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2011年の柏木登起-part2 [2011年12月31日(Sat)]
2011年を振り返って、私にとって大きかった出来事は、ひとつ前のブログに色々と書きました。
parto2では、この1年で感じたことを書きたいと思います。
私にとって、2011年は大きな価値観の変化を感じた年でした。

比較的コミュニティの活動に関わらせていただく機会が多かったことが大きな影響を与えてくれました。
特に関わりの深かった佐用町江川地域は、車で何十分もかかっていかなければならない場所です。
しかし、夜は満天の星空があり、素晴らしい地域の資源がたくさん残っています。
地域の集落の方々がみんな一緒になって子育てをし、地域の活動に関わっておられます。
人付き合いは面倒!と言われることが多いですが、みんなで支え合って生きていく、そんなコミュニティの力があります。

私自身、今までは「絶対に田舎には住みたくない(すみません!)。駅から10分以内の利便性のいいところじゃないと嫌だ」と思っていました。
しかし、地域には地域の良さがある。
その地域の良さを感じながら生きていく生き方の素晴らしさを感じたのがこの1年です。

東日本大震災が起こった三陸海岸沿い。
ものすごい勢いの津波はすべてを奪っていきました。
私自身も現地を何度か訪れ、その恐ろしさを感じました。
しかし、三陸地域は歴史的にも何度も津波にあい、自然の恐ろしさを知り、それでも海と共存していく生き方をされているのです。
自然に敬意を払いながら、自然と共に生きておられるのではないかと思います。
そんなことを岩手を訪れ、感じました。

福島の原発事故。
この事故・事件は、人間の生き方そのものを問うています。
今までのように、電気をガンガン使い、原発に依存し、自分は関係ないや…と思って生きてきた生き方で本当にいいのかどうか。
そんなことを問われている気がします。

2011年は自分自身の生き方そのものを改めて考えさせられた年でした。
そして、自然とともに生きていく生き方に憧れを感じることができた年でもありました。
様々なことを感じさせてくれた多くの出会いに感謝します。

2012年も自分自身を磨きながら、より一層精進していきたいと思います。
2012年もどうぞよろしくお願いいたします!
2011年の柏木登起-part1 [2011年12月30日(Fri)]
2011年の私自身を振り返りたいと思います。
先日、たまたま携帯電話の写真を見ることがあり、アルバムのようにめくってみて、「あぁ〜、この1年も色々あったなぁ〜」と思いました。

なので、携帯の写真を見ながら、1年間を振り返ってみたいと思います。
個人的なことも含めてです。
残念ながら、このブログには写真が5枚までしかアップできないので、写真はご勘弁ください。

【1月】−ひょうごNPOユース新春合宿
2012年も開催しますが、毎年1月の初めにひょうごのNPOの若手ばかりが集まって合宿をします。2011年も合宿からスタートしました。
ゲストに「ハンズオン!埼玉」の吉田さん、西川さんにお越しいただきました。
2011年の「かこむ」運営の考え方は、この時に学んだ「お客様にしない」という考え方がベースになりました。

【2月】−妹に子どもが産まれました
私の両親にとっては初孫となる子どもが産まれました。
名前は「凛」。シーズ加古川で働くスタッフ二人から生まれたNPOサラブレットちゃんです。
将来はNPOの担い手になってくれるでしょうか。
このことで、改めてワークライフバランスとは何なのかを考えさせられました。

【3月】−若者&生きサポコンぺ
若者しごと倶楽部と生きサポのコンペがありました。
若者しごと倶楽部は競合他社との競争になり、スタッフの頑張りを感じました。

【4月】−東日本大震災の支援のあり方を考えるために岩手⇒宮城⇒福島を訪問
3月11日に起こった東日本大震災。
4月の中旬に初めて現地を訪れました。
悲惨な状況の現地、、、自然の恐ろしさを感じました。
今でもその時の状況ははっきりと記憶に残っています。
4月末に、被災地を応援する加古川市民ネットワークを結成しました。

【5月】−2度の被災地訪問
シーズ加古川として、具体的な支援のあり方を検討するため、被災地を2度訪れました。
瓦礫は少しずつなくなっているものの、その光景が何もなくなったことをより一層感じさせ、心が痛かったことを覚えています。
その時に作った支援団体とのつながりを理事長の田中にたくし、被災地支援はその後理事長が中心にになっていくようになります。

