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行政との協働は「対話」の場づくりから [2012年01月31日(Tue)]
先日、とある行政と市民が意見交換をする場でコーディネーターをさせていただきました。
行政と市民の協働のあり方とは何なのかを考える意見交換の場です。

コーディネーターをさせていただきながら、「行政と市民の協働」について、色々と考えさせられました。

想像以上に、行政側は市民から意見されることを怖がっています。
そのような行政側の姿勢は大変問題ですが、行政側が恐怖を感じていることは市民側の伝え方にも問題があります。
なので、まずは対等に「対話」する場を作らなければ、「協働」は進まない。
私が一番感じたことでした。

まずは、人と人として理解し合うことがなければ、「協働」は進みません。
理解するための「対話」を繰り返していくことが大切です。

仲の良いファシリテーターから言われました。
  行政の重い腰をあげさせつつ、
  市民の軽い口をたしなめつつ、
  よりよい対話づくりを進められるかどうかが、
  協働の実体化が問われる今後の正否の鍵を握るでしょうね。と。

「協働」という綺麗な言葉がよく使われていますが、真の「協働」というのは本当に難しい。
けれども、現場で活動している市民の言葉が、想いが、しっかりと行政に伝わるように、そして、行政の考えが市民にも理解されるように、その「対話」の場づくりのお手伝いをすることが、私の役目なのではと感じている今日この頃です。
ソーシャルビジネススクール卒業式 [2012年01月30日(Mon)]
またまたブログの更新が遅れてすみません。
先日終了した、ソーシャルビジネススクール卒業式のご報告をしたいと思います。

ソーシャルビジネススクール関連の過去のブログはこちら↓
■ソーシャルビジネススクール本講座がいよいよスタートしました [2011年12月07日(水)]
https://blog.canpan.info/toki/archive/256
■ソーシャルビジネススクールいよいよ開講! [2011年11月26日(土)]
https://blog.canpan.info/toki/archive/252
■ソーシャルビジネススクール開講します! [2011年10月15日(土)]
https://blog.canpan.info/toki/archive/238

今回のソーシャルビジネススクールはその名の通り、「スクール」という形で、連続の講義としました。
日々、起業のご相談にのっても、単発の課題は解決するかもしれませんが、起業するための事業計画の立て方、収支計画の立て方という一番大事な部分は十分伝えきれませんでした。
そこで、自分の持っているビジョンを形にするところから、計画という具体的な形にするところまでを考える場が必要だと考え、今回のソーシャルビジネススクールを開講するに至りました。

開講中、1週間〜2週間に1度の講義の合間は、「メンター」と呼ばれるアドバイザーが個別につきます。
毎回の講義で宿題が出され、その宿題を「メンター」のサポートを受けながら、達成していきます。
今回のソーシャルビジネススクールは、手法を学ぶのではなく、自分の企画を実現していくためのものなので、それぞれの個々の想いを形にするため、たくさんの宿題が出されます。
受講された皆さんは、仕事等の合間を縫って山盛りの宿題をこなされました。

想いを形にするということはそんなにたやすいことではありません。
利益だけを追求するビジネスですら立ち上げることは容易ではないのに、利益も追求しながら、社会貢献も追求していかなければいけません。
そんな事業計画を立てるというのは相当大変なことです。
当初は一生懸命想いを語られても、人に十分に伝わるものではありませんでした。
しかし、皆さんは苦しみながら、必死に頑張ってこられ、卒業式最後のプレゼンでは素晴らしい内容になっていました。



また、苦しいことも、スクールの中で仲間と一緒なら頑張れるのだということを卒業式の様子を見ていて感じました。
仲間とともに一緒であれば、苦しさは半分に、喜びは倍になるのでしょう。
一人ではがんばれないけれど、みんなが一緒だからがんばれる。
スクーリング形式が大切だということをとても感じました。

感動の卒業式を見せていただき、受講生の皆さんに感謝です。
皆さんの想いが実現することを願っています。


学校長から卒業証書を授与されているところ
兵庫県内の中間支援団体ネットワーク [2012年01月24日(Tue)]
第2回県内中間支援団体意見交換会を開催しました。
以前からお伝えしているように、現在「兵庫県版NPO法人設立・運営手引書」を改訂しようという事業を進めています。

