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ストローミュージックの思い出 [2012年10月25日(Thu)]
 まだまだ先の話だけど、来年の3月に『ストローミュージック』がまた見られますね。
 京大で宇宙物理学を勉強していたという神谷徹さんが手作りした、びっくり仰天のストロー笛で奏でる見ても聞いても楽しいコンサートですよ。身近なストローがこんなアート作品に。いやはやそのうえ、立派に演奏できる楽器に。まだまだ。あっちが回ったり、こっちから出てきたり、楽しいしかけがいっぱい。そのアイディアとユニークさには本当に脱帽でした。初めて見る方はどうぞお楽しみに。
 前回この『ストローミュージック』が来たとき、例会を盛り上げようと、プロジェクトチームを作っていろいろ取り組んでいたときの思い出です。
 夏休みの間に、会員さんたちにストロー笛をぜひ作ってもらいたいと思って、ストロー笛の作り方のチラシを作ろうということになりました。プロジェクトのメンバーには、絵のうまい人が二人いて、桜が丘ブロックのOさんと久松ブロックのGさんと私の3人でチラシを作るために10時に事務局に集まりました。とりあえず、ストロー笛を作ってみないことには皆さんにおすすめできないねということで、まずはストロー笛を作って音をならすことに挑戦。意外と難しかったけど、そのうち音が出るようになりました。資料を見ると、トロンボーンみたいなのとか、空き缶を使ったものとかバリエーションがいろいろあります。「今度はこっち作ってみようよ。」「じゃぁ、私はこっち作る。」「見てみて、すごいでしょ。かなりうまく音が出るよ。」「神谷先生みたいなの作れないかな。」と熱中してしまった私たち。気づくと12時をとっくに過ぎて、周りは切ったストローの破片だらけ。当初の目的も忘れてビービー、ビービー。
 1時を回ったころになって、やっと気がすんでチラシに取り掛かりました。笛作りに一番執着していたGさんが猛然と作り方イラストを描き、ちょっと呆れ気味だったOさんが背景となるイラストやタイトルを素敵に描いてくれました。私は説明文の部分をパソコンで作成。そして、3人の仕事を切り貼りで合体させると、なんと3時前にチラシが完成しました。そのときの興奮って今も忘れられません。たぶん、世界中で一番この私があのチラシは素晴らしいと思っていることでしょう。Oさんは「今日はもう無理だと思ってました。」と言っていました。でも、いつも笑顔のOさんは「すごい。私たち。できたねぇ。」と喜んでくれました。
 一見無駄な時間をたっぷりつかったから、そのおかげでスイッチが入ったとき私たち3人の前にはそれぞれイメージができていて、しかも無駄な時間と思えた時間のなかで、イメージのすり合わせがいつの間にかできていたんですよね。だから作業にとりかかったら話す必要もなく1枚のチラシが完成した。GさんもOさんも別の意味でセンスの良い人で、一人でやっても素敵なものを作ってくれるんだけど、それが足し算になったときにうまく融合するために、ストロー笛をやたらと作った時間が必要だったんだと思います。心が震える瞬間でした。
 やっぱり、みんなで作るって楽しいです。この作る楽しさを大事にしてほしいです。バザーに向けて、各ブロックお仕事会が始まるかと思いますが、できれば重荷ではなくて、いっしょに作る楽しさを感じるチャンスになってほしいです。みんなで話しているうちにアイディアが膨らんで、思いもしなかったようなステキが生まれる瞬間を体験できる、まるでアフタフバーバンのワークショップのようなお仕事会でありますように。
Posted by おやこ劇場でまってるよ at 22:34
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