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NPOマネジメント支援コンサルタント養成講座 [2010年10月31日(Sun)]
私は今、NPOマネジメント支援コンサルタント養成講座を受講しています。
8月〜9月末までの通信講座を経て、昨日から実践講座がスタートしました。

実践編はコンサルタントとして、実習先のNPOについてのコンサルティングを行うという講座なのです。
第1回目の昨日はコンサルタントとしての心構えをNPO法人パブリックリソースセンターの岸本幸子さんから学びました。

NPOのマネジメントを支援するコンサルタントは、現場の活動団体(組織)の課題を「正確」に把握(診断)することが一番重要。
そのうえで、NPOの特性を理解し、解決策を考えます。
しかし、その解決策は団体に押し付けるのではなく、団体が改善策を自ら判断・選択できるように情報を提供することが必要。
なので、最大限の情報収集をして改善策を提供すること。
そして、団体との合意形成に向けたファシリテーションスキルを身につけることがコンサルタントには求められるというお話でした。

このお話は私が何気なく日々相談業務にのる中で、スタッフに常に言っていることでした。
それを理論立てて岸本さんは説明してくださったので、とてもとても分かりやすく、納得!!と言った感じでした。
日々相談業務に対応している時に、スタッフには「私たちができることは情報提供しかない。あくまで選択し、決定していくのは団体の方々。ただ、最善の選択ができるように、最大限の情報提供をする必要がある。」ということをいつも言っています。

岸本さんのように、理論立てて整理して人に伝えるスキルをもっともっと身につけたい!と感じた一日でした。

さて、11月から12月にかけて、実践編として、具体的に組織診断をするスキルを身につけるための講座に参加します!
シーズ加古川での日常の相談業務にぜひぜひ活かしていきたいと思います。
少しパワーアップした柏木になれるよう頑張りますので、お楽しみに〜♪
随時ブログでも報告していきます!
東播磨市民活動フェスタオープニングセレモニー ー「手と手」をつなげてー [2010年10月30日(Sat)]
昨日は、東播磨市民活動フェスタ2010のオープニングセレモニーを「かこむ」にて開催しました。

この東播磨市民活動フェスタ2010は、今年で3回目になります。
ちょうど2年半くらい前に東播磨生活創造センター「かこむ」が兵庫県加古川総合庁舎内に設置され、受託者として運営を開始したころに、この東播磨市民活動フェスタ2008の企画を始めました。
このフェスタはおそらく今までにはあまりない取り組みではないか?と自負しています(笑)

どのような取組かというと、、、
東播磨3市2町それぞれで行っていた既存の市民活動団体やボランティア団体の活動をPRするイベントを「かこむ」が拠点となり、市町の枠を超え、各地方自治体や社会福祉協議会、市民活動団体との連携による「東播磨市民活動フェスタ」という形で開催しています。

2010年の具体的なイベントは、
■第8回社協福祉ボランティアまつり (高砂市)
 11月3日(水・祝)10時〜14時
■ボランティアメッセ2010 (加古川市)
 11月5日(金)〜7日(日)10時〜21時
■みんなの社協フェア (高砂市)
 11月14日(日)10時〜15時30分
■第3回きせ川はりまの集い (播磨町)
 11月20日(土)9時〜14時
 11月21日(日)9時〜15時
■第5回あかし市民活動見本市 (明石市)
 11月27日(土)10時〜15時

それぞれのイベント名を見ればわかるように、各市町は「東播磨市民活動フェスタ」という形で開催する以前から、市民活動やボランティア活動をPRするイベントをすでに開催されていました。
しかし、それぞれ別々に開催されていたイベントをすべて11月という1ヶ月間に開催時期を合わせ、「東播磨市民活動フェスタ」という連携した大きな冠のもとで、開催したのです。
5つのイベントを同時に掲載したチラシ、ポスター、のぼりを「かこむ」が中心となって作成し、各会場のイベントを盛り上げます。
そのように、連携することによって約400団体の市民活動団体やボランティア団体が参加する大きなイベントとなり、他の市町で行われている活動を認識する機会にもつながり、市町を超えた交流が生まれるきっかけにもなっています。

