&ご案内 [2011年06月09日(Thu)]
6月に入り、鬱陶しい梅雨空が広がっています。
ともの家の前の水田も、田おこしが始まったと思ったら あっという間に苗が植えられ、日夜を問わずカエルの大合唱が響き渡っています。 元気なのはカエルだけ… ![]() ともの家の皆さんも雨ニモ負ケズ、大活躍。 最初のころは何につけてもつっけんどんで、 すぐにテレビをつけて見るだけだったYさんも、 今ではお皿拭きを頼むと「またかいな!」と言いつつも にこにこしながら手伝ってくださいます。 ![]() 前年度結局職員だけで行っていたお掃除デイを、 今年はどうしようか、と職員会で投げかけたところ 「ご家族にも呼び掛け、お年寄りにも声かけて もう一度心機一転・復活させよう」とまとまりました。 最終土曜を当てるということで 5月28日、今年初めての掃除デイが行われました。 宣伝不足のため、残念ながらご家族の参加はありませんでしたが、 お年寄りの皆さんはせっせと頑張ってくださいました。 ![]() 99歳最高齢のKさん、「よっしゃ!」と掛け声も景気良くテーブル拭き。 一生懸命して下さった後は「ありがとう」と椅子に座って職員の様子をご監督。 「あんた、よう動くなあ」「しゃべってばかりおらんと掃除しいや!」など テキパキ司令塔を務めていらっしゃいました。 ![]() Nさんも一生懸命フロアのモップがけ。 すぐにモップを置いていってしまいましたが やってくるたびお願いすると、なんどか挑戦してくださいました。 Sさん、Tさんは変わるがわる台所で職員と食器を片づけられ、 その後は、バウムクーヘンでお茶タイム。 心なしか皆さん生き生きした顔でテーブルを囲んでおりました。 要介護4、5と数字が大きくなるにつれ、ADLは反比例していきますが、 適切な誘導でできることはまだまだあります。 「できる」という時を判断し、声かけするのは介護者の力量。 お年寄りに何もさせず職員がすべてすることが 「介護」と思いがちですが、それは「できな」くさせているだけでは、と思います。 自信の回復は自尊心の回復へ、そして人間性の回復につながります。 自分たちのすること・していることの目的を常に念頭に置いて動く。 介護は高度な仕事だと…思うのは間違っているでしょうか。 ![]() ![]() ![]() ![]() さて、お知らせです。 6月12日、大20回日曜ロビー展・バザーが行われます。 今回は、ともの家家族の会から果物のジュースとミニどら焼きの模擬店が 出ることになりました。 また、バザーの売上金は東日本大震災被災者の皆様に義援金として寄付いたします。 日曜のひと時を、お誘い合わせのうえお出かけいただければ幸せです。 お一人でも多くのかたにお会いできますよう、お待ちいたしております!! ![]() |