趣旨は以下のとおり。
2011年6月「改正NPO法」が成立し、2012年4月1日から施行されます。
今回の法改正では、NPO法人会計基準の内容や認定NPO法人の認定に関する内容なども盛り込まれており、今後NPO法人にはますますアカウンタビリティ(情報開示)の向上が求められるようになってきます。
そこで、兵庫県地域づくり活動支援事業を活用し、NPO法人設立・運営に関する基本的なガイドブックとなっている所轄庁発行の手引書を改訂したいと考えました。
現在、兵庫県内のほとんどと言ってよいほどのNPO法人がこの手引書に基づいて法人の設立・運営を行っており、いわば教本となっています。
この手引書を改訂することによって、兵庫県内の全NPO法人に対して、アカウンタビリティの意識啓発等を行うことができ、ひいては、各NPO法人の運営力向上につながると思っています。

一方、各NPO法人の活動に資するためには、NPOをサポートするNPOである各中間支援団体の支援力強化は必要不可欠です。
手引書改訂を機に、改訂のプロセスそのものを中間支援団体が一緒に行うことによって、中間支援団体自身の知識向上及び支援力強化につなげたいと考えています。
兵庫県は他府県と比較して、中間支援団体が多く存在することが特徴です。
多様な支援ができているという強みがある一方で、支援方法にはバラつきがあり、決してクオリティが均質であるとは言えません。
そこで、手引書改訂のプロセスに中間支援団体のスタッフが参画することで、他の中間支援団体のノウハウを学びあう機会にもなり、中間支援団体のネットワークづくりにも役立つと考えています。

以上のような趣旨のもと、先日は第2回目の中間支援団体の意見交換会を行いました。
23団体のうち17団体ほどが集まり、主に手引書の内容について、もっとこんな内容を盛り込んだ方がいいのではないか、どのように活用するか等様々な意見が出されました。



兵庫県では中間支援団体が多く存在することが特徴であるにも関わらず、今までは中間支援団体が集まる場が十分機能していませんでした。
今回の「手引書改訂」のプロセスを通して、このような場が実現したことは大きな成果です。
中間支援団体同士がネットワークを作り、お互いに切磋琢磨しながら、スキルアップしていけるとよいと思います。
江川地域づくり協議会-地域づくり計画ワークショップ [2012年01月21日(Sat)]
先日、7月頃から関わらせてもらっている江川地域づくり協議会の地域づくり計画策定のためのワークショップをさせていただきました。
私が地域に入らせていただいたいる理由は、江川地域を活性化するための地域づくり計画を策定するアドバイザーとしての役割です。
江川地域のために、よりよい計画を策定するために、まずは信頼関係を作ることを目的に、7月頃から月に1回〜2回くらい入らせていただいていました。
少しずつ、江川地域にはどんな方々が住んでいて、どんな暮らしをし、どんな地域づくり活動をされてきたのかが分かってきたところです。

そのような中、先日、いよいよ住民の方々に声がけし、計画策定のためのワークショップを行いました。

12月の企画会議の際、できる限り計画策定後に、実働部隊へとつながるよう、ワークショップメンバーはどんな方々がいいのかを住民の方々一人ひとりに考えていただきました。
そうして開催した第1回目のワークショップ。
何と、50名もの住民の方々が集まりました。

まずは、現状の課題の認識から。
今、地域の課題は何なのか、何がこの地域に必要なのかの振り返り。
そして、既存事業の見直しを行っていただきました。

6つのグループに分かれて議論していただきましたが、どのグループも真剣に熱い議論を重ねてくださいました。



また、このプロセスの中で、ワークショップの手法を住民の方々に学んでいただきたいと思っています。
私が常にファシリテーションをしなくても、住民の方々自身で、ワークショップを進めていけるようになっていただきたいからです。
セッションを重ねる度に、議論の「見える化」が大事だと感じ、模造紙の使い方が上手になっていかれるのを感じました。



第2回目は2月4日に開催します。
具体的な24年度〜26年度までの3カ年計画を策定していきます。
住民の方々の熱い想いを見える化できるよう、お手伝いしていきたいと思います。
facebookのチカラ [2012年01月19日(Thu)]
最近なかなかブログを更新できておらず、すみません。
いろんな地域にバタバタ出ているのもあるのですが、facebookを始めましてそちらの方も忙しくなりました(^_^;)

facebookを始めてみて感じますが、facebookはすごい!
NPOにはとっても向いていると思います。
ぜひ、まだ始めていないよという方は、ぜひオススメします。
その場合は、「友達リクエスト」してくださいね(*^_^*)

