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NPO就職転職説明会 [2010年07月31日(Sat)]
昨日、初の試みとしてNPOやコミュニティ・ビジネス、ソーシャル・ビジネスへの就職転職説明会を開催しました。



この事業は生きがいしごとサポートセンター(以下、生きサポ)の事業の一環として開催したのですが、今日を終えるまで不安がいっぱいでした。
というのも、今までは県下の生きサポ6か所が合同で開催する「合同就職相談会」や、加古川市男女共同参画センター、ハローワーク加古川と合同で開催する「就職フェア」は実施したことがありましたが、当法人だけで就職フェアを開催するのは初めてでした。
なので、求人先を開拓できるのかどうか、参加者が集まるのかどうか、などなど心配ばかり…。

しかし、当日は47名の参加者が来てくだり、大賑わいでした。
多くの方がNPOやコミュニティ・ビジネス、ソーシャル・ビジネスで働くという働き方に関心を持ってくださっていることがとてもよくわかりました。



今回のようなNPOやコミュニティ・ビジネス、ソーシャル・ビジネスに限定した就職フェアをこの加古川で開催出来たことは、大変うれしいことです。
これこそ、NPOが行う職業紹介事業ならではだったのでは?と思います。

昨日の開催まで、スタッフが本当に色々と企画し、準備をしてくれました。
求人情報も単なる求人の条件を掲示するだけでなく、その法人や団体の活動の魅力や理念を掲示したり、写真を添付してイメージしやすくしたり…。
NPOやコミュニティ・ビジネス、ソーシャル・ビジネスの仕事のやりがいや生きがいをどう伝えるか?という点に色々と工夫をしました。

もうひとつ、今回の就職フェアの特徴はインターンシップを同時に募集したことです。
やはりNPOやコミュニティ・ビジネス、ソーシャル・ビジネスを行っている団体は、小規模なところが多いので、大きく「求人を募集してます!」というほど余裕がないところが多くあります。
しかし、想いを共感してもらえたり、やってみたい!と思ってもらえるのであれば、ぜひ働いてほしい!という想いをもっている団体も多いのが実情です。
なので、どんな活動をしているのかをまず体験してみたり、ボランティアとして参画してみたり、そんな経験やつながりから仕事につなげていただきたい!ということで、インターンシップの提案をしました。



今回の就職フェアでは、求人先やインターンシップ受け入れ先の団体さんにもかなりご協力いただきました。
スタッフの方に1日のスケジュールを書いていただいて、NPOで働くことのスケジュールを実感していたいたり、どんな時にやりがいや生きがいを感じるか、逆にしんどいと思うことはどんなことかなどを掲示しました。
団体さんにご協力いただいたおかげで、NPOで働くことのイメージをつかんでいただくことができたのでは?と思います。



ご協力いただいた団体さま、スタッフの皆さま本当にありがとうございました。
おかげさまで、とっても素敵な就職フェアを開催することができました。

参加いただいた皆様、色んな団体さんがインターンシップの受け入れをしてくださっています。
NPOやコミュニティ・ビジネス、ソーシャル・ビジネスで働くことは、まずは体験・体感してみることから始まります!
お気軽に「生きがいしごとサポートセンター播磨東」までご相談ください☆
行政とNPOの協働−指定管理者制度を通して− [2010年07月28日(Wed)]
昨日は、兵庫県県民生活課の関係機関が集まる機関長会議の日だった。
私も東播磨生活創造センター「かこむ」の指定管理者として、理事長と一緒に出席してきたのだが、その会議の中で、改めて行政とNPOの協働としての指定管理者制度について考えたので、そのことを書きたいと思う。

「ガバメントからガバナンスへ」ということを言われ出してから久しい。
近年では、特にローカル・ガバナンスの重要性も多く謳われている。
今後の社会において、地方自治や地域自治を進めていくためには、住民、NPO、企業などさまざまな団体や個人が地域経営に関わることが重要である。
そういった意味で公の施設は、より地域に密着した市民参加型の運営を行うことがこれからは必要であり、そのようなことからNPOが運営する公の施設ということには大きな意味があるのではないかと改めて感じた。

具体的に言うと、都道府県が運営する施設は特にエリアが広域すぎて、都道府県の職員が直営で運営すると、どうしても施設の管理というだけにとどまってしまう可能性が高い。
というのも、プロパー職員であれば良いが、たいていの施設は行政からの出向職員やOB職員が運営をしており、数年経てば違う施設へ移動になったり、本庁へ戻ったりする。
そうすると、その地域の特性や日常利用する住民のニーズ等を把握することに限界が出てきてしまう。