つまり、東播磨の3市2町と兵庫県の東播磨県民局とが一体で開催するイベントとして、この「東播磨市民活動フェスタ」があるのです。
これこそ、少し広域での連携として、県民局に設置された施設としての意味のある事業ではないかと思っています。

個々単体でも当然イベントそのものは開催できるのですが、連携することでよりその効果は大きくなります。
3市2町それぞれのイベントがお互いに切磋琢磨し合っている模様も分かります。
そして何よりも、11月の1ヶ月間は毎週東播磨のどこかで市民活動やボランティア活動に関するイベントが行われているという形になっているので、新しく参画してくれる人や団体が増えています。
昨日はそんな「月間が始まりますよ!」というオープニングイベントを開催しました。

まずはこのイベントの世話人として、シーズ加古川の田中理事長から「東播磨市民活動フェスタ」の趣旨説明。


3市2町のイベントの代表者の方々と、宮野東播磨県民局長、田中理事長でテープカット。


今年は市民活動応援ソングを公募しました!
そうすると、地元のアーティストさんや音楽を通した活動をされている市民団体の方々から多数のご応募をいただきました。
全11曲の応募の中からみごと選ばれたのは、「Music Company Angel」さんの『手と手』。
昨日は市民活動応援ソングを初披露☆
今後は各会場でも歌っていただき、イベントを盛り上げていただきます♪


昨日は3年目のイベントとして、より3市2町の連携が強まったということを実感できました。
1年目は開催時期をずらしてみんな合わせるだけで精一杯…。
2年目は全会場のパネルを一緒に作りましょうというところまで持っていき、、、
3年目の今年はオープニングイベントを開催するところまでつなげることができました。

さぁ、11月3日から、いよいよ東播磨市民活動フェスタ2010のイベントが各会場でリレー開催されていきます。
11月は東播磨市民活動月間です☆
応援ソング『手と手』のように、みんながつながり合って、広がっていく月間になればいいなぁ〜と思います。
ぜひ、皆様!各会場に遊びに行ってください。
詳しくは、こちらを!
http://www.kacom.ws/pdf/shimin.pdf

最後に…青田くん「はばタン」と私♪
シーズ加古川塾「地方自治と住民自治の現状と課題」 [2010年10月27日(Wed)]
昨日はシーズ加古川の日でした。
シーズ加古川塾については、下記のURLをご参考ください。
https://blog.canpan.info/toki/daily/201010/02

前回からの大きなテーマ「分権型社会と住民自治の課題」の第2回目として、「地方自治と住民自治の現状と課題」について、講義1時間、ディスカッション1時間という2時間の勉強会を行いました。



地方自治には、大きく団体自治と住民自治の2つによって成り立つと言われています。
地方分権改革によって、団体自治の仕組みは少しずつ整ってきつつあります。
例えば、国からの通達は禁止されたり、財源移譲の話が議論に上がったり、、、まだまだ制度は整ったとは言えませんが、少しずつ「地方政府」の仕組みに向けて進みつつあります。
しかし、私は、地方自治を進めていくためには何よりも、住民自治ということが大事だと思っています。

住民自分たちでできることは自分たちでやっていく=住民自治が進まなければ、どんなに団体自治が進んだとしても地方分権はできません。

今回の勉強会の中で先生が、「依存社会」から「自律社会」へという話をされました。
近年、「人のせい」「親のせい」「会社のせい」「社会のせい」にする人が多いと思います。
誰かや何かに依存していて、自分で責任を取る行動ができないのです。
しかし、住民自治を進めていくためには、自己決定と自己責任の両立が必要です。
自分で決めるということは、自分で責任を持つということ。
自分で責任を取るということは、自分で決めて良いということ。

シーズ加古川では、そんな「自律社会」を創るためにも、「自律した市民」を増やすことのお手伝いができればと思っています。
もっともっと住民自治が進んだ地域社会を創りたいなぁ〜と改めて感じました。

