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「東大寺再建のふるさと」と称される徳地の森は
全国で第一期に認定された森林セラピー基地です。
人・森・地域の元気を育む、私たち森林セラピー山口のブログです。

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【ふるさととくぢ連載〜森のことこと 熱気に浴して800年】[2020年08月07日(Fri)]
徳地地域づくり協議会さんが発行されるふるさととくぢの連載、森のことことは今回が17回目。

ふるさととくぢは、地域の人に一軒ずつ配布される地域の広報紙です。
毎月、皆様に徳地の森のことをお届けします。
※8月号はコチラ

毎回160文字の限られたテキストですが、
とっておきの森と、ささやかなエピソードを添えて、地域の方がちょっと誇らしく思ってもらえるように徳地の森のことを紹介します。

第17回は、「熱気に浴して800年」です。

森のことこと、二年目の今年は、森林セラピー基地の場所に着目してお届けをしています。
今回お届けするのは、森林セラピー基地愛鳥林エリアの入り口付近、国道を挟んで向かい側、野谷の石風呂です。

愛鳥林駐車場から、国道を挟んで向かい側に遺る“野谷の石風呂”は、
平安時代に俊乗房重源上人の指揮のもと、東大寺再建用材を伐り出した際に、
作業にあたった人々の疲れを癒したと伝えられています。

熱気浴で汗を流した後は、清らかな四古谷川で身を清め、英気を養ったはず。
800年間絶えない水の流れに東大寺再建のために力を尽くした人々への思いを馳せる
のでした。

今回のテキストは↑のようにサラリとまとめてありますが、
実に石風呂というのはよくできているものだなあと思います。

重源上人によって伝えられた、というのはこともそうですが、
元々お湯を溜める文化の前は、お風呂と言えば、こんな石風呂です。
佐波川流域には壊れてしまったものを含めて70以上の石風呂があったと記録されています。

石風呂の燃料となる薪は、山から伐り出して来ていて、
おそらくその頃、人家に近い山々はきれいに木が切られていて、落ちている枝や倒木も燃料として使っていたはず。

そして石風呂というのは、お寺と一緒にあることが多い。
お寺というのは当時は住民記録や、医療の役割も果たしていて、そこにコミュニティの場となる石風呂があって、たくさんの人が集っていたのは想像に難くないもの

きっと、人と、森が身近で、自然のものが巡り、人が通う、そうした暮らしがそこにあった。

今でこそ、佐波川ダム貯水池により、人里離れた雰囲気が出ていますが、
ほんの数十年前まで、行われていた炭焼きや、記録に残る美しい風景に、
きっと800年前の風景も、そうであったのではないか、と思うのです。



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Posted by 松本 at 23:07 | ふるさととくぢ連載〜森のことこと | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

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