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2012年の柏木登起−part2 [2012年12月31日(Mon)]
2011年の最後のブログがpart1とpart2という形で振り返りましたので、2012年も同じように振り返ってブログに書いています。
part1では、月ごとに分けて色々と起こった出来事を振り返りました。
改めて振り返ってみると、2012年はあまり「月日」ではっきりと分けられない活動が多かったのかもしれません。
半ば強引に分けましたが、分けなくてもよかったかも、、、と改めて思っています(笑)
part2では、2012年全体を振り返って感じていることを書きたいと思います。

2012年の最初に、この1年を思って書いたブログがあります。
■2012年の柏木登起−「挑」
https://blog.canpan.info/toki/daily/201201/05

2012年を漢字1字で表すと挑戦する・挑むという「挑」この字だと思い、その想いを書いたのがこのブログです。
改めて読み返すと、達成できたか?と思う気持ち7割、まだまだだったなと思う気持ち3割といったところでしょうか。

今年1年を振り返ると、新しいことに色々と挑戦する中で、気がついたこと、感じたことがたくさんありました。
そして、少しずつその想いが点から線になりつつあるような気がしています。
こんな場作りが大事、こんなチーム力アップのワークショップが必要、この地域にはこんなことが必要と肌感覚でこれまでやってきましたが、少しずつ「なぜ重要なのか」「何が必要なのか」ということが体系的に考えられつつあるような気がしています。

ただ、それをまだ目に見える「カタチ」にするということができていません。
その力不足を痛感したのがこの1年でもありました。
目に見えるカタチの一つとして「文章」にしようと思った時に、その文章力のなさをひしひしと感じたのがこの1年でした。
もっともっと本を読んで鍛えなければ、、、。
2013年は目に見える「カタチ」にできるかどうかに挑戦しなければいけません。

そういった意味では、2012年はあまりブログを更新できなかったことも大きいかもしれません。
言い訳になってしまいますが、ブログを更新する時間を十分に取ることができなかったのは、大きな反省です。
2013年は少し気持ちにゆとりを持つことも必要かなと思っています。
そんな中で、もっと本を読んで、考えていることを整理していきたいです。

2012年、お世話になった皆さま、本当にありがとうございました。
一つひとつの出会いが私自身を成長させてくださっていると思います。
2013年もがんばりますので、何卒よろしくお願いします。
2012年の柏木登起-part1 [2012年12月30日(Sun)]
2012年は大きく色んなことにチャレンジした年だったように思います。
私柏木登起のこの1年を振り返ります。

【1月】ーひょうごNPOユースの新春合宿
毎年ひょうごのNPOで働く若手スタッフが集まって新春合宿をしています。
2008年から初めて4回目の合宿でした。
2009年のせんだい・みやぎNPOセンターの故加藤哲夫さんから始まって、毎年豪華ゲストに来ていただいています。
今思うと、とても贅沢な合宿を開催していますね。
今回はテラ・ルネッサンスの鬼丸昌也さんにお越しいただきました。
鬼丸さんの共感を呼ぶ話し方は衝撃的でした。
自分たちの活動を伝えるための工夫の仕方を学びました。
鬼丸さんに刺激を受けて、講演のパワーポイントの見せ方などを大きく工夫できるようになりました。

【2月】ー生きがいしごとサポートセンター事業をやめることを決めました。
2009年度からスタートした兵庫県補助事業「生きがいしごとサポートセンター播磨東」ですが、2011年度を持って当法人が運営することから手を引くことにしました。
私がこのNPO業界に関わるきっかけとなったのは、実はこの事業があったからです。
この事業があったからこそ、コミュニティ・ビジネスのあり方やNPOのあり方など色々と考えることができました。
ですが、一方でこの事業のあり方そのものには色々と疑問に感じることも多く、また、成果をしっかりと残せたわけではありませんでした。
理事会で何度も検討した結果、シーズはこの事業を受託せずに、コミュニティ・ビジネスやNPOのサポートをするという道を選びました。

【3月】ー兵庫県・神戸市版「NPO法人設立・運営の手引」を作成しました。
2010年10月からスタートした兵庫県・神戸市版「NPO法人設立・運営の手引」改訂プロジェクト。
まずひとつ目の成果として、まだ暫定版という形ですが、認証版(NPO法人を立ち上げる際の手引)を発行することができました。
兵庫県内で活動する23のNPO支援センターと所轄庁である兵庫県・神戸市と一緒に作成した全国でも類のない手引ができたのではないかと思います。
この手引書改訂プロジェクトを通じて、兵庫県内のNPO支援センターと所轄庁のネットワークができました。
http://www.hyogo-intercampus.ne.jp/v-hyogo/info/v_3_1/tebiki-moku.html