その地域に根差した公の施設の運営を考えると、その地域の特性と利用者であるその地域の住民の実情を良く理解しながら、その特性を活かした運営をすることが必要である。
そういった意味では、地域の市民に支えられなければ運営することはできない民主的な組織であるNPOが公の施設を行政と協働しながら運営をするということは大変意味のあることなのではないだろうか。

加えて、NPO法人は、「社員(正会員)の資格に関し不当な条件の付加を禁止し、社員総会を法人の最高意思決定機関と位置付けることによって、多様な市民による自由な参加の下での民主的な業務運営の確保を図っている(参照:NPO法人の組織・運営のあり方)」法人格である。
つまり、地域に根差した公の施設ということを考えると、地域に根差した活動を展開するNPOが運営することは、その地域の特性や住民のニーズに即座に対応することができ、かつ民主的な業務運営の確保を同時に保つことができると言える。

また、当然のことであるが、公の施設は当初建設されるまでの何らかの設置目的がある。
NPO法人は、もともと公益活動を行うことを主たる目的とする法人であるため、もし公の施設の設置目的とその法人の理念が合致するのであれば、施設の管理者としては理想的である。

例えば、東播磨生活創造センター「かこむ」は、下記のような生活創造活動を支援する拠点という位置付けのセンターである。

生活創造活動とは、兵庫県の説明を抜粋すると、
『大量生産、大量消費の時代は終わり、経済効率よりも生活の質を重視する成熟社会に、私たちは足を踏み入れています。
学んだことを生かし、自分を高め、くらしを高め、社会参加活動を展開することを通じて、さらに新しい学び、活動につながる・・・このようにして、一人ひとりが自らの生活の中で、成熟社会にふさわしいライフスタイルを創造していこうとする取り組みを、兵庫県では、「生活創造活動」と呼び、支援しています。』

少々抽象的なのだが、「県民一人ひとりが自らの生活の中で、成熟社会にふさわしいライフスタイルを創造する」というのは、シーズ加古川の理念である「自律したエンパワーメントを持った市民」ということに通じると考えている。
生活創造センターの設置理念は、シーズ加古川の理念と合致するため、シーズ加古川の専門性とそのノウハウを施設の運営にそのまま活かすことが可能となる。

以上のように、今回の機関長会議では、改めて行政とNPOとの協働という意味での指定管理者制度を考えることができた。
兵庫県ではNPO法人が指定管理者となることは大変珍しいと言われている。
行政とNPOの協働の可能性としての指定管理者制度を考えたとき、その先進事例となれるかどうかを背負っているシーズ加古川の責任は非常に重い。

現在多数のNPOが存在するが、指定管理者として公の施設の管理運営を行うという非常に責任の重い業務を担うことができる法人が一体いくつ存在するのかということは否定できない。
シーズ加古川も含めて、まだまだ多くのNPO法人は基盤が脆弱である。
しかし、「新しい公共」政策で期待されているように、多くのNPOが公共の担い手となれるよう、NPO側も基盤を強化していく必要がある。
シーズ加古川も公の施設の指定管理者として、さらに襟を正して、透明性高い運営をしていかなければならないと改めて感じた1日だった。
たくさんの人に支えられて「かこむ創造フェスタ」を終えました! [2010年07月26日(Mon)]
7月19日から開催していました東播磨生活創造センター「かこむ」の2大イベントの一つ「かこむ創造フェスタ2010」が無事に終わりました。

「かこむ創造フェスタ」は、日頃「かこむ」を利用してくださっている団体さんが活動発表するイベントです。
特に24日は音(音楽)、25日は舞(ダンス・踊り)のステージイベントを実施し、2日間で2,000人を超える方々に来ていただきました。



この「かこむ創造フェスタ」は、実行委員会を形成し、実行委員の方々が主体になって開催してくださっています。
あくまでシーズ加古川のスタッフは事務局としての裏方です。
シーズの理念は、自律したエンパワーメントを持った市民が増える市民セクターを創ること。
なので、主体になるのは、市民の皆さん!と思っているので、実行委員の方々や創造フェスタを一緒に創っていく皆さんが主体です。
やはり、その方がいろんな市民の方々のアイデアと、そのパワーで支えられるので、シーズの職員だけでは実行できないようなこともできてしまいます。
昨年の課題をこんな風に解決しよう!!などなど、いろんな意見が実行委員会で出され、今年の企画になりました。
当日も、写真撮影は、日頃写真を撮る活動をしている団体のメンバーさん達がボランティアとしてたくさんの写真を撮ってくださったり、音響の専門的な部分も音響が得意な方々が支えて下さったり、司会も運営サポーターの方が努めて下さったりと、それぞれの得意分野を活かして、「かこむ創造フェスタ」を創り上げてくださいました。