【6月】−新しい公共支援事業の申請
23年度、24年度の2年間の限定で行われるNPO等新しい公共の基盤整備のための事業がとうとう兵庫県でもスタートしました。
30日の募集締め切りまでバタバタになって申請書を書きました。
申請した3つの事業すべてが採択され、9月よりスタートしています。

【7月】−被災地支援が本格化
シーズ加古川が行う被災地支援活動が本格化してきました。
ボランティア拠点「かわいキャンプ」がオープン。
その後、理事長の田中が何度も現地を訪れ、つながりを強化し、山田町を中心に8月からスタッフを1名送り込むことにしました。

【8月】−ひょうごNPO研究会企画会議
今後のひょうごのNPOのこれからを議論するために「ひょうごNPO研究会」みたいなものが進めていけるといいよね〜と話したことが本当に実現。
新しい公共支援事業を活用して、ひょうご市民活動協議会(通称HYOGON)がひょうごNPO研究会を進めていくことになりました。
第1回目を10月5日に開催し、その後、月1〜2回くらいのペースで開催しています。

【9月】−ひょうごコミュニティ基金(仮称)創設事業検討会がスタート
県内6つの中間支援NPOが連携をして、ひょうごに市民ファンドを作ろう!ということになりました。少しずつ検討会を重ねながら、具現化しています。

【10月】−第1回県内中間支援団体意見交換会を開催⇒兵庫県版NPO法人設立・運営手引書改訂プロジェクトがスタート
当法人が受託した今回の新しい公共支援事業の中で、一番大きなプロジェクトが、この手引書改訂のプロジェクトです。
所轄庁である兵庫県、神戸市と、県内中間支援団体との協働で手引を改訂しようという試みで、シーズ加古川が事務局を担っています。
このプロジェクトによって、県内の23の中間支援団体とのネットワークが実現しました。

【11月】−第2期「東播磨生活創造センター」指定管理者として内定
今年の事業の中でも大きかったのが、この第2期目のコンペです。
23年度で第1期目の指定管理者としての期間が終了します。
ゴールデンウィーク明けから準備を進めてきた、指定管理申請にかかるコンペが11月に実施されました。
無事に指定管理者として内定。12月議会で議決されました。
24年〜26年度も引き続き、運営させていただくことになりました。

【12月】−第2期目の指定管理に向けて、少しずつ準備を重ねています。
また、平成24年でシーズ加古川は設立して10年となります。
次の10年に向けて、これからを考える時期となりました。

皆さま、平成24年もどうぞよろしくお願いいたします!
祝☆卒業〜藤浦さん〜 [2011年12月28日(Wed)]
12月末をもって、シーズ加古川のスタッフ藤浦さんが卒業されました☆

シーズ加古川では、働くスタッフこそ、シーズ加古川の目指す「自律したエンパワーメントをもった人」でいてほしいという想いがあります。
そのためには、自分の想いや自分の人生観、自分の生き方を大事にしてほしいと思っています。
そんな想いを実現するために、巣立っていくスタッフは、「退職」ではなく、「卒業」です。
なので、毎回、理事長がそれぞれのスタッフのことを想って考えた文言を記した「卒業証書」を渡しています。

藤浦さんへの卒業証書は・・・

「貴方は、平成23年4月入社以来、その持前のソフトな人当りと沈着冷静な判断、説得力ある美声で、来場者を魅了し、「おっかけ」が出るくらいの存在感でした。志半ばにしての逝去は、本人も・・・あっ違うちがう!何でこうなるんやろ?
お寺を拠点とした「まちづくり」は興味のあるテーマです。当法人の仕事を通じて得た経験を活かし、素敵なまちづくり運動を展開されることを期待しつつ、ここに当法人の卒業を証します。特定非営利活動法人シーズ加古川 理事長 田中 茂」
と書いてあります。

藤浦さんの本職は、シーズ加古川の仕事、、、ではなく、お寺の住職さん。
本業のお寺の住職をしながら、シーズ加古川ではフルタイムで働いてくださっていました。
それも、「これからは、地域に愛され、地域に支えられ、地域の中になくてはならないお寺にならなければいけない」という想いを持っておられたからです。
その想いを実現するために、シーズ加古川で仕事をしながら、コミュニティを支援する活動を学んでこられました。