何がすごいのかというと、「つながり」が本当にたくさんできることがすごいのです。
小さい頃から知り合いだったおじさんと、仲は良くても、「私はこんな仕事しているよ」とか「こんな想いを持っている」とか、わざわざ伝えることはありません。
しかし、facebookだとこんなことしているというのを随時伝えることができます。
その上、「いいね!」という共感の合図を送ることができます。

また、プロフィールをすべてオープンにするので、高校のつながりや大学のつながり、明石という地域のつながりなどを作ることができます。
同じ高校出身の先輩からは、「こんな活動をしている後輩がいるなんて!」と何名かからお声がけをいただいたり、「いつも応援しているよ〜」というお声をいただいたりしています。

NPOの活動には「共感」が大切です。
私が活動することで、「共感」してもらえると何よりも嬉しい。
そんな「共感」を「いいね!」という合図で送ってもらえるので、私自身も励みになります。

運営している東播磨生活創造センター「かこむ」でfacebook講座をしてくださったボランティアさんがおっしゃっていました。
Twitterは、つながりを「広げる」ためのツール。
facebookは、つながりを「深める」ためのツール。
だそうです。
なるほど〜!ですね!!

皆さんからの応援を元に頑張りたいと思いますので、facebookをされている方はぜひ「いいね!」と応援メッセージをお願いします!
まちづくり井戸端会議の意義〜第14回シーズ加古川塾〜 [2012年01月18日(Wed)]
第14回シーズ加古川塾を開催しました。
ありがたいことに、シーズ加古川塾も第14回目。
スタートさせてちょうど2年になりました。
だいたい2ヶ月に1回くらいのペースで実施していることになります。

今回の第14回目は、第12回・第13回に引き続き、『「コミュニティ」と「市民力」その本質と課題』を考える場です。
近畿大学総合社会学部教授の久隆浩先生にお越しいただきました。

久先生はもともとは都市計画の専門家でしたが、ハードだけではまちを作るコトはできない。それ以上に、人のつながりというソフトをどう充実させるか。
その中で、住民自らが自分達のまちを自分達の手で創っていくそんな仕掛けが必要ということで、地域に入り、住民の方々と話をし、まちづくり井戸端会議をやりながら、住民の方々が一歩踏み出す後押しをされています。

今回はまちづくり井戸端会議の意義についてお話をいただき、参加者同士でディスカッションしました。


まちづくり井戸端会議は、特に目的を持ちません。
また、意思決定をしない場です。
誰かが取り仕切るわけではなく、参加者が主体的に「対話」をしていく場なのです。

シーズ加古川が運営する東播磨生活創造センター「かこむ」でも、つながりサロンを開催していますが、どうしても場を取り仕切り、間を持たせようとしてしまいます。
沈黙の時間があれば、その間で口を挟もうとしてしまったり、参加者全員から意見が出るように、コーディネートしなければ、、、と意識してしまいます。
しかし、まちづくり懇談会はそういった進行役をあえてしないことによって、参加者の主体性を育むことが出来るのです。

沈黙があったら沈黙があったでいい。
その空気を主催者として受け入れるチカラが必要なのです。
無理をせず、自然体で開催するから、参加者一人ひとりも無理をしないで、自然の自分で参加できるのです。

以前、久先生が理事長をされている「市民事務局かわにし」さん主催の「つながりカフェ」に一度お伺いしたことがあります。
何とも言えない不思議な空気でした。
無理をしない、でも、あったら嬉しい、そんなことを感じる場だったことを思い出します。

東播磨でもそのような場が持てるように、また、各地域がまちづくり井戸端会議を開催することで、地域ごとのつながりが創っていけるように、お手伝いしていきたいと思います。
被災地を応援する加古川市民ネットワーク中間報告会 [2012年01月12日(Thu)]
震災から10ヶ月目の1月10日、「被災地を応援する加古川市民ネットワーク」の中間報告会を開催しました。



加古川市民一人ひとりの「何かできることはないだろうか」という「想い」を、「行動」というカタチに変えるために、そのためのつながりを創るということを目的に、「被災地を応援する加古川市民ネットワーク」を4月に立ち上げました。
日頃は、メーリングリストで情報共有し、個々でできることを動いていく、そんなゆるやかなネットワークです。

そんな市民ネットワークの初めての報告会を開催しました。
今現在ネットワークに入っている個人・団体は、ちょうど70名(団体含む)ですが、そのうち3分の1の方が参加してくださいました。