今年は、昨年以上に本当にたくさんの方々が参加してくださいました。
改めて、地域のたくさんの方々に支えられて、「かこむ」があること、「シーズ加古川」が活動できることを感じます。
実行委員の皆さんをはじめ、「かこむ創造フェスタ」に参加された皆さま、お疲れ様でした。
本当にありがとうございました!!
加古川サティ「市民活動紹介ブース」がスタートしました! [2010年07月23日(Fri)]
東加古川にある加古川サティの2階で7月24日からチャレンジショップがオープンします。
その1角に東播磨生活創造センター「かこむ」の登録制度である「かこむ倶楽部」の活動紹介ブースを設けさせていただいています。

いつも「かこむ」の保育ルームをかわいく装飾してくださっている「トライアングル」さんにお願いをしてサティもとってもかわいく飾り付けしてくださいました☆

この写真は、先日「トライアングル」さんと一緒にサティの展示準備に行った時の写真です。みなさんと一緒にワイワイ言いながら、展示をすることができました。


トライアングルさんのおかげで、こーんな何もなかったスペースが・・・


こんなに素敵なにぎやかなスペースになりました☆☆


加古川サティでは、9月上旬までこのスペースで、東播磨生活創造センター「かこむ」の登録グループの情報を閲覧することができます。
ぜひ、みなさんお買いものに行ったついでにお立ちよりください☆

巡る人と心のコンサート [2010年07月21日(Wed)]
先週の休みに久しぶりに旅人まさくんのコンサートに行ってきました。
まさくんとは、奥野勝利さん。
西宮でコンサートをするから時間があるなら、見に来て♪と声をかけてくださったので、行ってきました。

奥野勝利さんとの出会いは、ちょうど2年くらい前のことです。
理事長の知り合いの方からの紹介で、姫路の白浜で開催されたコンサートを見にいったことがきっかけでした。

奥野勝利さんは、下記のご自身のプロフィールにも書かれているように、6歳ごろで日本を離れ、シンガポールで暮らしておられましたが、日本人として心のふるさとを感じたい!との想いで23年ぶりに日本に戻ってこられました。

↓プロフィール
http://www.musicastle.com/j_artists.

しかし、戻ってきた日本は名曲「ふるさと」の歌に感じられるような温かくて、人情味あふれる自然の多い国ではなくなっていました。
引越してきても、隣の人とあいさつもしない、同じマンションに住んでいてもあいさつもしない、お互いに冷たい関係のまますれ違ったりする日々・・・。
そんな日本が悲しくて、一度はシンガポールに帰ろうとされました。
でも、もしかしたらそれは日本の一部しか感じていないのかもしれない、昔の古き良き日本がまだ残っているのかもしれないとの想いから、今、そんな想いを探すために色んな地域を旅しながら音楽活動をされています。
決して日本人みんなが地域の人とのふれあいを大切にする心、自然を大切にする心、「ふるさと」の歌に出てくるようなあったかい日本を捨て去った訳ではないのです。
まさくんは、そんな日本のあったかさを感じるために旅をしながら、色んな人々と出会い、ふれあいながらコンサートを開かれています。
なので、その名も「巡る人と心のコンサート」。

いつもまさくんのコンサートでは色んな人とふれあったお話、その中から作られた音楽を聴くことができます。
今回も、久しぶりにまさくんのコンサートに行ってきて、改めてあったかーい気持ちになりました。
ぜひ、皆さんも奥野勝利さんの音楽を聴いてみてください☆
とってもあったかい気分になれますよ♪

まさくんの「にこにこ日記」をぜひご覧ください☆
http://ameblo.jp/masunnyday/
いよいよ始まりました!「かこむ創造フェスタ2010」 [2010年07月20日(Tue)]
7月19日から7月25日までの1週間、「かこむ創造フェスタ2010」が始まります。



かこむ創造フェスタは、運営している東播磨生活創造センター「かこむ」の2大イベントのひとつで、日常「かこむ」を利用してくださっている団体さんの活動発表の場です。
企画の段階から実行委員として日常関わってくれている方々が参画してくださり、あくまでシーズ加古川のスタッフは事務局としての裏方部分を担当して実施しています。
昨年度からスタートした事業ですが、今年は昨年度以上にたくさんの団体が関わってくださり、とても面白い企画ができました☆

