ではなく、その背景にある問題は、誰にでも起こり得る身近なものであるという適切な理解を促すとともに、多様性を認め合い、偏見、虐待、差別等の解消を図るため啓発を推進します。

p18
第4章 基本方針に沿った取組みの視点
(1) 4つの方向性ごとの主な取組み
【方向性1】一人ひとりの気づきと見守りの推進
○自死に関する適切な理解の促進と偏見、虐待、差別 等の解消に向けた普及啓発
・自死の背景にある問題は、誰にでも起こり得る身近なものであることを市民の共通認識とするため、自死に関する適切な理解についての啓発を行います。
・育児、介護、長時間労働による過労、児童、高齢者、障害者に対する虐待、がん等の進行性疾患や精神等の慢性疾患、失業、倒産、多重債務等に伴う生活苦や困窮、いじめ、ハラスメント、性暴力被害等による精神的苦痛、様々な人間関係の不和や集団における孤立、自死遺族、障害者、ひきこもり、セクシュアル・マイノリティ等に対する偏見・差別や無理解、東日本大震災の影響より心身の不調など自死に関する様々な要因についての理解促進をめます。
・自死に関連する様々な困りごとや悩み応じた相談機支援制度の情報が、広く市民に行き渡るよう周知取り組みます。

第5章 対策を推進するための具体的な取組み
p33
15 多様な性のあり方についての啓発活動実施
ホームペジ等を活用した、多様な性の あり方に関する適切な理解の促進や啓活動の実施
市民局
p36
41  人権教育によるセクシュアル・マイノリティへの理解促進
児童生徒を対象とした、人権教育資料「みとめあう心」の活用によるセクシュアル・マイノリティに対する適切な理解の促進
教育局

社民党仙台市議団のみなさんと懇談しました

[2019年05月09日(Thu)]
多様な性をめぐる施策については、党派を超えて
あらゆる人に協力を仰いでゆく必要があると考えています。
仙台市議はじめ地元議員のみなさんとつながろうと、
各会派でお話をさせていただいています。
4月24日には社民党仙台市議団のみなさんと、
仙台市議会控室において懇談させていただきました。

小浜、小野寺、山形、杉浦の4名で訪問し、
社民党仙台市議団からは、下記の4人の方々にご参加いただきました。

幹事長  石川建治 様
https://ishiken21.com/68199/2014/08/
政調会長  相沢和紀 様
http://www.aizawa-k-sigi.net/publics/index/31/
会計  ひぐちのりこ 様
http://www.kaigamori.com/nohiguchi/www/top.html
相談役  小山勇朗 様
http://www.gikai.city.sendai.jp/list/district/taihaku/12_y_oyama1.html

社民党はもっとも古くからLGBT施策について公表しておられ、
仙台市議会でも、ひぐちさんが数多くの質問をしてくださっていました。
多岐にわたる政策課題の一つ一つに、多様な性のあり方が関連しています。
政令市長会の国への提言は、包括的な支援をうたっており、
http://www.siteitosi.jp/conference/honbun/pdf/h30_07_23_01_siryo/h30_07_23_01_17.pdf
これは仙台市においても実現していかなければならない課題です。
お一人お一人が関心をより深めていただけたのではと感じられました。

20190424syamin2.jpg

公明党宮城県本部にて懇談を行いました

[2019年04月12日(Fri)]
多様な性をめぐる施策については、党派を超えて
あらゆる人に協力を仰いでゆく必要があると考えています。
二月に自民党県連との懇談が実現したのち、
公明党宮城県本部にお声掛けさせていただき、
今回4月12日懇談が実現しました。

小浜、小野寺の2名で訪問し、
公明党宮城県本部からは、下記のお二人が参加していただきました。

公明党宮城県本部代表 宮城県議会議員 庄子賢一 様 
http://shoji-kenichi.com/
公明党仙台市議団政調会長   鎌田城行 様
http://www.kamata-shiroyuki.com/

多様な性をめぐるさまざまな課題に関しては、
他の社会課題と共通する点も多くあります。
LGBT自治体施策提言集
https://regionallgbtpolicy.jp/
を紹介して、多岐にわたる課題のあること、
自治体ぐるみで取り組む必要のあることをお話しさせていただきました。
「多様な人を慮れるまちづくり」を目指しておられるとのことで、
多くの共感とともに多様な性・性的マイノリティについて受け止めていただきました。
今後、具体的な取り組みを検討していただけると頼もしいお言葉をいただけました。

