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「東大寺再建のふるさと」と称される徳地の森は
全国で第一期に認定された森林セラピー基地です。
人・森・地域の元気を育む、私たち森林セラピー山口のブログです。

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【11月6日(月)滑マツ保存会の現地視察】[2017年11月09日(Thu)]
森林セラピー基地で活動する森の案内人の会、活動フィールドを同じくする近畿中国森林管理局山口森林管理事務所さんが事務局を持つ「滑マツ保存会」にも委員として参加。

滑マツ、胸高直径が60pを越える、およそ樹齢200年を超えるブランド松。
かっては錦帯橋の架け替えや、皇居の松の間の内装材にも使われたという記録がある、後世に向けて残すべき価値がある大切なマツ。

このマツを保存する取り組みをするべく、滑マツ保存会が発足したのは平成26年3月。
委員として参画して以来、いろんな現地視察を通じたフィールド理解、森を守る森林管理事務所の取り組みの理解、新たな価値を創造する機会になっています。

今回も貴重な学びの機会になりました。
森林セラピー山口で「森の案内人」やってます さんが、滑マツ保存会の現地視察の写真をアップされていますので、紹介します。



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Posted by 松本 at 22:52 | 徳地の森 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

【11月1日(水)滑峡を歩くフィールド調査をしました】[2017年11月01日(Wed)]
森林セラピー基地で活動する森の案内人の会、今日は、11月の企画群に対応するためのフィールド調査の一日。
平日にもかかわらず、10名のメンバーが集い、ふれあいパーク大原湖から、滑峡紅葉谷までを歩きました。

イベントではなく、講座でもない。
森の案内人が、自らのフィールドを歩いて、確かめる時間。
例えば古い友人に会うように、でも新しい気づきがある様に・・。
こうしたフィールド調査の時間が、とても大切です。

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森に光が射しこむ一角は、立ち寄ることが出来ない場所ではなく、歩いていく先。
歩みはいつも、光に向かって!

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なにしろ今日は一年で一番の青空、
空を見上げていやな気分になる人は少ないはず。
なんといっても清々しい!

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水音がする道、一歩右によったり、二歩左によったり・・。
水音はいつも変わる。変化していても絶えることがない、という当たり前な不思議に包まれる・・。

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国有林の事業で、新たに林道もひらかれています。
ここもいつか林道がこなれたら歩いてみたい

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夏は沢登のゴール地点である紅葉谷。
今日はまだ紅葉のピークではありませんでした。
おそらく今から2週間のうちのどこかで、それはそれは素敵な時間が訪れるはず。

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帰り道、河原でストーンバランシングに集中。。
力が入ったり、鼻息を荒くしていてはなかなかできない。
そう、力を抜くのですよ、と石が教えてくれたかも。。

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たくさんのキノコ、これはのぞきこむミクロの世界
往復10キロの森歩き、なにより、秋の森歩きはいい、と腑に落とす時間になりました。

11月の森歩き、皆様にもおススメしたいです。
いくらかの企画で、今回のコースはご案内予定。
個人来訪や、グループの皆様にもおススメしたい感じです。
ぜひ、森の案内人との森林散策をお申し込みください。

今回は森の案内人前場さんのレポートから引用させていただきました。
前場さんのレポートはコチラ。

Posted by 松本 at 22:36 | 徳地の森 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

【8月27日(日)新プログラムのための沢登フィールド調査】[2017年08月28日(Mon)]
森林セラピー基地で活動する森の案内人の会。
来年の活動へ向けて、フィールド調査。
森と水、切っても切れないその間柄を結びつけるプログラム。
今回は、そこを深堀して、突き詰めたい感じ。。

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これまで専門のインストラクターと、道具をお願いしないと出来なかったプログラムを、よりいろんな人に提供できないか、心当たりのコースを調査しよう、という趣旨のフィールド調査。
またの名前を「コトシノナツノサワオサメ」

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各自道具をもちより、最初の体操、装備の確認。あわせてバディを確認。
ライフジャケットをつけていても悲しい事件が起きたことを情報共有して、
何事もないように、という心あわせ。

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このエリアは水がきれいな一角。
水棲生物をやられる方からは、ハリガネムシがいる位きれいな水とのこと。
どうやらそれ、きれいみたい。

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まずはビギナーの沢遊び。ジャグジー体験、ですね。

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小さめの淵にみんなが並んで記念写真。

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ウォータースライダーは運用テスト、
ちょいとひっかかるので、これはプラ板がいりそうな感じ。

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ボクのチャレンジに、静かにサポート。
言わずに、やらせずに、見守るのがいいですね。
やってみれば、わかるはず。

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クライマックス、ちょっと険しい滝を登ります。

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みんなすいすい登ります!(そんなに困難でもなかったという。。)

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緑に彩られた、水の回廊。
ちいさなグループには、最高のフィールドになると思います。

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ボクも大きなチャレンジ。
水流をよけて、やりよい方へ、そこは、自分で選んで、決めていい。

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今回の言いだしっぺ、おかげさまで、よいプログラムが出来そうです。

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突然、水しぶきが・・。
なんだこれは?という方は↓の動画をご覧ください。。



まあ、大きな水しぶき、ですね。。

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約2時間、はじめての沢歩きをする方には、一定の水遊びのプログラムが楽しめるいいコースだと思います。

来年正式リリース、ということになると思いますが、ちいさな沢歩き、きっとたくさんの方に気にいってもらえると思います。今から楽しみです!