次回のシーズ加古川塾はもう少し具体的な住民自治のお話になるかと思います。
会員の皆さま!ぜひ、お気軽にご参加下さい☆
「傾聴力」とは何か [2010年10月25日(Mon)]
この8月末から若者しごと倶楽部サテライト播磨運営事業(若年者の就労支援を行うセンターを運営する事業です)で取り組んでいることの一つに、傾聴のスキルを見につけるためのロールプレイングがあります。

私は今まで「傾聴する」ことが大事ということは分かっていたものの、「傾聴する」ということがどのような行為なのか、どういったことを聴けることが本当の「傾聴」であるのかをあまり分かっていなかったのですが、スーパーバイズ制度といって、プロの先生に来ていただき、スタッフの研修を行う中で、何が「傾聴」なのかを知ることが出来ました。

「傾聴する」ということを調べたところ・・・
傾聴とは、「こちらの聞きたいこと」を「聞く」(Hear)のではなく、「相手の言いたいこと、伝えたいこと願っていること」を受容的・共感的態度で「聴く」(Listen)ことであり、相手が自分自身の考えを整理し、納得のいく結論や判断に到達するよう支援することです。つまり、「聴く」の字の如く、「耳と目と心できく」のが「傾聴」の基本です。(医療・介護の小部屋HPより)
とのことです。

私は今まで、傾聴とは「受容的・共感的態度で聴く」ということであると考えていたのですが、本来はもっと深く、「相手が自分自身の考えを整理し、納得いく結論や判断に到達するように支援する聴き方ができること」なのです。
つまり、相手が自分の考えや想いを思うがまま話をされる中で、どこに話のポイントがあり、どこをつかむと整理できるのかを考えながら聴く必要があるのです。
「受容的・共感的態度」で聴くだけでは、本当に相手の言いたいことがどこにあるのかを掴むことはできません。
たいてい人は、主観的になってしまうので、「こちら側の聞きたいこと」を聞いてしまっています。
態度は「受容的・共感的」であっても、意外と「こちら側の聞きたいこと」だけを聞いてしまっていて、本当の話のポイントはどこにあるのか、どこをどう整理すれば「相手が納得いく結論や判断に到達できるのか」ということが外れていたりすることが良くあるのです。

現在、起業相談や就業相談にのるスタッフ全員で、「傾聴」スキルをアップするために猛特訓中です。
えっ、今更?と思われるかもしれませんが、相手が思っていること、考えていることを「傾聴」するためには、相手の話を「理解する」スキルと「整理する」スキルが必要になってくるので、そう簡単に「傾聴」できるものではありません。
そんな「理解する」スキルと「整理する」スキルを身につけるために、スタッフは日々頑張っています☆
「聴く」ということにも、総合力が必要であることを改めて感じる今日この頃です。
神戸新聞に「Kako-Style」の記事を掲載していただきました! [2010年10月22日(Fri)]
今日のブログへのアクセス数が増えていてビックリ!!
さすが神戸新聞の効果☆
皆さま、関心を持っていただいて、ありがとうございます!

そうなのです!今日の神戸新聞の朝刊に「Kako-Style」の記事を掲載していただきました☆
そのキャッチはなんと!「加古川知る最高の1冊」♪



記事のURL
http://www.kobe-np.co.jp/news/touban/0003549464.shtml

4月から制作を進めてきている市民みんなで作っている「続・新かこがわ事典」のリニューアル雑誌「Kako-Style」ですが、いよいよ大詰めといったところまで来ました。
10地域に分かれて取材を進めてきましたが、今は編集された記事の校正段階に来ています。

今回のKako-Styleのには総勢80人くらいの市民の方々が制作に関わってくださいました。
取材に協力してくださった方々も含めると本当にたくさんの市民の方々で作った「加古川本」になると思います。
編集作業をしてくださっている神戸新聞事業社の方々も「こんな詳しい加古川本は今までにない!」と自信を持ってくださっています☆

12月24日のクリスマス・イブに東播磨生活創造センター「かこむ」で発刊記念セレモニーを行う予定で、現在販売の段取りも進めています。

皆さま!!あともう少しでいよいよ発売です!!お楽しみに〜♪♪

ちなみに、1冊500円のワンコイン☆
12月24日から東播磨生活創造センター「かこむ」で先行発売します。
12月25日からは書店発売も行う予定。

来年3月に行われる「かこがわ検定」の公式テキストにもなっていますので、ぜひ、「かこがわ検定」も受けてくださいね!!
あなたもこの1冊で「かこがわ人」に(*^_^*)
「ひょうご冒険教育」を体験してきました! [2010年10月20日(Wed)]
昨日は、嬉野台生涯教育センターで、「ひょうご冒険教育」の一部を体験してきました!