第1日目の7月19日は加古川西高校の美術部のメンバーさんが「かこむ」に来てくれ、子どもたちに絵を教えてくれました。
絵画教室終了後も、作品展示をしてくださっていた日本中国友好協会加古川支部の皆さんと高校生がワイワイいいながら、一緒に写真撮影されていました。
改めてこんな風にみんなで実施するイベントだからこそ、色んな団体や人々が交流する機会が創造できるんだなぁ〜と思い、とても嬉しい気分になりました☆

まだまだ25日までいろんなイベントを実施します☆
特に、24日・25日は多目的パフォーマンススペース「たぱす」で、音楽とダンスのイベントを実施します。
ぜひ、遊びに来てください!!

詳しくはこちらを↓↓
http://www.kacom.ws/event/cre.pdf
ボウリング大会「シーズ加古川CUP2010」 [2010年07月19日(Mon)]
昨日は第3日曜日!第3日曜日は運営している施設「かこむ」の休館日!ということで、毎月1回の全体研修の日でした。
昨日の研修のメインは、広報セミナーと接遇マナー研修。
研修を終えてから、久しぶりに職員親睦のためのボウリング大会をしました。
その名もシーズ加古川CUP2010☆

5チームに分かれてチーム対抗で頑張ります。
普段事業所が分かれているので、なかなか話をする機会のない職員もみんな一緒に交流をすることができました。

今回のボウリング大会は企画&運営を若手職員5名でしてくれました。
景品の準備もしてくれたのですが、単純に景品を成績の順にプレゼントというわけではなく、とっても面白い企画をしてくれたのです☆
というのも、個人別の表彰は、おめでとうの拍手と景品を誰にあげるかのくじを引く権利を与えられるだけで、実際の景品はくじを引いて当ててもらえた人にあげられるという企画でした。
成績の良かった人に景品が当たった人は、普段の感謝の気持ちも込めて「ありがとう」を言えるようにという想いがあったようです。
ちょっとヒネッた仕掛けも考えてくれて、とっても楽しい企画でした☆



久しぶりにみんなでワイワイいいながら、リフレッシュすることができた1日でした。
たまには、こんな機会もいいですよね♪
不思議な空間「つながりカフェ」 [2010年07月16日(Fri)]
昨日は、川西市にあるシーズ加古川と同じような中間支援組織「市民事務局かわにし」さんが開催する「つながりカフェ」に参加させていただきました。

この「つながりカフェ」とは、どんな人でも、好きな時に参加できて、誰でも寄ってきていいよ〜と言った感じで開催されているカフェで、ゆるやか〜なネットワークづくりを目的にしている座談会のようなものです。
毎月第3木曜日の夜に開催されていて、今回でなんと52回目の開催とのことでした。

以前からこの「つながりカフェ」のお話は聞いていて、
「明確な目的がない、ゆるやかな集まりに人がずっと集まってくるというのはどこに魅力があるの?」
「そんなにも長く続いている秘訣は?」
などなど、とても関心がありました。

そして、やっと参加させていただいたのですが、何とも表現しようがないくらい不思議な空間でした。
というのも、たいてい座談会のようなものだと、ここぞ!とばかりに話をしたい!!という方が一人で話しをしてしまったり、だんだん議論になってしまったり、市民活動団体の交流会とかだとだんだん行政批判になってしまったり、と色々と課題があると思うのですが、この「つながりカフェ」は全くそんな雰囲気はありません。
昨日は25名くらい集まっておられたのですが、みなさん自分の話もするし、人の話もしっかり聴くという雰囲気が自然とできています。
そして、会話のテーマが決まっているわけでも何もないのですが、無理なく話は自然とつながっていきます。
以前からずっと参加されている方は、「このつながりカフェは、温泉みたいなもの。ちょっと疲れたなぁ〜と思うと、つながりカフェに参加して元気をもらったり、息抜きできる。」とおっしゃられていました。



何も気負わず、自然で、みんな個人体で参加しようという雰囲気がとても気楽に参加でき、ゆるやかなネットワークにつながっているのだと思います。
とてもとても勉強になった一日でした。
市民事務局かわにしの皆さん、ありがとうございました☆

こんな「つながりカフェ」のような空間を「かこむ」でも作りたい!と思っています。
9月頃からかな?と思っていますので、みなさま、お楽しみに!!
「よってこ!」と思える仕掛けづくり [2010年07月15日(Thu)]
先日、兵庫大学の学生さんと一緒に県民交流広場「よってこ村・荒井」さんを訪問しました。