被災地の情報を皆さんが欲していることを改めて実感。
中間支援組織として、「想い」を持った市民の方々に十分な情報を提供できていなかったことを反省する機会にもなりました。

報告会では、震災後から今まで、様々な支援活動を行っている方々から、活動内容を発表していただきました。
皆さん、熱心に耳を傾けておられ、
市民の方々の熱い「想い」に感激です。

また、市民の方々が寄付してくださった支援金は、約114万円となりました。
少しずつ被災地は復旧の段階から復興の段階へ移りつつあり、住民自身が中心となって、まちづくりをしていく必要性がますます高まってきています。
そのような中、ようやく少しずつ住民が主体となった動きが見え始めてきました。
お預かりしていた市民の皆さまからの支援金は、被災地の復興には住民主体のまちづくりが必要不可欠との想いから、住民が主体となった活動に対して支援しようとその動きを待っている状態でした。

今回、初めてその支援金(一部)の寄付先を決定しました。
寄付先は以下の通りです。
・一般社団法人 おらが大槌夢広場(大槌町)
・NPO法人 いわてGINGA−NET(盛岡市)
・「復興ぞうきんプロジェクト」(盛岡市)
・まちづくりチーム「げいぐり」(山田町)
・まちづくりチーム「M.A.D」(宮古市)
・もりおか復興支援ネットワーク(盛岡市)

シーズ加古川が現地に行くたびに、どこに資金を提供すべきか、どこに提供すると市民の方々の想いが活かされるのかを考え、その中で挙がった団体に寄付することが今回の報告会で決定しました。
皆さまの熱い想いを現地に届けたいと思っています。
今後も長くご支援ください。
ひょうごNPOユース新春合宿2012 [2012年01月10日(Tue)]
第4回目の新春合宿「ひょうごNPOユース新春合宿2012」を開催しました。
ひょうごNPOユースは、兵庫県内若手NPOスタッフのゆるやかなネットワークです。
NPOで働く、概ね40歳以下の若手スタッフがこのネットワークに入っています。

ホームページはこちら
http://sites.google.com/site/npoyouth/home

そんな「ひょうごNPOユース」の恒例の行事が、新春合宿です。
毎年新春に、自分自身を振り返り、今年1年どんな風な心構えでNPO活動に取り組むのか、その想いを確認するために合宿をしています。
同じようにNPOで働いている仲間とともに考え、想いを共有する場となっています。



そんな新春合宿の今回のテーマは、「市民の共感を生み、活動に巻き込む力をつける」。

今、NPOは委託事業等行政からの財源に頼るか、一方で事業型で自主的に稼ぐかそのどちらかに二分しています。
行政からの財源に頼っているところは、このままで良いのか、毎年の契約更新前にはドキドキする不安定な組織運営に対する批判が、一方で、事業型のNPOは、企業どう違うのか、NPOでやる意味がどこにあるのか等の批判があります。
委託や助成金だけではなく、自主事業の収益だけでもなく、寄付や会費によって支えられるということはNPOの大事なところです。

そこで、今回の合宿では、「市民の共感」を呼び、多くの市民を「活動に巻き込んでいる」、NPO法人テラ・ルネッサンスの鬼丸昌也さんにゲストに呼び、話を聞きながら、自分自身の活動の振り返りをしました。



鬼丸さんの伝え方は「すごい!」の一言につきました。
事実は事実として正確に伝え、そして希望を見せる。
聞いている人をジワジワ「自分に何ができるのか?」を考え、「何か動かなきゃ!」という気持ちにさせる。
話の中で、当事者性がドンドン生まれてくる。
そんなお話でした。
自分自身の伝え方スキルはまだまだであることを痛感しました。

印象に残っていることは、「寄付や会費」というのは、「関心のパスポート」であるということ。
「お金を出して」と思うから、なかなか「寄付や会費」を募ることができていない。
けれども、「寄付や会費」というのは、ある種の活動の参画方法なのだと改めて気づかされました。

以前、「ボランティアを巻き込むということは、ボランティアに対するシアワセのおすそわけ」であるという言葉をある人から教えていただきました。
「寄付や会費」も同じことなのです。
どうシアワセを感じてもらうかというのは、ボランティアよりも難しいですが、、、。
そのシアワセをおすそわけできるかどうかは、一人ひとりの想いから生まれてくるコミュニケーションなのだと思います。

