
Dog Ear 1号 特集:生き方[2019年05月14日(Tue)]
特集:生き方 それぞれ
『桜梅桃李(おうばいとうり)」
桜は桜、梅は梅、桃は桃、スモモはスモモ、それぞれに花の良さがあるという言葉です。
人間も個性や生き方など人それぞれ違って当たり前。でも、ちょっと迷ったり、悩んだり。
いろんな人の生き方を参考にしてはいかがでしょう。

『そして燦く』
著者/吉永みち子
「日経ウーマン」に掲載された14人の女性のルポをまとめたものである。
増田明美、天童よしみなど表紙に並んだ写真にはいくつか見覚えのある顔があるはずだ。今、さまざまなジャンルで活躍する彼女たちが、これまでどんな道のりを歩み、何を乗り越えて、そしてどのように変わったか。女性の転機をテーマに取材が進められている。
「これでいいのだろうか、と現在の自分のあり方に不安を感じている人へのアドバイスになるのではないだろうか」(あとがきより)
きらめく彼女たちからパワーのおすそわけがもらえそうな、そんな一冊である。(ぽん)

『女たちの「自分育て」輝きを増す生き方・働き方』
著者/広岡守穂
「自分育て」とは「子育て」に対比した言葉。専業主婦として子どもを育て、夫を支えてきた女性が、社会の一員としてさらに成長したい、生きがいを求めたいと二度目に社会に出ること。つまり「自分育て」を応援する本である。
専門学校で特技を身に付ける、講座を受けるなどして自分で仕事を起こした人や、福祉の分野で非営利グループとして仕事を始めた人たちなど元は専業主婦であった女性たちの社会参加していく姿を詳しく紹介している。(かあか)

『これも男の生きる道』
著者/橋本治
「男の自立」って何だろう。一般的に「男の自立=家事」という考えがまかり通っているのだ。家事ができないと自立していないのか? そもそも「男の自立」っていうのは何なんだ?
著者は、家事は一通りのことができるし、編み物だってできてしまう。そんな男が考える男の生き方。小気味いい調子でたたみかける文章に、男のみならず、女もついついうなずいてしまうユーモアたっぷりの作品。(まぁ)

『出会った相手が悪かった!? 札付きのフェミニストを妻にして』
著者/宮本博文
「男は男らしく、女は女らしく」こそが、もっともふさわしい姿だと信じて疑わなかった著者が結婚した相手は、フェミニストだった。
それまで常識だと思っていたことがくつがえされ、戸惑いあわてふためく著者。反面、妻は常に冷静に対応する。そのたび(なんで分かってくれへんのや)という心の叫びが。
そうして何度も妻にほんろうされながらフェミニズムを理解していく様子を心情を交えて分かりやすく書かれている。(いっぽ)

『いくつもの週末』
著者/江國香織
「旅行に行く」という私に夫の答えは「ごはんは?」このひとはごはんのためだけに私と結婚したんじゃないかしら。
恋人同士だった二人が結婚した。夫婦になってから『週末は、いつも夫と一緒にいる。そして、ほとんど毎週末けんかをする』
それなのにどうしてもついくっついてしまう。二人はときどき途方もなく淋しい、と感じながら。
『きらきらひかる』で紫式部文学賞を受賞した著者の結婚生活をつづったエッセイ集である。(グー)
『遅咲きの梅』
著者/津村節子
かなは福井県鯖江市の貧しい農家の生まれ。母の死後、父は女を連れ込み家に居場所のなくなったかなは、23歳のとき東京へ出て、ある進歩的であたたかい家庭の家政婦として働く。
27歳で鯖江の農家に嫁ぐが、そこの暮らしは貧困と厳しい自然、姑との確執と心休まるゆとりもない。そんな中でもかなは自分を見失わず自立していく。彼女の指針となったのは。
福井県は著者の故郷。鯖江の風土を背景に、懸命に生きる女性へ力強い応援を送る。(ト?)
『桜梅桃李(おうばいとうり)」
桜は桜、梅は梅、桃は桃、スモモはスモモ、それぞれに花の良さがあるという言葉です。
人間も個性や生き方など人それぞれ違って当たり前。でも、ちょっと迷ったり、悩んだり。
いろんな人の生き方を参考にしてはいかがでしょう。