公明党懇談.jpg

自由民主党宮城県連合会・政調会との懇談を行いました

[2019年02月08日(Fri)]
「みやぎで多様な性とともに生きる有志の会」として自民党宮城県連に要望していましたが、昨日2月7日に懇談が実現しました。
呼びかけ団体である当団体から、小浜、山形、小野寺の3名が参加し、
自民党県連政調会からは、下記のみなさんが参加していただきました。

政調会長 細川雄一様   
http://y-hosokawa.jp/
政調副会長 守屋守武様  
http://www.pref.miyagi.jp/site/kengikai/mori.html
政調副会長 深谷晃祐様  
http://www.fukayakousuke.jp/
政調副会長 松本由男様  
https://1476930257.jimdo.com/
政調副会長 門傳英慈様(ご都合により欠席) 
http://monden-eiji.jp/
幹事長 石川光次郎様  
http://www.mitsujiro.com/

仙台市議会開会の日でお忙しい中にも関わらず、1時間にわたって意見交換させていただきました。

「多様な性をめぐる現状と課題 〜教育・福祉・制度について」
とテーマを設定しましたが、まずは顔合わせとしてこちらの3名からセクシュアリティと普段の生活について紹介した後、基本的な用語の解説や性の多様性の考え方などをお話しました。県連のみなさんからは具体的な疑問について聞いていただき、生活者としての性的マイノリティの存在について、セクシュアリティに気づくまでの過程について、選挙など社会参加する際の困難についてなど説明しました。
自民党地方議員のみなさんは多様な性について、未だ十分な理解のない中その考え方も一人ひとり差があること、住民としてあたりまえにいるという前提でこれから考えていく必要があることなどお話いただきました。
終始和やかに話は進み、今後、具体的な施策について情報交換し協力しあうことを確認し、懇談を終えることができました。

自民党代議士の無理解な発言から要請したことでしたが、実際に顔をつき合わせて関係を築いてゆくことこそが重要であると実感できました。

有志の会として、要請に加わってくださったみなさんに御礼申し上げます。今後も思想信条に関わらず多くの方との関係作りに、協力していただけたらと思います。
よろしくお願いいたします。

事の発端の要請書はこちら
https://blog.canpan.info/touhokurainbowadv/archive/35

IMG_20190208_191001.jpg

宮城県自死対策計画に性的マイノリティに関する項目が盛り込まれました

[2019年02月08日(Fri)]
昨年行われた宮城県自死対策計画中間案へのパブリックコメントについて、結果が公表されていました。性的マイノリティに関する記述を盛り込む意見を提出しましたが、以下の5箇所に関連する記述が盛り込まれました。
現状と課題、基本方針、具体的な取組みにわたる内容で、意見をしっかり受け止めてもらえたと感じています。今後、取組みの推進に協力していきたいと思います。


★修正のあった箇所

第2章 自死の現状と課題
2 重点的に取り組むべき課題
(6)子ども・若者関連問題
『(中略)子ども・若者は、成長過程で社会や集団と自己との関係において、様々な課題や悩みを抱えることが多く、いじめ、不登校、児童虐待、性暴力被害、ひきこもり、性的マイノリティに対する偏見等の「生きることの阻害要因(自死のリスク要因)」にも遭遇しがちです。また、思春期には精神的な安定を失いやすくなったり、青年期に受けた心の傷は生涯にわたる影響が懸念されることなど、若年層の自死対策は人生を生き抜く土台づくりとしても重要です。(以下略)』
一部(P13)


第3章 自死対策の考え方
2 自死対策の基本的な方針
(2)生きることの包括的な支援を推進する
『多重債務や生活困窮、介護、ひきこもり、児童虐待、性暴力被害、性的マイノリティ等の分野に関わる「生きることの阻害要因(自死のリスク要因)」が、心身の健康や自己肯定感の向上、信頼できる人間関係の構築等の「生きることの促進要因(自死に対する保護要因)」を上回ったときに自死のリスクが高まることから、「生きることの阻害要因」を減らし「生きることの促進要因」を増やす取組の両方を同時に展開していく必要があります。このため、関係するあらゆる機関や施策を総動員し、生きることの包括的な支援を推進します。』
一部(P15)