今回、12月末で退職しなければならなくなったのは、本業の住職の仕事をメインとしていかなければならなくなったからです。
予想外に早い退職をしなければならない状況になり、この度、シーズ加古川を巣立っていかれました。



「卒業」していくことは淋しいけれど、地域に支えられるお寺を創っていっていくために、シーズ加古川での経験が活きるのであれば、こんなに嬉しいことはありません。
きっと素敵なお寺になるのでは、、、と思っています。
藤浦さん!頑張ってください☆お疲れさまでした(*^_^*)

福祉苑リーベの会のクリスマス会 [2011年12月26日(Mon)]
先日、お手伝いさせていただいている「NPO法人福祉苑リーベの会」さんのクリスマス会に誘われ、参加させていただきました。

福祉苑リーベの会さんは、知的障がいのある方々が働く小規模作業所です。
2010年度から、障害者自立支援法にもとづく新体系へと移行するためのお手伝いをするために、色々と関わらせていただいています。

2011年4月から、障害者自立支援法に基づく「就労継続支援B型」という事業へ移行し、新しい体制となっています。
この障害者自立支援法に基づく新体系へ移行するということは、経営の大大大転換になります。
移行する前には、経営状態の試算や移行のための書類準備など、何度も積んだり崩したりしながら、進めてこられました。
単純に申請の書類を書けば移行できるけれども、経営の転換になるので、経営状態がどうなるのか、どんな作業所を目指していきたいのか、そのために何が必要なのか等を一緒に考えていきましょう!とお話をしたことを素直に聞いてくださいました。
毎回私が宿題(?)を出すのにも日常の業務に加えて大変だったと思いますが、しっかりと答えてくださったのです。
そして、職員さん1人ひとりと面談。
40名の利用者さん、その保護者の方にも説明をし、
何度も理事会を開き、準備し、やっとこの4月〜新体制となりました。

この1年は、その頑張りの成果が少しずつ現れ、基盤が整ってきた年だったと言えます。
今年は、地域の中で支えられる作業所になるために、地域の方々と交流するイベントを実施したり、障がい者の健康維持のためのフットサルチームを立ち上げたり、新しい試みにも取り組まれました。

先日のクリスマス会はそんなリーベの会さんの1年の軌跡を感じさせていただく機会となったような気がします。
少し関わらせていただき、お手伝いさせていただいた作業所さんが、地域の中で支えられ、大きくなっていかれる様子を見せていただけるのは本当に嬉しいことです。
中間支援を本業としている法人の醍醐味です。



クリスマス会には明石のシンガーソングライターの高松太地さんが歌を披露してくれました。
シーズ加古川がおつなぎしたシンガーソングライターさんです♪
とっても素敵な歌を歌っておられます。
リーベの会さんのフットサルチームの応援歌も作ってくださいました(*^_^*)
なんと、私はフットサルチームのチアリーダーに任命していただいたのです!
リズム感ないのに、本当に踊れるかな〜(笑)


☆高松太地さんの歌☆
「命歌」
http://www.youtube.com/watch?v=6nK4zhteR6s
「Dream」
http://www.youtube.com/watch?v=jNIoGO32wkE&feature=related
「おかん」
http://www.youtube.com/watch?v=S3YdwNMvHe4&feature=related
「迷いながら」
http://www.youtube.com/watch?v=7g1Nxf3RV3E&feature=related
NPOと議会との協働〜第4回ひょうごNPO研究会〜 [2011年12月23日(Fri)]
先日、第4回目のひょうごNPO研究会が開催されました。
主催は、私が運営委員を務めさせていただいている「ひょうご市民活動協議会(通称:HYOGON)」。

兵庫県内のNPOが集まり、これからの兵庫のNPOのことをどうしていくのか?ということを考えていきたいと思い、研究会がスタートしました。

第1回目のひょうごNPO研究会の様子は、下記のブログをご確認ください。
https://blog.canpan.info/toki/daily/201110/06

そんなひょうごNPO研究会の第4回目を先日、開催しました。
今回の大きなテーマは「協働」ということ。
「協働」といっても、企業との協働や、地域団体との協働などいろんな団体との協働があります。
しかし、今回は普段あまり「協働」ということを意識してこなかった「議会」をテーマに取り上げました。

