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「東大寺再建のふるさと」と称される徳地の森は
全国で第一期に認定された森林セラピー基地です。
人・森・地域の元気を育む、私たち森林セラピー山口のブログです。

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【ふるさと徳地連載〜森のことこと 佐波川ダムと大原湖】[2020年12月15日(Tue)]
徳地地域づくり協議会さんが発行されるふるさととくぢの連載、森のことことは今回が21回目。

ふるさととくぢは、地域の人に一軒ずつ配布される地域の広報紙です。
毎月、皆様に徳地の森のことをお届けします。
※12月号はコチラ

毎回160文字の限られたテキストですが、
とっておきの森と、ささやかなエピソードを添えて、地域の方がちょっと誇らしく思ってもらえるように徳地の森のことを紹介します。

第21回は、「佐波川ダムと大原湖」です。

湖の名前が何を持って正式名称というか、と言うのはよくわからないで書いていますが、通称大原湖は、佐波川ダムによる人造湖、佐波川ダム貯水池と言う名称があるように聞いています。
たしかに、もともとあったわけではなくて、昭和26年の大水害を受けて、発電・治水・工業用水・灌漑の目的を持った多目的ダムとして、建設されました。

200軒以上の人家が移転を余儀なくされ、あるものは、川上へ、あるものは、海辺へ、それぞれ引っ越されたと言いいます。住宅も解体したりして行かれたため、今の70代の方の中には、「瓦を集める手伝いをしにきた」と言う方もおられます。
戦後間もない期間、今よりも重機の性能も良くなかっただろう時代に、ほんの数年で、谷を堰き止め、佐波川ダムが完成したときの様子は、夜も徹して作業をされていたと、年配の方はいいます。

今となっては、ダムについての意見が様々ある中で、この佐波川流域は、ダムが完成以降、大きな災害をもたらしていません。

今では毎年冬になると、渡り鳥が訪れ、望遠鏡を片手に、野鳥観察に訪れる方が多くあります。
大原という集落はとても美しいところだったということも聞いていて、佐波川ダムから眺める風景に、この美しい景観の下に集落が眠っているのだ、と思うと、感慨深い思いになります。

大原という地名は、残念ながら、土地の名称としては、残されていなくて、この大原湖という名前と、大原郵便局の名称、そして、国道沿いに人家が切れていて誰もいないところに「大原」というバス停が残っています。どうしてここにバス停が残っているのか・・・、それは、地名がなくなることを悲しんだ地域の方へ、バス会社さんが配慮した、気配りなんじゃないかな?と思っています。
ほんと、もう何十年も前にここで乗降する人はいなくなっているはずなのに、バス停、明らかに新しいもの。

今回は少し森から離れましたね。でも、森の風景から垣間見える、ちょっとした歴史と、地名のお話でした。よろしければ、徳地の森を通られる時に、ほんの少し頭の片隅に置いておいてもらえると嬉しいです。

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Posted by 松本 at 00:02 | ふるさととくぢ連載〜森のことこと | この記事のURL | コメント(0)

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