「希望」〜第37次国会請願署名・募金運動キャンペーンより〜 [2014年08月11日(Mon)]
こんにちは、TOMO市のウリです。 お盆に休み向けて机を掃除していたところ、 印象的な文章が出てきました。 きょうされんが 「第37次国会請願署名・募金運動キャンペーン」の中で出した 「希望」というタイトルの文章です。 今週はメルマガもお休みなので、 この機にブログでもご紹介させていただきます。 * * * * * * 希望 年末の慌ただしい師走、そして新しい年の始まり。 街はにぎやかになり、多くの人が帰省や旅行に出かけます。 私は一人では出かけることができません。 でも、車いすがあれば、街に段差が無ければ出かけることが出来ます。 学校に通うことも、会社に勤めることも出来そうです。 同世代の友だちは、一人暮らしをしたり、結婚したり うらやましいような、そうでもないような気持ちです。 今の収入では、とても一人暮らしはできそうにありません。 年金暮らしの両親がもしいなくなったら・・・想像もできません。 障害のために一人ではできないことがあります。 少しの支えがあれば、できることはたくさんあります。 私たちはそれを「自立」と呼んでいます。 「障害者の権利条約」は、私たちの願いが文章になったもの。 文中に何度も登場する「他の者との平等」という言葉。 決して特別な権利、ぜいたくな生活を望んでいません。 障害のない同じ年齢の人と同水準の暮らしがしたい。 ただ、それだけです。 世界の中で遅れている日本の障害のある人を支える仕組みを 少しでも引き上げていくために。 「障害者の権利条約」が、私たちの希望です。 ![]() |