ごぶさたしています
アヤドンです。
久しぶりにブログに投稿するので、長文お許しください。
バザー、おつかれさまでした。今年も素晴らしいバザーで大盛況で、懐かしい顔もたくさん見えて、子どもたちものびのび遊んでいてとてもよかったです。運営委員、バザー委員のみなさま、それぞれ忙しいなか、これだけの仕事をされ、本当に楽しみました。ありがとうございました。
今日の読売新聞の編集手帳にこんなことが書いてありました。お店に大きなお魚の看板がかかっているのを見て、通りかかった幼い男の子が「さかな、とれたてだ」と声をあげたそうです。一緒にいたお父さんが笑って「獲ったのかぁ」と調子を合わせた、その風景を筆者が見ていました。覚えたての表現を使った子どもを見て、お父さんは驚いたようにもうれしそうにも見えたそうです。そして、医師で作家の鎌田實さんの言葉に続きます。「人間の芯がちゃんとつくられるためには、やっぱり無条件で抱きしめられる、愛された時期が少しでもあることが大事なのだと思います。」先の光景は、お父さんの笑顔と言葉に幼い子がしっかり抱きしめられ、心の芯が太くなったその瞬間にちがいないと。
バザーの中にも、きっとお子さんたちが無条件の愛を感じたり、言葉や笑顔で抱きしめられたと感じる瞬間があったと思います。ひぽぽたあむの永野むつみさんも、親子で劇、人形劇、絵本などを一緒に見るということがなぜ大切かという話のなかで、親子で一緒に感動した、心を動かした言葉を共有することができるから。そういう言葉は生きた言葉で人生を通じてその子を支える生きる力につながるからということを言っておられました。一緒に見る、一緒に読む、一緒に体験するということは、愛ある言葉、背景のある言葉や音や風景を子どもの心の中に貯金することなのですね。
車のＣＭで、「子育て大変なんだ、なんだ、なんだなぁ。両手がふさがっちゃうんだ、なんだ、なんだなぁ。」ってかわいい声で子どもたちが歌っていました。子育て中は気をつけないと本当に大変になってしまいます。両手どころか両目、両耳もふさがってしまうことがあります。かわいさのあまり、我が子を客観的に見られない。他人の言葉を素直に聞くことができない。それどころか、子どもが一生懸命訴えていることを聞くことができない。そんな風に子育て大変になっちゃっている人がたくさんいます。だから、私たちはつながっていきましょう。バザー会場で子どもたちが自由に遊びまわれるのは、自分が見てなくても、誰かが見ていてくれるから。そんな風にいつも、おやこ劇場というつながりのなかで、自分には見えなかった我が子の姿を誰かの目を通して見せてもらったり、みんなでおしゃべりするなかで、子どもにとって栄養になるもの、害になるものを見極める目を養ったり、心配ごとを安心に変えたり、そんな仲間になりましょう。もう、なってるよとバザー会場で笑顔で働いている皆さんの姿を見て思いました。そういうことが、どんなに大事か、もっと多くの方にわかっていただけたらいいなと思ったので投稿させていただきました。長文失礼いたしました。
9月例会、10月例会のお知らせ