『そして燦く』
著者/吉永みち子
「日経ウーマン」に掲載された14人の女性のルポをまとめたものである。
増田明美、天童よしみなど表紙に並んだ写真にはいくつか見覚えのある顔があるはずだ。今、さまざまなジャンルで活躍する彼女たちが、これまでどんな道のりを歩み、何を乗り越えて、そしてどのように変わったか。女性の転機をテーマに取材が進められている。
「これでいいのだろうか、と現在の自分のあり方に不安を感じている人へのアドバイスになるのではないだろうか」(あとがきより)
きらめく彼女たちからパワーのおすそわけがもらえそうな、そんな一冊である。(ぽん)

『女たちの「自分育て」輝きを増す生き方・働き方』
著者/広岡守穂
「自分育て」とは「子育て」に対比した言葉。専業主婦として子どもを育て、夫を支えてきた女性が、社会の一員としてさらに成長したい、生きがいを求めたいと二度目に社会に出ること。つまり「自分育て」を応援する本である。
専門学校で特技を身に付ける、講座を受けるなどして自分で仕事を起こした人や、福祉の分野で非営利グループとして仕事を始めた人たちなど元は専業主婦であった女性たちの社会参加していく姿を詳しく紹介している。(かあか)

『これも男の生きる道』
著者/橋本治
「男の自立」って何だろう。一般的に「男の自立=家事」という考えがまかり通っているのだ。家事ができないと自立していないのか? そもそも「男の自立」っていうのは何なんだ?
著者は、家事は一通りのことができるし、編み物だってできてしまう。そんな男が考える男の生き方。小気味いい調子でたたみかける文章に、男のみならず、女もついついうなずいてしまうユーモアたっぷりの作品。(まぁ)

『出会った相手が悪かった!? 札付きのフェミニストを妻にして』
著者/宮本博文
「男は男らしく、女は女らしく」こそが、もっともふさわしい姿だと信じて疑わなかった著者が結婚した相手は、フェミニストだった。
それまで常識だと思っていたことがくつがえされ、戸惑いあわてふためく著者。反面、妻は常に冷静に対応する。そのたび(なんで分かってくれへんのや)という心の叫びが。
そうして何度も妻にほんろうされながらフェミニズムを理解していく様子を心情を交えて分かりやすく書かれている。(いっぽ)

『いくつもの週末』
著者/江國香織
「旅行に行く」という私に夫の答えは「ごはんは?」このひとはごはんのためだけに私と結婚したんじゃないかしら。
恋人同士だった二人が結婚した。夫婦になってから『週末は、いつも夫と一緒にいる。そして、ほとんど毎週末けんかをする』
それなのにどうしてもついくっついてしまう。二人はときどき途方もなく淋しい、と感じながら。
『きらきらひかる』で紫式部文学賞を受賞した著者の結婚生活をつづったエッセイ集である。(グー)
『遅咲きの梅』
著者/津村節子
かなは福井県鯖江市の貧しい農家の生まれ。母の死後、父は女を連れ込み家に居場所のなくなったかなは、23歳のとき東京へ出て、ある進歩的であたたかい家庭の家政婦として働く。
27歳で鯖江の農家に嫁ぐが、そこの暮らしは貧困と厳しい自然、姑との確執と心休まるゆとりもない。そんな中でもかなは自分を見失わず自立していく。彼女の指針となったのは。
福井県は著者の故郷。鯖江の風土を背景に、懸命に生きる女性へ力強い応援を送る。(ト?)