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ナニワ金融道 [2013年12月11日(Wed)]
経済・金融書籍の紹介ということで、とりあえずとっつきやすくマンガから紹介したいと思います。
横のリンクにも貼ってありますが、私が初めて金融を意識したのは小学生の頃、家にあった「ナニワ金融道」というマンガを見てからでした(当ブログの名前もそこから文字っています)。
当時は正直詳しい内容などはわかりませんでしたが、金融を軸とした人間ドラマ、人間模様というものにすごく惹かれた記憶があります。それに相まってあの画風ですから、それはもう強烈です。

主人公はマチ金(いわゆる消費者金融)に勤めており、そこにお金を借りに来る人間たちの泥臭いドラマが展開されます。銀行ではなく消費者金融という土台で話をしている点も、よりリアリティが増して良い作品になっています。
基本的に駄目な人間たちが多いのですが、その中でもひときわ目立っているのが肉欲棒太郎というキャラクターです。正直詳しい内容は覚えていませんが、事業で失敗したり苦汁を飲まされたりしながらも、何度も立ちあがって再起していく姿は、主人公以上に読者の共感を得られるものです。
その他にも三宮教頭という学校のお金を投資に使って大損するというどうしようもないキャラもいるわけですが、なぜか憎めない面もあって非常に好きです。最後のラーメンを作るくだりも非常に記憶に残っています。

金融面から言うと、時代が若干古くて今の実情にそぐわない面もありますが、基本的な考え方や教訓というものは十分得られると思います。特に「連帯保証人になってはいけない」、「手形の裏書きには気をつけろ」などの教訓は、当時小さかった私にも強烈に残ったものでした。

良かったら読んでみてください、非常に面白いですよ。



タグ:書籍
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