(3)関係機関・施策が連携し総合的な取組を推進する
第3章の2の(3)
『(中略)多重債務や生活困窮、介護、ひきこもり、児童虐待、性暴力被害、性的マイノリティ等様々な分野で生きる支援にあたる方々が、それぞれ自死対策の一翼を担っているという意識を共有するとともに、宮城県自死対策推進会議や市町村の自死関係協議会等を通じた連携を構築し、総合的な支援体制づくりを推進します。』
一部(P15)


第4章 自死対策推進の具体的な取組
1 重点施策と施策の方向性
(6)子ども・若者への対応
『イ子ども・若者は、その成長過程において多様かつ特有の悩みを抱えます。教育機関におけるカウンセリング等の取組をはじめ、児童虐待、性暴力被害、ひきこもり、性的マイノリティ等に関する相談体制の充実や、広く子ども・若者を取り巻く関係者への研修、地域における児童福祉に関わる機関との連携等を推進します。』
一部(P18)

2 基本的施策と取組方針
(2)県民一人ひとりの気づきと見守りを促す
『ニ無理解や偏見等の社会的要因によって、自殺念慮を抱えることもある性的マイノリティについて、社会や地域における理解促進の取組を推進します。』
一部(P18)


http://www.pref.miyagi.jp/soshiki/syoufuku/scplan-public.html

宮城県自死対策計画.pdf
宮城県自死対策計画パブコメ結果.pdf

仙台市自殺対策計画中間案に対するパブリックコメント

[2019年01月17日(Thu)]
「(仮称)仙台市自殺対策計画中間案」

について、パブリックコメントを実施し、意見を募集しています。性的マイノリティについての言及もありますが、必ずしも十分であるとは言えません。ぜひ多くのご意見を送って、性的マイノリティに関する自死対策を進めるよう提案しましょう。

□ 募集期間 平成30年12月21日(金曜日)  〜  平成31年1月21日(月曜日) 必着
□ 提 出 先 仙台市健康福祉局障害福祉部障害者支援課障害保健係
□ 提出方法 ○郵  送 〒980-8671(住所記入不要)
       ○FAX 022-223-3573
       ○Eメール jisatsutaisaku-keikaku@city.sendai.jp
※いずれの提出方法においても、リンクにある様式のほか、任意の様式により提出することも可能です。任意の様式による場合でも様式の@、Aの事項を記載の上ご提出ください。なお、Eメールの場合は、タイトルを「中間案意見」としてお送りください。

https://www.city.sendai.jp/shogaihoken/kurashi/kenkotofukushi/jisatsutaisakukeikaku.html


★小浜からは以下のような意見を送りました。参考にしてください。

「セクシュアルマイノリティ等に対する偏見・差別や無理解」の明記について

P14 11行目
p18 16〜17行目

「セクシュアル・マイノリティ等に対する偏見・差別や無理解」として、多様な性のあり方に関する課題が自死と深く結びついている現状を認識していただいていること、具体的取組みの方向性@の中にも記載されていること、性的マイノリティ当事者として、とても嬉しく感じています。
何人もの性的マイノリティの仲間を自死で失っています。非異性愛男性の自殺未遂率が一般の6倍にも及ぶという統計もあります。半数以上がメンタルヘルスに問題を抱え、希死念慮を持つものも多い現状です。ぜひ、しっかりとした施策を展開していただければと考えます。


「多様な性のあり方についての理解促進事業の実施」を明記してほしい

P18 21行目〜

性的マイノリティが抱える自死の課題は、前記のように深刻なものがあります。近年報道等でも「LGBT」等として話題になることが多くなり、一部では理解も進んできたかに見えますが、関連する情報が増えた分、孤立した当事者が受けるストレスもむしろ増加してしまっている現状もあります。具体的に性的マイノリティに対応できるかということは喫緊の課題であるといえます。
しかし、主な取組みの中には具体的に示されていません。
男女共同参画せんだいプラン2016には「●多様な性のあり方についての理解の促進」としてあげられています。
「障害者差別解消関連事業の実施」とありますが、同様に
「●多様な性のあり方についての理解促進事業の実施」として取り組んでゆくことを明記することが必要であると考えます。