兵庫県立嬉野台生涯教育センターは、今現在は財団法人兵庫県生きがい創造協会さんが指定管理者として運営をしていますが、もともとは兵庫県教育委員会が所管する施設で、兵庫教育大学と隣接しているため、教育に関する研修施設でした。
なので、施設内では、合宿ができるような施設や体育館、自然いっぱいの森などがあります。

そんな嬉野台生涯教育センターの売りの一つが「ひょうご冒険教育」という冒険を通した、教育プログラムなのです。

「ひょうご冒険教育」は通称HAPと呼ばれています。「Hyogo Adventure Project」の頭文字を取っています。
「冒険は人を成長させる価値ある体験です。未知の世界へ勇気を持って一歩踏み出したとき、自然と信頼感や思いやりの気持ちが芽生えます。」
というコンセプトのもと、色々な冒険ができる設備が整っています。

詳しくはホームページをどうぞ!
→http://www.hyogo-c.ed.jp/~ureshino-bo/ureshino/seisyounenka/hpa/index3.htm

昨日はそんな「ひょうご冒険教育」のプログラムの一部を体験してきました。
といっても、体験したのは屋内だったので、野外で行うような「20Mの高さにある丸太一本の上を渡る」とか、「ロープ一本で丸太を登る」とか、そんなアドベンチャーはしていません。
(ホッ・・・)
屋内でみんなでワイワイ言いながら行う遊びを通したプログラムを体験してきました。

高齢者大学の皆さんと一緒に行ったのですが、「遊び」を通した仲間意識というのは本当に大切なものです。
「遊び」というのは、年齢は全く関係ないもので、皆さんと一緒に真剣になって、本気で勝負して、本気で笑ってきました。
今日は参加者として、すごく良い時間を過ごさせていただきました。
ありがとうございました!
全体研修「交流分析」のワークショップ [2010年10月17日(Sun)]
今日は、毎月1回の全体研修の日。

「TA(交流分析)よる組織・個人が活性化するセミナー」というテーマで、Haloの白坂先生をお呼びして、ワークショップを行いました。
交流分析というのは、英語で「Transactional Analysis」というそうで、その頭文字を取って、専門家の間では「TA」と呼ばれるそうです。
1950年代後半に、精神科医エリック・バーンというアメリカ人によって提唱された一つの心理学理論のようで、コミュニケーションの取り方等に活用されているとのことです。



今日は、そんな交流分析を活用して、自分の振り返りと、これからの自分がどうなりたいか、そのために、シーズ加古川の仕事を通して何をしていくのかということを学びました。

まずは「自分の目録」作りから!
Q1.自分の仕事とは?使命と役割機能
Q2.その仕事は自分にとって何か?
Q3. これまでの自分とはどんな自分か?
Q4. 理想的な自分とはどんな自分か? などなど
色んな質問を通して、自分を振り返ります。
改めて、自分自身がどんな人間を目指したいのか、自分の理想はどうなのかを振り返る機会となりました。

↓これは、私「柏木登起の目録」(笑)


そして、「エゴグラム」という心理テストのようなものを活用して、自分自身の性格の振り返りを行いました。
その後、自分にとってプラスのストローク(ほめたり、認めてあげたりする言葉や行動)をみんなから投げてもらったりしながら、自分を受容し、最後はそんな自分の未来(夢)を描きました。

↓写真は、スタッフみんなから投げてもらったプラスのストロークです☆
みんなありがとう!!



↓自分の未来(夢)を熱く語っている舟引くん♪10年後の自分は!?


