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「東大寺再建のふるさと」と称される徳地の森は
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人・森・地域の元気を育む、私たち森林セラピー山口のブログです。

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【6月6日(土)山口新聞東流西流〜森の案内人藤井朝子さんのコラム〜つながる外ごはん】[2020年06月12日(Fri)]
いつもお世話になっている山口新聞さんの東流西流に、森の案内人藤井朝子さんがコラムを執筆、
6月6日(土)に掲載された今回6回目、タイトルは「つながる外ごはん」です!

5月2日から毎週土曜日、9回にわたり、藤井さんの文章が掲載されます。
山口新聞のページはこちら(全文を読むには別途会員登録が必要です)

山口新聞本誌をご覧になれない方は↑のウェブページをぜひご覧ください。

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「つながる外ごはん」

得意分野はと聞かれたら、私は外ごはんと子どもの相手と答える。
私に野外活動のノウハウを教えてくれたのは、今年の1月に亡くなったSさんだ。
若いころからボーイスカウトで活躍された方である。

地区で小学生の休日の居場所づくりの一つ、「わんぱく山」活動の「自然体験教室」を立ち上げた時、
活動場所を提供してくれて指導者としても的確な助言で支え続けてもらった。

野外活動のどの場面でも口数は少ないけれど存在感があり、頼りっぱなしだった。
「森の案内人」になって1年ほどたったころ、大原湖の野外施設を利用した「親子野外クッキング」が計画され、参加を申し込んだ。
「焚き火と炭火があればワザは必要ない。楽しむ気持ちを持つ事の方が大切」
それがSさんの口ぐせだった。

当日、私は釜でご飯を炊く事になった。
失敗は出来ない。
少し不安があったけど、Sさんの言葉を思い出した。

「楽しむ気持ちを大切に」。

水加減をして、かまどにまきをくべていく。参加者の親子が珍しそうに見つめている。
そっとふたをずらして見ると、拍手をしてくれた。

「ご飯炊けたよ」。

炎を見つめる事が癒やしになる。
外ごはんとセラピーはつながっている。

Posted by 松本 at 00:05 | メディア掲載 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

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