ゲストとして、現職で県会議員をされている長岡議員(赤穂市)と大前議員(西宮市)にお越しいただき、議会のお話やNPOのお話をざっくばらんに意見交換することができました。
議員の方々も「NPOはうさんくさいと思ってた!」と。
NPO側も「県議会はどう動いているかわからない!」と。
このように意見交換する場がなければ、お互いどのような想いを持って活動しているのかがわかりません。
今回の研究会では、ざっくばらんに本音で語り合うことができました。
このような場は、NPOが色々と集まった研究会だからこそ実現できたのだと思います。



兵庫県を何とかしたい!このままではあかん!と思っているのは、​議員さんもNPOもきっと同じ。
私たちNPOも「公共」の担い手として期待されるのであれば、も​っと議会の仕組み、行政の仕組みを学んでいかなければいかなけれ​ばいけません。
同じ課題を解決するもの同士として、もっと一緒に議論し合えるよ​うな場があればと感じた1日でした。

引き続き、第2回目以降の企画へとつなげたいと思います。
合い言葉は「but I love you !」 [2011年12月20日(Tue)]
先日の職員全体での研修は、職員同士がお互いに良いところを認め合い、悪いところを注意し合い、そのことによってみんながスキルアップする、そんなワークショップを行いました。
合い言葉は、「but I love you!」。

どうしても日常、業務をしていると、仲間だとわかっていても、「もっとこうしてよ〜」と不満に思ってしまったり、一方で、「〇〇さんってもっとこんなところ気をつければすごくいいのに・・・」と期待を持っていたりします。
しかし、やはり本人を目の前にすると、悪いところを指摘するような言葉は、言いづらかったり、言ってしまってギクシャクしたりすることが当然あります。

けれども、「良いことも、嫌なことも、みんなで言い合える、そんなチームを目指したい!」ということで、お互いに言い合うワークショップをしました。

本当に相手のことを想っているから、愛しているからこそ、嫌なことでも伝えてあげなければいけません。
そんな想いを込めた言葉が、「but I love you !」なのです。
「彼女の歯に青のりがついていたら?」
「彼氏の鼻から鼻くそが見えていたら?」
そのままにしておくと、恥をかいてしまうのは、大事な彼氏や彼女。
なので、「but I love you !」と言いながら、そっと伝えてあげましょう。

そんな想いを込めて、全員でワークショップ。

最初に、「〇〇さんのいいところ」と、「〇〇さんのもっとこうすればいいところ」を書くためのオリジナルで作ったシートを全員に5枚渡します。
そして、「〇〇さんのいいところ」を3つ、「〇〇さんのもっとこうすればいいところ」を2つ。
全員がしっかり考えて書きます。
言ってもらう本人も、自分自身を振り返って書きます。

そして、みんなで共有する時間。
まずは本人から、自分自身では、自分のいいところはこんなところ、もっとこうすればいいと思うところを発表。

本人も発表することで、自分自身の良いところと悪いところが振り返られるだけでなく、「あっ、〇〇さんも自分自身でもそう思っていたんだ!」と参加者全員が気づくことができます。

そして、他のメンバーからも言ってもらいます。
「いいところ」を言うときは「I love you !」と言いながら。
「もっとこうすればいい」と思うことを言うときは、「but I love you !」と言いながら。

普段、ストレートに言われると「聞きたくない!」と耳をふさいでしまうことも、「愛しているんだよ」と言われながらだと、「そっか〜、愛されてるなら」と聞きたくなります。
みんなの意見を聞くと、「やっぱりそう思われていたんだ」と改めて感じた様子。
みんなが書いたシートは、愛がこもったお手紙ということで、ご本人にプレゼント。
それを見ながら、仕事に活かしていくという流れです。
みんなの「愛」が溢れたワークショップの場でした。



「もっと言いたいことは、はっきりとわかりやすく伝えてほしい」と言われたスタッフは、次の日から「伝え方」の本を読み出していました。
少しずつみんなの愛を受け止めて、動き出しています。

愛し合っている仲間同士、助け合いながら、一人ではできないことをチームの力で実現していきたいと思います。
ひょうごコミュニティ基金(仮称)創設を応援してください [2011年12月15日(Thu)]
ひょうごに市民活動を支えるための「コミュニティ財団」を作ろうと思っています。
まだ仮称ですが、「ひょうごコミュニティ基金」。
今日はその仕組みについて、書きたいと思います。



日本には、コミュニティ財団というのがあまり存在しません。
トヨタ財団のように一つの企業がひとつの財団を設立し、助成金を出すという形で市民活動を支えるというような財団が多いのです。