未来の自分を考え、そのために今自分ができること、自分がやっていかなければならないこと等を振り返ることが出来るよい機会となったと思います。

また、今回のセミナーを通して、印象に残ったのは、白坂先生が教えてくださったエリック・バーン氏の
「他人と過去は変えられない。自分と未来は変えられる。」という言葉です。
周りにいる人や事柄を否定しても何も始まりません。
変えることが出来るのは自分だけなのです。
自分の考え方一つで、他人や環境を結果的には変えることができる。
未来をより良いものにできるという言葉なのです。

今の時代、自分のまわりの環境のせい、社会のせい、行政のせい、他人のせいなど責任を周りに転嫁し、周りを否定することばかりの人が多くいます。
けれども、否定したところで周りの環境が変わるのかというと、変わりません。
変えていけるのは自分でしかないのです。
この言葉は「市民セクター」を目指している私達にとって、とてもとても重みのある言葉だと思いました。
高齢者大学の意味 [2010年10月13日(Wed)]
今年度、高齢者大学の専任講師として、うれし野生涯大学で月に2回程度講義させていただいています。
その報告は過去のブログにも少し書かせていただいているのですが、今日はそもそものお話として、高齢者大学のことを書こうと思います。

私は高齢者大学の位置づけはこれからの社会、これからの地域にとってすごく重要ではないか?と考えています。
というのも、高齢者大学が定年後の方々にとって、新しい友人が出来るきっかけ、趣味・生きがいを作るきっかけ、そして、地域活動の担い手を育てるきっかけとなっているからです。

私の祖父もそうでしたが、仕事を退職してからは、ずっと家にこもりっきりで、ずっとパソコンでトランプゲームをし、外に出る時というのは一人で散歩にでかける時くらいでした。
友人といっても、仕事で一緒に働いていた仲間か、学生の時の友人しかおらず、退職後に新しく友人が出来る機会はありませんでした。

そういった方が多い中、高齢者大学に入学された方は、新しい友人を作られ、高齢者大学での授業以外でも、一緒に旅行に行ったり、食事に行ったりするようになっておられるようです。

また、定年退職された方々が「これからの地域の担い手に」というように地域活動をしてくださることを期待されていますが、定年まで仕事に没頭され、地域との関わりを持たれなかった方々にとって、定年後、「すぐに地域活動をしよう」というのは非常に難しいです。
「今まで散々仕事をしてきたのに、なぜ、まだ地域に貢献しなければいけないの!?」と感じるからです。

そんな人々にとって、高齢者大学は友人を新しく作るきっかけだけでなく、趣味や生きがいを新たに見つけ出せるきっかけがあるのです。
そして、その新たな生きがいある活動の一つとして、「地域活動」があります。
先日、そんな高齢者大学での地域活動を見学させていただいたのですが、皆さんとても活き活きと楽しそうに活動をされていました。

<保育園でのオカリナコンサートの模様>


<救護施設でのお茶会の模様>


高齢者大学で学ばれた方々は本当に皆さんお元気です。
先日高齢者大学を運営している職員の方とお話をしたのですが、「入学された時よりも卒業された時の方が若返られている」とおっしゃられていました。

私は、昔、高齢者大学は、「仕事を退職してヒマな人が余暇として行くところ」くらいにしか考えていなかったのですが、仕事上高齢者大学と関わっていく中で、その考え方が変わってきました。

兵庫県では財団法人生きがい創造協会さんの運営するいなみ野学園や、うれし野生涯大学、阪神シニアカレッジ等が高齢者大学として位置づけられています。
特に生きがい創造協会さんは、いかに地域の担い手を育成できるか!?という点に重きを置かれています。
こんな風にもっともっと仕事を退職された方々が地域に関わりをもってくださるような取り組みが増えてくるとよいと思います。
地域で活き活きと元気に活動される高齢者が増えてくると、寝たきりになってしまったり、介護が必要な高齢者等も減るのでは…!?
経験と成長 [2010年10月10日(Sun)]
最近、つくづく感じていること。それは、「経験が人を育てる」ということです。