【4月】ー明石コミュニティ創造協会の事務局長に就任
明石市の地域自治組織の形成を支援するために2012年4月に作られた「一般財団法人明石コミュニティ創造協会」の事務局長に就任しました。
この活動のおかげで、地縁活動にどっぷり入った1年だったと思います。
地縁組織の課題やそのあり方など、色々と考えることができました。
地域の人たちが対話するための「場づくり」の重要性、ヨソ者の役割の重要性など、現場に入ったからこそ感じたことがたくさんあります。
この感じたことを2013年はカタチにしなければならないと思っています。

【5月】ー西粟倉村へ視察に行きました。
岡山県の西粟倉村へ1泊2日の視察へ行って来ました。
小さな村の中で経済をどう循環させるか。元村長さんから直々にお話をお伺いし、その取り組みを聞かせていただきました。
「豊かさ」とは何かを改めて考えるとてもよい機会になったと思います。

【6月】ーシーズ10周年記念活動報告会を開催しました。
シーズ加古川が発足して10年ということで、これまでよりも少し盛大に活動報告会を開催しました。
今回の活動報告会のテーマは「総選挙」。
スタッフがチーム別に分かれて、候補者としてプレゼンをしました。
100名をこえる方々にお越しいただくことができ、とても嬉しく思っています。
その時の動画です↓
https://blog.canpan.info/seedskakogawa/archive/31

【7月】ーチームビルディングのプログラムを実施。
今年度シーズとして力を入れたプロジェクトの一つに「チームビルディングプログラム」があります。
私がシーズに関わってからこの3年、スタッフの人材育成とともに、チーム力を強化することに何よりも力を注いできました。
月1回の研修日に、ミッションを共有したり、それぞれの人材を知ったりと様々なチーム力強化のためのワークショップを実施してきました。
その結果、今シーズは、スタッフ一人ひとりの個性を活かしながら活動を展開できていると思います。
そのプログラムを他のNPOなどにもお伝えしたい。そう思って作ったのが、このチームビルディングプログラムです。
今年はこのプログラムを数団体に実施させていただきました。
このプログラムが他団体にも通用するのだということを実感することができました。

【8月】ー隠岐の島・海士町へ行って来ました。
夏期休暇を利用して、島根県隠岐の島の海士町へ行って来ました。
以前から一度行ってみたいと思っていたところです。
「ないものはない」というコンセプトと若い方々の自分たちのまちを作っていく熱い想いを感じることができました。

【9月】ーブランディングの成果物「リーフレット」が完成しました。
10月1日に法人名を「シーズ加古川」から「シミンズシーズ」に変更しました。
このブランディングのプロセスを通して、私自身のやりたいこと、目指したい社会がはっきりとしたことは大きな大きな成果でした。

【10月】ー明石清水高校の特別非常勤講師をさせていただきました。
明石清水高校には人と環境類型というコースがあります。
その2年生の特別非常勤講師として、高校生のキャリアデザインのプログラムを作りました。
3月頃から担当の先生方と色々と試行錯誤しながらプログラムを組み、4月17日の授業から約半年間、高校教育の現場に入らせていただくという貴重な経験をさせていただきました。
10月6日には成果報告会を実施し、2年生の生徒達はそれぞれ3分間のパネルセッションをしました。
生徒達の晴れ姿がとても嬉しかったです。
このプログラムを通じて、「なんで?」「どう思うの?」と深く考えることの重要性を改めて感じました。

【11月】ー東日本大震災支援の加古川拠点「かだるカフェcolors」の運営に関わりました。
BANBANネットワークス株式会社、加古川地域振興開発株式会社と連携して、ヤマトヤシキ横カピル3階に「かだるカフェcolors」をオープンしました。
今年は東北に行く事ができなかったことが心残りです。
被災地が今どうなっているのか。まだ現在も進んでいる福島の現状がどうなのか。
2013年は被災地に行きたいと思っています。

【12月】ー佐用町三日月町の地域づくり計画のアドバイザーとして関わらせていただいています。
佐用町三日月町地域づくり協議会の計画づくりアドバイザーとして、7月から関わらせていただいています。
ここでも住民同士で対話することの重要性を感じました。
住民同士で語り合う中で、自分たちのまちは行政にまかせていてもダメだ、自分たちの手で作っていくという意識が生まれてくるのだと思います。

2012年は、地域の現場にこれまで以上に関わることができ、色々と「地域」の地べたのことを考える機会が多くあった年でした。
そこから学んだことがたくさんのことを、2013年に活かしていきたいと思います。
2012年に出会った皆さま、ありがとうございました!