私たちが今作りたいと考えている「コミュニティ財団」は、多くの市民活動を支えたいと考える市民の方々から少しずつ寄付を集めて、それを財源とし、市民活動に対して助成をする財団です。
コミュニティから集めて、コミュニティのために使われる基金。
寄付したいひとの「想い」を、必要としているひとにきちんと届ける、顔が見える基金。
そんなコミュニティ基金を創設したいと思っています。

しかも、今回作りたいと考えている基金は、「マンション型基金」を考えています。


一つの大きなマンションの中に、
加古川市内の市民活動を支えるための「加古川コミュニティ基金」
明石市内の市民活動を支えるための「明石コミュニティ基金」
子どもを支援する活動を支えるための「子ども基金」
障がい者を支えるための「障がい福祉基金」
〇△企業が市民活動を支援するための「〇△企業基金」
私柏木登起が市民活動を支援するための「柏木登起基金」
などなど、
様々な地域やテーマ別の基金が同居します。

今まで、何度も加古川や明石でコミュニティ基金を作りたいという動きを考えたことがありますが、どうしても地域規模を考えると、シーズ加古川単独で進めるのは大変です。
だからこそ、ひょうご全体で考え、そのマンション中に、それぞれの地域ごと、テーマごとの基金が存在することで、事務部分を共通化することができ、地域基金も実現することができるのです。
一つの地域だけではできないことを、連携してつながり合うことで実現可能になるのがこのマンション型基金なのです。

ぜひ、皆さまこの「ひょうごコミュニティ基金」(仮称)創設を応援してください!
応援してもらった方々からのメッセージを掲載したサイトが完成しました。
http://hyogo.communityfund.jp/
たくさんの熱い応援メッセージをいただきました。
応援メッセージをくださった皆さま、ありがとうございます!

ぜひ、応援をよろしくお願いします!
求人募集!「ひょうごコミュニティ基金(仮称)」創設プロジェクト [2011年12月13日(Tue)]
以前、ブログにも少し書いたことがあるかと思いますが、今、「ひょうごコミュニティ基金」(仮称)創設プロジェクトを進めています。
つまり、ひょうごの市民活動を支えるためのコミュニティ基金(市民ファンド)を作りたい、そんなプロジェクトです。

兵庫県の「地域づくり活動支援事業」を活用して、以下の6団体が中心となり、今現在企画検討会議を開き中です。

<6団体>
(特活)コミュニティリンク(宝塚市)、
(特活)シーズ加古川(加古川市)、
(特活)市民事務局かわにし(川西市)、
(特活)宝塚NPOセンター(宝塚市)、
(特活)場とつながりの研究センター(三田市)、
(認定)市民活動センター神戸(神戸市)

ひょうごコミュニティ基金(仮称)の詳しいお話は、また詳しくブログに書きますが、今回はそのプロジェクトを一緒に進めてくださる職員募集のお知らせです。
ぜひ、一緒に市民活動を支える仕組みづくりをしませんか?
詳細の募集案内は以下のPDFファイルでご覧ください。



【お問い合わせ・応募先】
 認定NPO法人 市民活動センター神戸(KEC;Kobe Empowerment Center)
 〒650-0022 神戸市中央区元町通6-7-9 秋毎ビル3階
 TEL.078-367-3336 FAX.078-367-3337 E-mail:kiroku@kobekec.net
 開室時間 火曜日〜土曜日、10時〜18時  
 URL:http://www.kobekec.net
 採用担当:実吉(じつよし)、入江  
住民主体の地域づくり計画づくり [2011年12月10日(Sat)]
以前から、佐用町江川地域づくり協議会のアドバイザーとして、関わらせていただいていることはお伝えしてきました。
そんな江川地域づくり協議会が具体的な計画の実行計画づくりがいよいよ動き出しました。
そのご報告です。

江川地域づくり協議会は、住民の方々が中心となって、数年前に「江川地域づくり計画」を作られています。
今回は、その大きな計画に基づいた具体的な実行計画を作るためのアドバイザーとして、地域の方々からお声がけいただき、関わらせていただくことになりました。

1月と2月に住民の方々を巻き込んで、ワークショップを開催し、そこの場で、具体的な実行計画を作っていく予定です。
先日は、そんなワークショップを開催するために、どのようなメンバーに参画してもらうのか、その中でどのような議論をしていくのかを考えるための企画会議を開催しました。

