かわせみ座によるアートスタート公演と例会 報告 [2017年07月29日(Sat)]
7月17日の海の日の午前中に、アートスタート公演 0歳〜3歳までの親子のための、初めて出会う人形劇「こぐまのニーシカともくば」公演と7月例会「竜になった子ねずみの話」公演がありました。
アートスタート公演では、舞台と同じ高さで、人形をすごく間近に観ることが出来、お母さん・お父さん・おじいちゃん・おばあちゃん、それぞれのお膝の上でじーっとお人形の動きを目で追う姿が多く見られました。 こぐまのニーシカは、セリフではなく、赤ちゃんの喃語(なんご)のような声で感情を表現しとても可愛らしかったです。観ているお子さんもそんなニーシカを一生懸命目で追い、体を揺らして感情を表現されていました。 お子さんの中には、「がんばれ!」と声をかけたり、お人形が舞台から消えると、もっとみたい!と言って泣き出すお子さんも出るほど、楽しんで頂けたと思います。 「こぐまのニーシカともくば」の後は小さなお子さんも参加できるワークショップや短い作品もあり、とても充実した内容でした。親御さんも、人形の質やお子さんの笑顔を楽しんでいらっしゃるようでした。 そして、夜は7月例会「竜になった子ねずみの話」でした。 この作品は、長年事務局が「みんなで観たい!」と温めてきた作品です。人形劇の中でもめずらしい、ワイヤーで操る人形劇。かわせみ座のオリジナル人形です。 小さな人形の目が「まばたき」をし、滑らかで繊細な、まるで生きているかのようなしっぽの動き。いかにも悪そうなキツネが出てきて泣き出しそうな子も。 観賞中は、ちょっとざわついているかな、と感じることもありましたが、よく耳を済ますと作品の事を話していたりして、みんなが楽しんでくれていると感じました。 人形もとてもキレイで精巧で、吊るされているのを見た後に動かしているのを見ると、正に魂を吹き込む作業だなぁ、と思いました。BY:M.F&N.T |
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おやこ劇場でまってるよ
at 16:43