今、町内会・自治会などの地縁組織は、自治会活動などをしなければいけないということで、加入率が減り、地域コミュニティのつながりが希薄になっています。
しかし、先日祖父のお葬式のときに感じたことをブログ(URL: https://blog.canpan.info/toki/archive/50)に書きましたが、災害があったり、身内が亡くなったり、いざというときにやはり助け合い、支え合うことができるのは地域の人々です。

そのような中、「よってこ村」さんは地域の人達が集ってお互いに持ちつ持たれつの関係が作れるようなそんな集いの場を提供されています。
「よってこ村」さんの「よってこ」とは、「寄っていこう」という意味の播州弁だそうです。私も知りませんでした!

お伺いした日はお休みの日だったのですが、週末のイベントを開催する準備のためにみなさんが集まってワイワイ言いながら準備をされていました。
そんなお忙しい所をお邪魔したのですが、とっても熱いお話をたくさん聞かせていただきました。



「よってこ村」さんの活動のすごいところは、お金を出せる人はお金を出そう、労力を出せる人は労力を出そう、知恵やアイデアを出せる人は知恵やアイデアを出そうという風に、それぞれができるものを出し合う仕組みを作られています。
常に面白く、楽しくを追求されているので、地域の方々が常に自分のできることを提供しに集まってくるとのことです。
毎年同じタイトルや同じ内容のイベントは開催しないそうです。必ず少し変えて工夫をする!そうすると「今年は何やろ〜?」と思って面白く人は集まってくる。
そんなことをおっしゃられていました。

そして、地元の商店や企業にもできることを提供してもらっているとのことでした。
例えば、お向かいの焼き鳥屋さんには夕方5時の開店までは駐車場を開放してもらっているそうです。
広場の人達は夕方5時になるとすぐに車は動かしてお店の邪魔をしないということをしている、お互いにできることをし合う仕組みにしているという風におっしゃられていました。
他にも、印刷会社さんには広報誌を少し印刷してもらったり、紙を提供してもらったり、企業さん側からも「こんなことができるんだけど、どう?」というように「寄ってくる」らしいです。
地域の草抜きにも、地域の人だけでなく、企業の人も一緒になって、みんなでワイワイ言いながらやっているとのことでした。

こんな風に少し前までは地域の人達はみんなつながりあっていて、お互いに助け合って、支え合って暮らしていたのだと思います。
こんな風に県民交流広場事業がきっかけとなり、みんなが「寄って行こう」と思う拠点で、いろんなつながりを作られている活動に参加させていただけたことを大変うれしく思います。

とてもとても勉強になりました。
ありがとうございました!
県民交流広場事業アドバイザリー会議 [2010年07月13日(Tue)]
久しぶりの更新になってしまいました…。
何とか4月・5月・6月と毎月12回の更新を連続しているので、それを7月も!と思っているのに、もうすでに7月も半ば…。
あっという間ですね。

今日は、県民交流広場事業のアドバイザリー会議に行ってきました。
兵庫県では、平成16年度から県内の主に小学校区を単位とする地域に、コミュニティ活動の拠点の整備にかかる改修費を1年間、広場を活用するための事業費を5年間にわたって補助してきました。
詳しくはホームページを↓
http://www.hyogo.kouryu-hiroba.jp/
現在、約400くらいの小学校区で、様々な活動を行い、県民が交流するための広場を開設されています。

この県民交流広場事業ですが、平成16年度から毎年毎年少しずつ開設する地域が申請されているのですが、最初に申請されて補助を受けられた地域が、すでに丸5年目になり補助金が切れるよ!!という地域が出てきています。
そこで、補助金が切れた後も現在の広場の活動を、どのように継続して運営していくのかと言う点について、検討していかなければいけないのではないかということで、兵庫県県民生活課が主催してアドバイザリー会議が開かれることになりました。
今回、私は恐れ多くもアドバイザーとして声掛けしていただき、会議に出席させていただいています。

今日はそんな会議の第1回目でした。
まちづくりを長年されてきた専門家の先生方や実際に県民交流広場を運営されている現場の方々のお話は大変勉強になりました。
こんな私がアドバイザーという立場なのは大変恐縮なのですが、日々の市民活動のお手伝いをさせていただいている経験が、この県民交流広場にも活きればよいなぁ〜と思っています。

これから頑張っていきたいと思います!!
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