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多文化・多世代みんなで認知症について学ぼう![2015年09月02日(Wed)]
2015.8.30
登米市迫公民館 大会議室で開催された時の
DSC05869.JPG
写真はワークショップをした後のものです。

よく見ると「お風呂やトイレが外でした。」とか
「家はシャワーのみ、温泉であかすりをする。」など。
さすが多文化、多世代の内容!

また、認知症について「聞きたいこと」も。
この一枚で皆さんの関心の高さや、
話の盛り上がったことが、
容易に想像できると思います。

主催は、登米市で活動している任意団体
多文化ファミリー会とめ
国際結婚をしている旦那さん達が主体となって
作られたというNPOです。

今回開催された
多文化共生の地域づくりセミナーは、

多文化・多世代の方たちが一緒になって
同じ時間を共有しながら学べる会にするということ。
「認知症」について正しい理解をしながら
予防や、早期発見にもつながり

「多世代や、多文化」の交流を通して
お互いを理解しながら家族や地域の中で
コミュニケーションがとりやすくなる環境
地域づくりにつながる企画として開催されました。

まず
NPO法人さくらんぼくらぶの熊谷由紀代表が
DSC05757.JPG
「認知症」について
海外からお嫁さんに来た方々や
高校生にもわかりやすく説明。

その後
認知症の方に、「ありがちな日常の事件」に
家族の対応のノウハウを散りばめた
「寸劇」がありました。
DSC05780.JPG
写真は、
認知症のおじいさんが
財布を捜して、家族が見つけたというシーン。

例えば先に家族が見つけても、
上手く誘導して本人に見つけさせるという
手もあり、「本人に心配させない。」
「盗られたと勘違いさせない。」など、

劇の展開の他に、
熊谷さんのアドバイスも入り
楽しみながら理解を深められました。

他にも
「食事を食べたことを忘れる」シーンなど
DSC05744.JPG
多文化ファミリー会の
メンバーの演技力も相まって
大変面白く、ためになりました。

続いて行われたワークショップは
「今と昔・皆の生活習慣の違いについて」
DSC05870.JPG
全員参加のワークショップは
世代や国による文化の違いまで
目で見ることができ、
グループで話し合いながら
懐かしがったり、興味深かったり。

認知症の方は
「短期記憶が失われても昔のことはよく覚えている。」
ということから、
昔からの習慣や、背景を知るということは
とても大事ということ。

DSC05839.JPG
最後は、高校生の発表も堂々として
大変中身の濃い会になりました。

今後もこのような取組みが継続し
広がっていくことを望みます。

主催:多文化ファミリー会とめ
共催:登米市国際交流協会
後援:登米市・公益財団法人宮城県国際化協会
協力:NPO法人さくらんぼくらぶ
   登米総合産業高等学校

(川久保)


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