企画会議と言っても、各団体を代表する住民の方々30名くらいが集まる場です。
なぜ、具体的な実行計画を策定する必要があるのか、
策定することでどのような今後の方向性があるのか、
今回策定する実行計画はどのようなものなのか等をビジョンピラミッドを使って説明させていただきました。



そして、6つのチームに分かれて、1月のワークショップに入ってもらうメンバーを検討しました。
6つのチームは、
□自然
□安全・安心
□健康・福祉
□定住・交流
□教育・文化
□産業・振興
となっています。「江川地域づくり計画」に沿ってこの6つに分かれました。



皆さん、これから実行計画を作るためにはどんなメンバーに入ってもらった方がいいのかを真剣に考えてくださっています。
12月20日までに、それぞれのチームごとにメンバーを確定させて、1月のワークショップに備えることになりました。

今回、企画会議ということで、各団体を代表する住民の方々が30名も参加してくださいました。
比較的、企画会議というものは、役員の方々だけで行うことが多く、そして、本番のワークショップをすると言う流れを取ることが多いです。
つまり、呼びかけるメンバーも役員の方々が決めて、各団体の代表者は決められたことに従って声をかけ、集まったメンバーでワークショップをします。
しかし、今回はそのメンバー決めそのものから多くの住民の方々に参加していただくというプロセスを取りました。
そのことによって、皆さんは自分のチームにはどんなメンバーに入ってもらった方がいいのか、その役割分担はどうするのか等について「みんなで決める」という段取りを作ることができます。

今の社会は、例えば上司が決めて部下がやるといったように、「決める」人と「やる」人が乖離していることが多く、そうすると、「やる」方は「義務」になってしまします。
地域の住民組織も、自治会長等の役員が「決めて」、他の住民はそれを「やる」という形が多く見受けられます。
そのような状況では、自治会が何をやっているかわからない、イベントばかり増えてしんどいという状況が発生してしまうのです。

住民の方々の参画意識を高めるためには、「決める」というプロセスにできる限り参加してもらうことが重要です。
自分で、みんなで「決めた」ことをみんなで「やる」。
そんな地域こそ、住民のチカラが最大限に活きる地域なのです。

今回の江川地域の企画会議では、そのような住民の皆さんの熱いチカラを感じることができました。
企画会議を開催して良かったと思っています。
1月のワークショップが楽しみです。
ソーシャルビジネススクール本講座がいよいよスタートしました [2011年12月07日(Wed)]
以前からお伝えしている通り、ソーシャルビジネススクールの本講座がいよいよ12月3日からスタートしました(*^_^*)

定員10名のところ、なんと14名の方が受講してくださることになりました。
嬉しい悲鳴です。
そんな14名の方のうち12名(2名は都合が合わず欠席)で、12月3日に本講座のスタートとなりました。

この日の講師は、シチズンシップ共育企画代表の川中さん。
テーマは「私の構想をデッサンする」。



それぞれの受講者が持っている「想い」をソーシャルビジネスにつながるように、具現化するにはどうすれば良いかを考えます。

セッション@「お互いを知る」
セッションA「私の思いを言葉にしてみる」
セッションB「ソーシャルビジネスのきほんのき」
セッションC「私の構想をデッサンしてみる」

よく社会起業家になりたい、ソーシャルビジネスを立ち上げたい、コミュニティビジネスをやってみたいという声をよく聞きます。
しかし、そもそも社会起業家にしても、ソーシャルビジネスにしても、コミュニティビジネスにしても、何らかの社会課題や地域課題を解決するためにビジネスの手法を活用しているにすぎません。
なので、まずは何の社会課題・地域課題を解決したいのかを考えることが大切です。

今回のワークでは、「嫌だ、嫌だ・・・、ほっとかれへん!」って思うことが何なのか?
誰のこのような「困った」を扱うのか?
について、それぞれ受講者の考えていることを掘り下げていきました。

そして、ソーシャルビジネスの基本のきを学びながら、自分のほっておけない問題をどのように解決するのか、それをビジネスにするためには、どうすればいいのかを考えるワークを進めて行きました。

川中さんのファシリテーションによって、皆さんご自身の想いが少しずつ整理されてきたようで、良かったです。
次回は12月24日。いよいよ具体的にビジネスへとデザインしていきます。
また、随時ご報告していきます。
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