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「東大寺再建のふるさと」と称される徳地の森は
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とある夏の日の森歩きレポートより[2016年07月22日(Fri)]
夏の日の森歩き、たとえばどんな時間が広がっているのか・・。
最近のご案内の中から、レポートを紹介しますね。

(以下、レポートより引用)
7月〇〇日(〇)、13時30分より、〇〇市の〇〇様一行3名が来訪され、
案内人Aさんが愛鳥林周回コースをご案内されました。

来訪者は集合10分前に到着。
お客様のお一人が外国の方で、ご案内のシミュレーションは白紙に。
自己紹介で、かつて日本の学校で英語を教えていたので、
日常の会話は問題ない、今回は遊びで訪日とのこと。
日本語で理解できないところは〇〇様が通訳してくださいました。

駐車場を出発してすぐ、ネジバナが一輪。
花の少ない時期だけにここでルーペ登場。
小さいながらもれっきとしたランの仲間であることを見ていただきました。

その後は皆さん山側斜面のコケを見つけてはルーペでのぞき込み、
日常とは違う世界を楽しんでいるようでした。
「コケ女、知っていますか」との問いに〇〇さん通訳に苦労していました。

上道でお客さんがマムシグサの果実を発見、
「これ食べられますか?」
「毒です。」
後ほど休憩時間に図鑑で花の時期のマムシグサを見ていただきました。

下道に降り、駐車場へ歩き始めてすぐ今度は本物のマムシに遭遇。
路肩に、しかも2匹、1匹はやぶの中に飛び込み、残り1匹は動かず。

ここで〇〇さんの武勇伝、
「車を運転中道路にヘビ発見、行き過ぎてからわざわざ戻ってタイヤで轢いた。
自宅に戻って父親に報告したら、父親はそれを拾ってきて焼酎付けにした。」
…うーんすごい。

周回路に落ちている木の葉では、ホオノキが目立ちます。
お客さんから「どの木から落ちてきたんですか」とのお尋ね。
はい、探しました。
おかげで森の主のようなホオノキを見つけました。

ついでに、日本の食について、ホウバ、サルトリイバラの葉など、
食材を盛ったり、包みに使われていることを紹介しました。
また、ウラジロ、ユズリハも手に取って正月のお飾りに使われることを紹介しました。

上道の寄り道、見晴台。
ここに入るとお客さんの顔がさっと明るくなりますね。
日も差して、展望を楽しんでもらいました。
姿を見ることはできませんでしたが、キビタキの美しいさえずりを聞くことができました。

ヤッホーポイントでは、カワウのコロニーのお話をしました。
カワウのように集団で営巣する鳥もいれば、キビタキのように子孫を残すため、
なわばりを作って必死でそのなわばりを守るためさえずる鳥もいることをお話ししたところ、
「ヒトが一番弱いのかも知れませんね。」との感想。
案内人も考えさせられました。

Aさん、ご報告をどうもありがとうございました。

(レポートより引用終わり)

いかがでしょう、夏の日の森歩き。いいと思います。
他にも、もっとこんな森歩き、ご紹介したいことが山ほどあります。
ぜひ、森の案内人との森歩き、体験していただけたらと思います。

Posted by 松本 at 23:10 | 森の案内人との森林散策 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

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