参加者は、一般13名、スタッフ9名の合計21名です。
会場は山口市秋穂にある大海総合センター、銀色の宇宙船みたいな建物(通称:らんらんドーム)が目印です。

今回は、森の案内人の企画立案による健康登山のイベントとして、大海山の立岩コースを登ります。
歩行距離は約5q(周回)、標高差約300m、コースタイムは上り約2時間、下り約1時間30分です。
集合後、準備体操などをはさみ、いざ出発。
登山口に到着、衣類調整・水分補給を促して登山を開始しました。

落ち葉いっぱいの登山道に注目。口々に「褪せた紅葉も綺麗」「カサカサした音もいいね」。

ゆっくり歩けば色々なものが楽しめます。
息が上がるタイミングで、五感で植物を観察し、楽しみながら登り進めます。
段差が大きな場所にさしかかると、安全な登り方を確認します。

「ふりさきみれば〜」を合言葉に、途中途中で絶景鑑賞。

開始から約1時間で「第一立岩」に到着、目の前には開放感あふれるこの景色。

このコースにあるネズミサシをひと嗅ぎ「良い香り〜」。
ジンの香り付けに使うことで知られており、果実はほんのりヤニの香り。

尾根道歩きを経て、11時20分に山頂到着。
あたたかな日差しのもと、気温は11℃。
山頂からの眺めは霞がかかってふんわり柔らかで、和気あいあいとランチを楽しみました。

準備を整えて下山開始。
森の案内人から草笛のレクチャーがあり、賑やかに吹いて遊びました。

午後のおやつはシャシャンボの実。
和製ブルーベリーとも例えられる美味しさでした。

急な下り道は、注意喚起と見守りを徹底し、用心深く難所をクリア。

全員無事に下山し、その後は不動滝や札所を経由して、道沿いにあるごちそう(カマツカ・フユイチゴ・イヌビワ・ムカゴ)の味を楽しみながら戻りました。
歩行距離は約4.5q、消費カロリーは680キロカロリー、ヨシ!

14時30分に帰着、整理体操を行って順次解散となりました。
この日の参加者アンケートでは満足度100%の評価をいただきました。
お寄せいただいたコメントの一部をご紹介しますと…
〇険しいところもあったが、山道の変化や樹木の香りを楽しみながら登れた。
〇地元の山に登り、地元のきれいな風景を楽しめて、郷土愛が育まれた。
〇ゆっくり色々な草、木、花、謂われ、地域のことを説明していただきありがたかった。
ご参加いただいた皆様、どうもありがとうございました。
次回の健康登山イベントは、
令和6年2月25日(日)『火ノ山連峰健康登山〜稜線ギザギザ絶景なり』です。
また森でお会いしましょう!
Posted by 岸本 at 22:45 | イベントレポート | この記事のURL | トラックバック(0)