性的マイノリティに関する研修の実施について

p19 1行目〜

性的マイノリティについての情報、自死に関連する特性などは、相談支援職など専門職の中でも未だ理解が不足しているものです。このような新しい課題について、常にアンテナを張り、必要な研修を行っていく必要があります。
たとえば、いじめ問題で発達障害が注目されているけれど、適切な扱いがされているか、まだまだ課題が多いと感じます。
こうした「新しい問題」に関する研修や情報交換を行い、サインやシグナルに対する感度を上げていく必要があります。
6行目以降に
「特にセクシュアル・マイノリティや発達障害などの近年注目されるようになった課題について、関係機関が共通理解を得られるよう取り組みを進めます。」と記載し、主な取組みに「相談員等専門職向けの新規課題に関するセミナーの実施」として、具体的に取り組んでゆくことを明記することが必要であると考えます。
これについては、方向性3、4にも必要な視点であると考えます。


自殺のリスク要因について、きめ細やかに記載して欲しい

P22〜

自殺総合対策大綱には、「社会全体の自殺のリスクを低下させる」として、様々な社会課題がリスク要因として明記されており、性的マイノリティもその中に位置づけられています。
中間案では重点対象を「若年者」「勤労者」「自殺未遂者等ハイリスク者」「被災者」としていますが、これらの対象について大綱があげるどの社会課題に関連するものであるか、対象の属性に鑑みて具体的に記載する必要があります。
たとえば、「若年者」の自死リスクを上昇させているのは、性的マイノリティ、性被害、ひきこもり、インターネット等ICTなど、深く関連する要因によるもので、これらに対応する取り組みが求められます。
漠然と「若年者」全般に対して対策をとるのではなく、こうしたリスク要因一つ一つにきめ細やかに対応することが必要です。性的マイノリティについて言えば、その割合は全人口の5%程度であるとされていますが、その自殺未遂率が6倍にもなります。また、危機にあうライフステージは思春期から青年期で、はじめて自殺を考えた年代の平均値は10代後半であるとの研究もあります。若年者の自死のうち、相当数は性的マイノリティに関連するものであると推定することができ、米国などでは「若年の性的マイノリティ」が重要なターゲットとして対策がとられています。
重点対象1「若年者」の現状分析に
「性的マイノリティ、児童虐待、性被害、ひきこもり、インターネット等ICTなど若年者のライフステージに関連する重要なリスク要因がある。」との記載をすべきであると考えます。


リスク要因となる課題について、関係部局との連携を明記して欲しい

P24 6行目〜

前記リスク要因に関連する取組みとして、方向性4の連携強化について「いじめ・不登校」「ひきこもり」について触れられていますがさらに項目を付け加える必要があると考えます。
具体的には「児童虐待」について、児童相談所等との連携を、
「性暴力」「性的マイノリティ」に関し、男女共同参画施策との連携を、
それぞれ明記する必要があると考えます。

以上

自民党宮城県連への要請に回答をいただきました

[2018年10月28日(Sun)]
自民党宮城県連に提出していた要請書に、書面にて正式に回答をいただきました。下記にてご報告します。
懇談会の開催について、了解いただけたので、今後具体的な日程について検討してゆくこととなります。重ねてお知らせいたしますので、よろしくお願いします。

ーーーーー
平成30年10月25日

みやぎ多様な性とともに生きる有志の会 様

自由民主党宮城県支部連合会
会長 愛知治郎

性的指向・性自認の多様なあり方を受容することに関する要請について(回答)

時下 ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
 わが党においては、性的な多様性を受容する社会の実現を目指し、性的指向・性自認に関する正しい理解の増進を目的とした議員立法の制定に取り組んでいます。今後とも、この課題について各国の法制度等を調査研究し、真摯かつ慎重に議論を進めて参りますので、皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。
 さて、性的指向・性自認の多様なあり方を受容することに関する要請事項について、下記の通りご回答申し上げますので、宜しくお取り計らい願います。

   記

1 地方議会等においても多様なあり方を受容する社会の実現へ向けて政策を積極的に
提案・推進してください。
回答:地方議会として、取り組むべき施策については推進して参ります。

2 性的マイノリティ当事者の声を直接聞いていただくための懇談会を行ってください。
回答:日程調整の上、懇談会の機会をお願いします。

3 これらに対応していただける県連の窓口となる方をお決めください。
回答:県連窓口は、政調会とします。

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