昨日の21日、伊丹まちなかバルの視察に淡路チームのメンバーと一緒に行ってきました。
視察というか、遊びにというか、どうなのかわかりませんが(笑)
このブログでは、あまり淡路の報告をしたことがありませんので、少し解説しますね。
平成21年5月から、シーズ加古川は「ふるさとコミュニティ・ビジネス創出支援事業」という事業を兵庫県から受託しています。
この事業は、丹波地域、但馬地域、淡路地域の3地域において、コミュニティ・ビジネスが創出できるよう支援しようという事業なのですが、そのうち、淡路地域を当法人の担当として取り組んでいます。
今年はその3年目に当たるのですが、淡路地域の現地で活動するメンバーが現在3名います。
今回の伊丹まちなかバルのようなものを通じて、地元の商店が新しい事業=コミュニティ・ビジネスを立ち上げるような支援ができないか?ということも検討しているので、今回淡路のメンバーと一緒に見学に行ってきました。
伊丹まちなかバルのホームページはこちら↓
http://itami-tc.com/tyousa/ikkatujosei/bar.htmlバルとは・・・(伊丹まちなかバルのホームページより)
スペインでおなじみの「BAR」。英語なら「バー」、イタリア語なら「バール」ですが、スペイン語では「バル」といいます。
日本の「バー」とはちょっと意味合いが違い、朝から深夜まで営業している店が多くあります。
朝はモーニング、昼にはランチ、買い物帰りにちょっと一息、夜になれば顔見知りと会話を弾ませながら一杯・・・と気軽に利用しています。
生活習慣に根ざしたスペインのバルは、その時々で様々な役割を果たしていて、人々にコミュニケーションの場も提供しています。
こんなスペインのバルを模して、伊丹は地元の商店の方々が、1日はバルメニューを作り、もてなしてくださいます。
参加者は、5枚1組3,500円(前売りは3,000円)のチケットを購入して、そのチケットでバルを色々と周ります。
例えば、1件目にお伺いした「クロスロードカフェ」さん。
アルコール1杯と、こんな1品が☆
今日は休みだったので、お昼から飲んでしまいました(笑)
2件目は、「蒸musunん」さん。つけ麺とお酒のセット。
3件目は、セルフィールさん。
デザートに、シフォンケーキとコーヒーをいただきました☆
おみやげのマドレーヌつき♪
こんな風に、全部で93店舗がバルメニューを作り、参加者をもてなしてくださいます。
受付前にはバルメニューがこんなにたくさん☆
伊丹にお住すまいのいち主婦のマダムは、バルに参画してもらう店舗を開拓するために、1週間でなんと70店舗も周ったとか!
「大将!この商品とお酒1杯とつけたらちょうどいいバルメニューになるんじゃないの?」といったコミュニケーションがとっても面白かったとおっしゃられていました。
そうすると、商店の方々も普段のメニューも改良されたり、お客様をどんな風におもてなしをすればよいか?といことを考え出したり、とパワーアップされているとのことです。
まちなかバルを通じて、日常ではなかなか行くことのないお店が一気に行きやすくなります♪
お店の人やお客さんとも、「バルに来たの〜?」「次にどこの店に行ったらいいよ〜。」などなどコミュニケーションを取ることができます。
まちなかでは、色んなところでアーティストさんが歌を歌っていたり、フリーマーケットが開催されていたりします。
こんな風に多くの伊丹市民が、このバルを通じてネットワークを広げ、伊丹のまちを盛り上げようと動かれています。
伊丹市民のパワーをとてもとても感じ、あったかなおもてなしの心たっぷりの伊丹のまちが1日で大好きになりました☆
市民参加の底力ですね♪
ぜひ、みなさん!伊丹まちなかバルに行ってみてください。
次は秋に開催される予定とのことです。