私自身の伝え方スキルをもっともっとアップさせなければと痛感した2日でした。
今年は多くの新しいことにチャレンジしていく予定です。
そのような中、私自身が何を伝えられるのか、どんな伝え方をすれば共感してもらえるのかをもっともっと考えながら、新しいことに挑戦していきたいと思います。

2012年の柏木登起−「挑」 [2012年01月05日(Thu)]
2011年の振り返りのブログは、たくさんの方に読んでいただいたようで、大変嬉しくもあり、恥ずかしくも感じています。書いておいて言うのもおかしな話ですが、、、。

シーズ加古川は新年4日から本格的に仕事始めで業務がスタートしています。
年始は外出せずに、ゆっくり事務所で仕事できるか?と思っていたら、そんなに甘くはなく、今日も早速明石で打ち合わせの予定がありました。
その帰り道、ふと2012年の私柏木登起の抱負を漢字一字で表すと、、、「挑」という字だなぁ〜と思いました。

2012年の私は、様々なことに挑戦することになる1年になりそうです。

◆シーズ加古川は丸10年という節目の年です。
次の10年に向かっていくための大事な1年です。
シーズ加古川の組織の自立・自律に向けた大事な一歩をどう踏み出せるのかに挑戦しなければいけないと思っています。

◆東播磨生活創造センター「かこむ」の指定管理の2期目がスタートします。
コンセプトである県民がつながり合う施設「ユナイテッドスペース」をどう創れるか。
定量的な評価ではなく、定性的な評価をいかに可視化できるかどうかに挑もうと思っています。

◆コミュニティ活動の支援を本格的に考え、実行していく年です。
2011年から関わらせていただいている佐用町江川地域もいよいよ地域づくり計画がアクションプランという形になります。
住民の方々の想いや力をどこまで目に見える形のものにできるのかに挑戦したいと思います。
また、4月からは本格的に地域コミュニティの活動に入り込み、応援する役割を担うことになりそうです。
今までとは少し違った新しい仕事に本気で取り組んでいく年になるかもしれません。

◆県内6つのNPOが協働して創ろうとしている市民ファンド「ひょうごコミュニティ基金(仮称)」も2012年の立ち上げを目指しています。
本当にこの兵庫で、「民」が「民」を支援する資金循環の仕組みが実現するのか、大きな試みにチャレンジします。

◆何度かこのブログに書いた「兵庫県版NPO法人設立・運営の手引書改訂プロジェクト」も今年1年が勝負の年です。
全国にも例のない県内23の中間支援団体と、所轄庁である兵庫県・神戸市との協働作成中の手引書をいよいよ「形」にするということに挑戦します。

◆4月から高校の特別非常勤講師として声をかけていただいています。
まちづくりやソーシャルイノベーションの授業を受け持たせていただくことになりそうです。
高校生を対象に講座をするのは初めての体験。
「いのちと未来を大切に思い、行動する力を持った人づくり」という教育目標に少しでも貢献できればと思っています。

2012年は色々と新しいことに挑戦させていただく機会をたくさんいただけそうで、本当ありがたい限りです。
皆さまからいただいた期待にどこまで応えられるのか、私柏木登起の挑戦の1年なのだと思っています。
気を引き締めて、一つひとつ丁寧に取り組んでいきます。

2012年もどうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m
2012年もよろしくお願いします! [2012年01月04日(Wed)]
明けましておめでとうございます!
昨年は、シーズ加古川をご支援くださいまして、ありがとうございました。
シーズ加古川は今朝、スタッフ全員が出勤し、年始のあいさつを終え、例年通り大掃除からスタートさせました。
スタッフみんな、気合が入っている様子です。
2012年もどうぞよろしくお願いいたします。

2012年はシーズ加古川が設立して10年という節目の年でもあります。
昨年12月の理事会では、理事と次の10年にはどのような方向に向かっていくのか、様々な議論をしました。
この数年は様々な活動を広げてきましたが、次の10年は改めて地域に密着をした中間支援組織としてのあり方を模索しなければならないのではないかと感じています。
地域に密着しながら、地域のコミュニティの活性化に寄与し、そして、地域の中で支えられるNPO法人を目指したいと思います。

2012年もスタッフ一同、精いっぱい頑張っていきたいと思います。
どうぞご支援賜りますよう、よろしくお願いいたします。

年始の機関紙を発行しました。
下記よりご覧ください。