第29回共同連全国大会 東京大会
[2012年09月02日(Sun)]
9月1~2日と池袋の立教大学に行ってきました。
初めて入るキャンパスは正に「ツタの絡まるチャペルで…」のイメージの赤レンガの建物と、それこそ山奥にしか見られないくらい巨大はモミの木が茂っていました。
9月1日は東京芸術劇場(池袋西口前)のリニューアルオープンということで、入口をちょっとのぞいてみると、キャッツの猫ではなく、羊版で羊飼いと人間が扮する羊の動きは、もうそれはそれは羊そのものでした。羊飼いの役のお兄さんもかっこよかったです。
さてさて共同連のほうは、1日目は、「日本初 共生・共働の社会的企業」と題された本のほとんど紹介でした。といっても過言ではありませんでした。
今回は行こうかどうしようか迷った末、時間ができたので、参加しました。なので、
2日目の今日は、「社会的に排除された人のネットワーク」という分科会に昨年に続き参加です。
このパネラーの面々、それぞれがインパクトのあることをしゃべっていました。
なかでもピカイチは日本ダルクの近藤さんでした。
それから私の所で出来そうで一番共鳴できたのは、コモンズ大学の渡辺太さんの話でした。
大学といっても入試も入学金もなく、もちろん授業料も必要ない。でも大学らしいのは、授業をさぼってしゃべっているということを充実させている。
開講日は、毎週金曜日の夜のみ、ご飯を作って食べたり、飲んだりしながら、あちこちで勝手にしゃべっていたりするのだそうだ。
それに対し、企業組合「あうん」の中村さん「働くことが唯一の社会との接点!住所がなく、何の保証も手当もない。働ける間だけが収入があり、年を取って動かれなくなれば路上で死んでいく。今は仕事もないから仕事を作らなければならない。
かながわ外国人すまいるサポートセンターの「安さんの話も衝撃的。
戦前から日本に強制連行の延長上にあり、タコ部屋労働者として連れてこられた外国人、移住者ということで自ら望んできたかのように表現されるが、移住を余儀なくされた人たち。
日本人にならなければ選挙権も無い人たちは、働いても日本のために働くだけで自分たちの保証は何もない。選挙権や保証がほしければ日本人になれという同化政策。
1945年サハリンで強制連行の朝鮮人を置き去りにし、日本人のみ連れて引き揚げた。そればかりか、ソ連と共謀して日本人を攻めてくるとデマを流し、日本の民間人が朝鮮人民間人を殺す。関東大震災の時と同じ。
今もフィリピンから日本の都合によるヘルパー研修生を導入するEPA施策があり、労働者として履き捨てられている。
根本的な日本政府の問題を解決、歴史教育をせずに、親切な日本の民間人が日本を教えたり、国際協力などをしている。
日本ダルクの近藤恒夫さんは、働かなくてもいい。へそ出して寝ていてもいいという。
働いて、お金を得れば、覚せい剤を買えてしまう。年齢層も低くなり、有名私立に通い、塾のはしごをする裕福なご子息が元気になる精力ドリンクを飲み続けて、中毒になるという。ドリンク剤の中身は、コカインと似た作用をするものがあるので、常用すると危険とのこと。
はぁ〜知らないことだらけ。
社会が厳しいとなると、福祉傘下でぬくぬくしている障害者はやっかみのいじめの対象とされていると会場からの声。誰かをおとしめて自分の生活が良くなるわけでもないのに。
負のスパイラルになっている現状があり、連帯すべきところを、自分だけが不幸だと次なる排除を生み出している。
初めて入るキャンパスは正に「ツタの絡まるチャペルで…」のイメージの赤レンガの建物と、それこそ山奥にしか見られないくらい巨大はモミの木が茂っていました。
9月1日は東京芸術劇場(池袋西口前)のリニューアルオープンということで、入口をちょっとのぞいてみると、キャッツの猫ではなく、羊版で羊飼いと人間が扮する羊の動きは、もうそれはそれは羊そのものでした。羊飼いの役のお兄さんもかっこよかったです。
さてさて共同連のほうは、1日目は、「日本初 共生・共働の社会的企業」と題された本のほとんど紹介でした。といっても過言ではありませんでした。
今回は行こうかどうしようか迷った末、時間ができたので、参加しました。なので、
2日目の今日は、「社会的に排除された人のネットワーク」という分科会に昨年に続き参加です。
このパネラーの面々、それぞれがインパクトのあることをしゃべっていました。
なかでもピカイチは日本ダルクの近藤さんでした。
それから私の所で出来そうで一番共鳴できたのは、コモンズ大学の渡辺太さんの話でした。
大学といっても入試も入学金もなく、もちろん授業料も必要ない。でも大学らしいのは、授業をさぼってしゃべっているということを充実させている。
開講日は、毎週金曜日の夜のみ、ご飯を作って食べたり、飲んだりしながら、あちこちで勝手にしゃべっていたりするのだそうだ。
それに対し、企業組合「あうん」の中村さん「働くことが唯一の社会との接点!住所がなく、何の保証も手当もない。働ける間だけが収入があり、年を取って動かれなくなれば路上で死んでいく。今は仕事もないから仕事を作らなければならない。
かながわ外国人すまいるサポートセンターの「安さんの話も衝撃的。
戦前から日本に強制連行の延長上にあり、タコ部屋労働者として連れてこられた外国人、移住者ということで自ら望んできたかのように表現されるが、移住を余儀なくされた人たち。
日本人にならなければ選挙権も無い人たちは、働いても日本のために働くだけで自分たちの保証は何もない。選挙権や保証がほしければ日本人になれという同化政策。
1945年サハリンで強制連行の朝鮮人を置き去りにし、日本人のみ連れて引き揚げた。そればかりか、ソ連と共謀して日本人を攻めてくるとデマを流し、日本の民間人が朝鮮人民間人を殺す。関東大震災の時と同じ。
今もフィリピンから日本の都合によるヘルパー研修生を導入するEPA施策があり、労働者として履き捨てられている。
根本的な日本政府の問題を解決、歴史教育をせずに、親切な日本の民間人が日本を教えたり、国際協力などをしている。
日本ダルクの近藤恒夫さんは、働かなくてもいい。へそ出して寝ていてもいいという。
働いて、お金を得れば、覚せい剤を買えてしまう。年齢層も低くなり、有名私立に通い、塾のはしごをする裕福なご子息が元気になる精力ドリンクを飲み続けて、中毒になるという。ドリンク剤の中身は、コカインと似た作用をするものがあるので、常用すると危険とのこと。
はぁ〜知らないことだらけ。
社会が厳しいとなると、福祉傘下でぬくぬくしている障害者はやっかみのいじめの対象とされていると会場からの声。誰かをおとしめて自分の生活が良くなるわけでもないのに。
負のスパイラルになっている現状があり、連帯すべきところを、自分だけが不幸だと次なる排除を生み出している。
【イベントの最新記事】