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鏡開き [2011年01月11日(Tue)]
花遅ればせながら、あけましておめでとうございます
花


暮れの28日、恒例の餅つきをし、5事業所に鏡餅もそなえて年越しの準備はばっちり。
小規模の面々も、一階の「この道」に集まって必死でおもちを丸めます。
「食べよるよ!怒
つきたての餅はやわらかくてほかほかし、おいしそうなあまり、丸めた餅をそのまま口に運んでしまい、時々、管理者Yさんに怒られつつ作業は進んだのでした・・・

ハーフであるKさんのお孫さんが、イギリスから里帰りしており、
「初めて」の餅をついてくれました。長身でハンサムな男性の雄姿に場は色めき立ち、
大喜びで手を振って応援するKさんの姿が印象的でした。

新春、4日には戻ってきたメンバーで初詣へ。
熱心に拝まれていたSさん、「何をお願いしましたか?」
「それはね、これからも元気でおれるように」

お願いを言葉にできる方もできない方も、
歩ける方も車いすの方もいましたが、皆さん、粛々とした雰囲気で
心なしか厳かな顔つきでした。

さらに5日、フルメンバーでお寺詣りに。

四国88カ所48番札所の西林寺
関所寺といわれ、前を流れる川の附近には「ていれぎ」という草が自生しているそうです。

人が少なく、静かな中でお参りできました。
参拝客も「こんにちは」と声をかけてくれます。
一人ずつ鐘をついてお参りした後、日ごろ信心深いNさんが、おもむろに本堂の階段を上がって行きました。
「え…」成り行きを見守る一同。
Nさんは、階段を上り切ると静粛な顔つきで手を合わせ、長い間祈っていたのです。
いったい何を祈ったのかは秘められたままでしたが、
その行動に一同感動したのでした。

7日、書き初め。事務のMさん(書道クラブの先生)に出張サービスいただいて、
朝の一時間を利用し、全員が筆を持ちました。

Sさん、普段の習字クラブでは「下手だから…」と参加されないのですが、
このときは筆をとり、見事に「平和」のふた文字を書ききりました。
これは、とその技量をみてとられた先生「もう一枚」と勧められ、
コツを思い出されるのか、書くたび上手になられたのでした。

絵の好きなTさんは「春こうろうの花の色」と書いて桜の花に色付けしておまけ。
Nさんは、かつて写経をされていたためか左手を添えて筆を持つ手つきがさまになっており、
普段「字が書けん、読めん」と悩みを訴えられていたのに、この日は見事に名前も書かれたのでした。
いつもと違った場面では、色々と感動する出来事が起こります。
お年寄りのきらめきを見るたび、
介護の仕事に携わって良かったと思えます。

11日、鏡開き。
そなえてあった鏡餅を割り、お汁粉を作りました。
こたつで足を延ばしていたMさん、「もうそろそろ部屋へ帰るわ」と言われていたのですが
お汁粉ができると二杯も召し上がり、満足そうです。
年末に骨折・退院されたUさん、Tさんも舌鼓を打ち、おかわりされます。
酒がすで甘酒をつくったときもそうでしたが、昔ながらのおやつに人気があります。

このように、元気に年を迎えることができました。
本年もよろしくお願いします笑顔
Posted by ともの家 at 16:15 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
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