以前にNPO法人せんだい・みやぎNPOセンターの加藤さんのお話で、下記のようにおっしゃられたことがありました。
「他の人から任せられた仕事は断ってはいけない。
自分の現在のスキルで大丈夫だろうか?やり切ることができるだろうか?と不安に思ったとしても、相手が依頼してくれているということは、任せても大丈夫と思ってくれているから、依頼してくれているということ。
もし、断ってしまうと、自分のスキルをアップできる機会が目の前にあるのに、自分からチャンスを捨てているようなもの。」
こんな風に言われたことを最近つくづく思い出します。

今、私は事務局長という立場です。
私を入れて、24人のスタッフと一緒に仕事をしています。
最近、加藤さんのこの言葉を思い出すのは、スタッフがたくさんの機会と経験の中で、どんどんスキルアップしていくことを感じるからです。

チャレンジしなければ、成長していけません。
チャレンジし続けていれば、必ず人は成長していけるのです。
人の成長には、年齢は全く関係ありません。
60歳を超えていても、たくさんの経験を踏んでいたとしても、チャレンジする心があれば、どんどんスキルアップできます。

けれども、行動する前に色々と考え込んでしまい、人は自分を守るために、保守的になってしまうことも良くあります。
保守的になって、守りに入ってしまうと、自分自身の成長できるチャンスを自分で逃していることになってしまいます。
時には、考え込んで足踏みしてしまう前に、行動に移してみることも大事。

田中理事長から、以前「組織の運営は、保守70、革新30」と言われたことがあります。
革新30というと、すごい割合。
3日?3カ月?3年?経つとどんどん変革されていくのですから。

私自身、スタッフを見習って、いつまでも挑戦し続ける人でありたい!と感じる今日この頃です。
NPO法人会計基準普及啓発に向けて [2010年10月07日(Thu)]
NPO法人に会計基準が策定されたということは、以前何度かブログで書かせていただきました。
以前のブログ→https://blog.canpan.info/toki/daily/201008/29

今週は、そんな会計基準の普及啓発に向けた動きが色々とありました。
まず、火曜日には、大阪ボランティア協会さんの声がけによって、近畿2府4県で活動するNPO支援センター(中間支援組織)と、税理士・会計士の先生方が15名ほど集まって、近畿地域のそれぞれでどのように会計基準を普及していくべきかの意見交換を行いました。

どうしても兵庫県内の事情しか知らなかったので、大阪や京都、奈良、和歌山、滋賀の事情を知る良い機会になりました。
思っていた以上に、所轄庁(NPO法人の認証担当の行政窓口)の対応は、都道府県によって様々なようで、兵庫県でここは絶対チェックされるのに!!と言ったようなところが、大阪では何も言われなかったりと、温度差がかなりあることがよく分かりました。

NPO法人は、本来、情報公開することで市民に支えられて成り立つということを理想としている法人格です。
なので、認可や許可といったように、所轄庁があまり関与しすぎることは、自由な市民活動を促進させるといったNPO法の趣旨からは外れてしまいますし、NPO法人の行政に対する依存にもつながります。
市民が責任を持って管理・監督しなければならない法人格なのです。
今回の会計基準が、NPOの自律につながればよいなぁ〜と改めて感じました。
それ以上に、兵庫県を超えたネットワークを作ることができたことは、何よりも収穫でした♪

また、昨日の6日(水曜日)は、今度は兵庫県内のNPO支援センターのスタッフが集まって、兵庫県内のNPO法人にどのように会計基準のことを支援するのか?といったことについて、勉強&意見交換を行いました。

20名ほど集まり、改めて会計基準策定の趣旨、具体的な実務について、今後どのようにNPO法人を支援していくべきなのかなどを色々と意見交換することができました。
かなり意見が活発に交わされ、今後の支援に向けての皆さんの熱心さがとてもとても良く伝わりました。

実際、少しずつ相談が増えてくると、今以上に疑問点が沸いてくるのでは、、、と心配しています。
私自身、会計については素人なので、細かい質問が来たら、ご相談にのれるかどうかは不安いっぱい…。
ただ、今回の意見交換の中で、今後ももっとメーリングリストを活用して意見交換していきましょう!ということになったので、少し安心しています♪

これから、少しずつ会計基準の普及啓発に向けて頑張ります!
もっともっと会計の勉強せねば、、、(苦笑)
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