おもろい人見つけた! [2013年02月04日(Mon)]
北中校区のトリニティプラン講演会に行ってきました。これは久松小、城北小、遷喬小、北中の先生、保護者、地域住民が集まって子育てについて勉強しようというものです。
講師はNPO法人生涯学習サポート兵庫のあそびクリエーター、ヤマさんこと山崎清治さんです。お話しだけでなく、ワークショップ的なアクティビティも交えながら、遊びについて、コミュニケーションについて、1時間半があっという間の楽しい講演会でした。 印象に残ったことを少し。 最高の聞き手はおばあちゃんである。おばあちゃんはあいづちを打って聞いてくれるから、話す方が話しやすい。そして、お母さんと違っておばあちゃんは答えを出さない。それは、話の内容ではなく、話してくれる人の心を聞いているから。 子どもにとって遊びと学びにそれほどの違いは無いのかもしれません。遊び心のある人は、できないことに夢中で取り組みます。子どもたちの遊び心が小さくなってきているのにつれて、学ぶ力も落ちてしまっているのかも。学校では問題をやった結果についてほめるわけですが、家庭や地域に問題をやる前にほめる、つまりやろうとしていること、取り組むこと自体をほめる人がいれば、もっと子どもたちは学ぶことを楽しむのではないでしょうか。子どもはひとつ遊びを教えると、どんどんアレンジして、いろいろと発展させていきます。でも買ってきたゲームソフトはあらかじめプログラムされているから、アレンジのしようがない。そういうのは遊んでいるとは言わないのではないか、遊ばされているというのではないか。 今、この日本に自分は誰からも必要とされていない人間だと感じている人がどれくらいいるのでしょうか。役割を見つけられない人は自分のことを必要の無い人間とかんじてしまう。役割があること、人の役にたつということがどれほど大事か。子どもたちはちゃんと知っていて、自分が役に立たないことにがっかりし、役目を見つけた時ぱぁっと輝くことを、無人島キャンプのなかで知りました。 ほかにも、おもしろい話がたくさんありました。どれも、深くうなずくものばかりでした。話だけでもおもしろいのに、それを実際にワークショップを通じて実感できるので、とてもためになる講演だったなと思います。私もうなずきおばちゃんとして、地域の子どもたちの役に立てたらいいのになと考えながら帰りました。 山崎さんは姫路市の方らしいので、講演会の講師を探していらっしゃる方は下記のホームページをのぞいて見られたらどうでしょうか。 NPO法人生涯学習サポート兵庫 http://shosapo.iwish.jp/koushi/yamasan_kouen.html |
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おやこ劇場でまってるよ
at 13:05