Posted by 松本 at 23:05 | 徳地の森 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

【8月23日(水)毛利藩モミ林フィールド調査】[2017年08月24日(Thu)]
森林セラピー山口で活動する森の案内人の会、この日は、森の案内人宮田さんの提案するフィールド調査。
森の案内人11人が集い、森林セラピー基地内の奥深く、毛利藩モミ林に出かけてきました。

季節の魅力を忘れないように、また新しいものをみつけられるように
こうしたフィールド調査が、実はとっても大切です。

ジブリの森のような雰囲気を持っているこの森、
訪れる人をひきこむ魅力を持っています。
ひっそりと、静かな状況で紹介したい森です。

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滑峡まで乗り合わせて車で移動します。

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ひんやり、涼しげな世界が広がります!

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水音に包まれて、笑顔がこぼれます。

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林道をゆっくりと登ります。

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蜜成観音の看板。
この奥に、かって地域の人が守られていた観音様がおられるそうです。

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このモミ林は、約200年前に毛利藩により植えられたもの。
その当時の毛利藩は、経済立て直しをしていた時期、
どんな意味や物語があったか気になります。

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見上げると神殿のような空間が広がります。

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200年生のモミが林立する全国的にも珍しい森。
今年はイベントの実施予定がありませんので、
ご興味のおありの方は森の案内人との森林散策をお申し込みください。

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調査後は、野谷集会所で、感想をふり返りました。

この日の森歩きの詳細は、↓リンクから、森の案内人Mさんのレポートを参照ください。

https://photos.google.com/share/AF1QipOXlgazQwprKV6K3j19-R_C5yWJu1NJbLpPPIasq4ovIUtAU9VcxH7uhNmES35udQ?key=UnNmX2E4RzNNWWg0Qi1WSEpvT3BEdHlpRTNzRjFR

Posted by 松本 at 07:06 | 徳地の森 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

【森林づくり県民税で整備した新しい森の小径のロードびらきです!】[2017年07月29日(Sat)]
山口市徳地森林セラピー基地の森林セラピーロード、グランドオープン当初は、長者ヶ原・愛鳥林・大原湖畔の三つのエリアのみを活用していましたが、10年のときを経て、その日そのとき一番いい企画のために、コースを開拓すること数知れず・・・。

でも、どうしても道のないところにはコースはできなくて、そこは課題だったのですが、実は、平成27年度の山口森林づくり県民税の事業により、篤林家の育む森、観音の滝コースに、90年生の杉をみて回れるコースを整備していたのです。

開設から一年と四か月、ようやくコースの盛り土等も安定してきたので、ここからご案内に活用できそうです。

このコース、水音がたえないコースでもあり、これまで往復同じコースを取らざるを得なかったこのエリアの散策に新たな可能性を広げるコースになりそうです。

訪れてみたい皆様のために、ちょっとだけ下見の写真を紹介しますね。
こけら落としは、明日開催予定の「森林セラピーガイドツアー〜観音の滝 森と水の物語〜」です。

この内容での森歩きのオーダー、今後もお受けしたいと思いますので、ぜひお尋ねください。


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この日は復路に新コースを取り入れました。ちょっとだけ、登ります。

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水音がするコース、スギとヒノキの間を歩きます。

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90年生の杉が林立するその真横を通ります。

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ふれあいパーク大原湖のすぐ近くから入れます。


「森林セラピー山口で森の案内人やってます」さんで、下見の様子を紹介していますのでよろしければご覧ください。


Posted by 松本 at 22:50 | 徳地の森 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

【6月14日(水) 徳地のホタル情報 佐波川関水】[2017年06月14日(Wed)]
山口市徳地森林セラピー基地、森の魅力もさることながら、季節の魅力はそれだけにとどまりません。

今日は、この季節みんなが魅かれるホタルのご紹介。
紹介するスポットは森林セラピー基地の入り口付近佐波川関水。

写真でご紹介できないのが残念ですが、
800年前に川を用いて大木を海まで下すために
118カ所設けられたという佐波川関水あたりには、
数百というホタルが乱舞していました。

お山と、川を行き来するホタルのそのまた頭上に
満天の星。

真っ暗なフィールドだからこそ、ホタルと星が同じように映えます。
川面に映るはホタルか、星か、
足元も見えない暗闇、しんとした一帯に
ホタルが飛び交い、あたかもそこに宇宙があるような時間です。

車が通れるのですが、出来るならお車はホタルの飛び交うあたりには乗り入れないで
県道123号と、国道489号線の交点から佐波川ダム方面に下り、
佐波川ダムバス停付近の広いスペースに車を停めさせてもらって
南側にあるくこと数百メートル、佐波川関水までの間の区間が
一番見応えのあるスポットです。
南側、国立山口徳地青少年自然の家の上り口付近の広いところから歩いても
数分で最も美しいスポットにたどり着けます。

