行政との協働は「対話」の場づくりから [2012年01月31日(Tue)]
先日、とある行政と市民が意見交換をする場でコーディネーターをさせていただきました。
行政と市民の協働のあり方とは何なのかを考える意見交換の場です。 コーディネーターをさせていただきながら、「行政と市民の協働」について、色々と考えさせられました。 想像以上に、行政側は市民から意見されることを怖がっています。 そのような行政側の姿勢は大変問題ですが、行政側が恐怖を感じていることは市民側の伝え方にも問題があります。 なので、まずは対等に「対話」する場を作らなければ、「協働」は進まない。 私が一番感じたことでした。 まずは、人と人として理解し合うことがなければ、「協働」は進みません。 理解するための「対話」を繰り返していくことが大切です。 仲の良いファシリテーターから言われました。 行政の重い腰をあげさせつつ、 市民の軽い口をたしなめつつ、 よりよい対話づくりを進められるかどうかが、 協働の実体化が問われる今後の正否の鍵を握るでしょうね。と。 「協働」という綺麗な言葉がよく使われていますが、真の「協働」というのは本当に難しい。 けれども、現場で活動している市民の言葉が、想いが、しっかりと行政に伝わるように、そして、行政の考えが市民にも理解されるように、その「対話」の場づくりのお手伝いをすることが、私の役目なのではと感じている今日この頃です。 |