ホタルが出始めるのはおよそ20時くらいから、
20時30分から21時15分ごろがおおよその見ごろだと思います。

今日(6月14日)に素晴らしかったので、この週末18日頃までは
蛍はみられると思います。
いろんなスポットがありますが、ここはいいと思います。
出来るなら、お車は、ホタルの近くに乗り入れないようご配慮をお願いします。

参考までに、山口観光コンベンション協会徳地支部のページをご紹介しますね。

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山口観光コンベンション協会徳地支部 佐波川関水・僧取淵
http://www.tokudi-kankou.jp/place/032/index.html

Posted by 松本 at 23:06 | 徳地の森 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

【8月11日 山の日に大カツラを見に行こう】[2016年08月11日(Thu)]
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森林セラピー基地内徳地柚木滑で、で「山の日に大カツラを見に行こう」(徳地域交流センター柚野分館主催)というイベント開催されました。

森の案内人が参加者として3名参加しました。
林道歩きで様々な樹木を観察。参加者でササでいろいろなものを作る方もおられて、興味津々でお勉強などなど、涼しい沢沿いの林道歩きは楽しい時間をすごしました。

そして、入れるところはすぐさま沢に入り散策。
山の日というより川の日というほうがふさわしい「山の日」となりました。

当日の様子を「森林セラピー山口で森の案内人やってます」さんのアルバムから紹介させていただきます。

「山の日」、暑い時こそ、森に入って、涼しさを感じようという、すごし方が育まれていきますように。


Posted by 松本 at 21:25 | 徳地の森 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

【森林セラピーコース紹介 観音の滝コース】[2016年08月06日(Sat)]
森の案内人との森林散策のコースを紹介。
第一回は観音の滝遊歩道です。

この観音の滝遊歩道は、ふれあいパーク大原湖が平成10年にオープンしたそのあと、山口市(旧徳地町)により開設されたものです。
キャンプ場の周辺の魅力を探す中で、地域の古老から、集落の憩いの場となっていた滝があるというお話を聞き、すでに藪になっていた場所を訪ねて、遊歩道を開設したのが平成12年。なので、森林セラピーの基地認定よりもちょっと先に開かれたものなのです。

ふれあいパーク大原湖から700メートル。
看板から遊歩道を上がります。急こう配になるので、少し息は上がります。
枯れ松が目につきますが、そのかわりに光さす林床には、新たな芽生えも、ココはその日そのときの発見を楽しみにしてください。

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遊歩道を少し下ると、遊歩道の解説を快諾いただいた林業家、戸田岸さんの美林にたどり着きます。
美しく手入れされた森林は、戸田岸さんが若いころから、おじいちゃんと、お父さんと一緒にはぐくんできた森。

あの杉は、九州の苗、あの杉は、鳥取県智頭の苗、あそこは、○○年前に植えた。
私のおじいちゃんはいろんな樹が好きだったから、あそこにはメタセコイヤが・・。

戸田岸さんの語る森のお話、私たちもなるほど、とうなづくことがいっぱい。
そして、このあたりの地形や景観、歴史をひも解いてみると・・・。
50年前にはどんな風景だったか、頭の中で旅をしてみてもいいかもしれません。




沢登区間に入ってからは、少しアドベンチャー的なコースが広がります。
言ってみれば飛び石状に歩みを進める感じです。両手両足をフリーにするために、リュックサックと手袋をおススメします。もっとおススメしたいのは長靴。沢登区間と言いながら、川も浅いので、じゃぶじゃぶ濡れるのを恐れずに歩けば、滑って転ぶこともありません。

沢登区間は、100メートル程度なので、登ってみると短いですが、季節によると、草が茂っていて足元が見えなかったり、順路が矢印で示してあるわけでもないので、安全のために、森の案内人と一緒に歩かれるのをおススメします。

沢登区間を越えると、第一の滝が現れます。
落差のある滝は、大観瀑とはいわないまでも、涼しげで見事です。
ココで記念写真を撮られる方も多くあります。

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その後、第二の滝まではもう少し。ロープ伝いに擬木の階段を上り、息が少し上がるかもしれないその先に、涼風とともに、見事な第二の滝が姿を現します。
そこで少し、涼しげな時間をすごし、いつまでも水を注ぎ続ける森のことを思い、しばしゆったりとする。。

言葉のいらない時間が広がること、うけあいです。

コースは、ふれあいパーク大原湖から往復約3キロ。
すたすた歩けば60分、小グループなら概ね90-120分で余裕があると思います。
少し大きなグループがゆっくり散策をすれば150分位でしょうか。
昼食を滝を前にして食べるならば+30分位が一つの目安です。

観音の滝遊歩道、美林と、変化に富むコース、そして滝・・、地域の歴史と、そこに垣間見える人のことも感じられるコースです。

年中おススメできるコースですが、やはり夏がいいでしょうか。
ぜひ歩いてみてください。

Posted by 松本 at 19:42 | 徳地の森 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

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