• もっと見る
« 2010年05月 | Main | 2010年07月»
<< 2010年06月 >>
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      
カテゴリアーカイブ
最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
CSR [2010年06月30日(Wed)]
先日、第4回目のシーズ加古川塾を開催しました。
シーズ加古川塾とは、以前のブログにも書いたことがありますが、役員&会員&職員の勉強会です。
市民社会研究所の今田忠先生に来ていただき、今回は「CSR」についての勉強会を行いました。

CSRとは、corporate social responsibilityの頭文字を取ったもので、日本語では「企業の社会的責任」という風に訳されます。
近年、企業のCSR活動ということで、企業が行う社会貢献活動が非常に注目されるようになってきました。
様々な大手企業は、CSRレポートといことで、社会貢献活動の報告レポートを冊子にしたりしてPRしています。
企業内に社会貢献部やCSR室などの専門の部署まで設置されるようになってきました。

私も今回のCSRの勉強をするまでは、CSR活動というものは、どちらかというと企業の社会貢献活動であるというように思っていました。
なので、近年の不況の中では、利益もあがっていないのに、社会貢献活動までできるわけないという企業が増えている一方で、大手企業は広報活動の一環のようにCSR活動のPRをしているのだと見ていました。

しかし、今田先生のお話では、
企業倫理→社会的責任→社会貢献
という風につながるものであるとのお話でした。

つまり、社会貢献という活動ができないとしても、社会的責任は負う必要があるのではないか?ということです。
江戸時代、近江商人の「三方よし」の家訓は、「売り手よし、買い手よし、世間よし」という自分の利益も、顧客満足も、社会貢献もすべてをバランス良く実現していくことこそが、商売繁栄につながっていくと考えられていました。
まさしく、この「三方よし」の精神こそ、今必要であり、それこそCSRなのでは…と今田先生のお話を聞いて感じました。

今回の「CSR」の勉強会は思っていた以上に深い内容で、色々と考えさせられました。
また、自分の中で少しずつ整理していきたいと思います。
家族・地域コミュニティについてーお葬式を通して考えたことー [2010年06月29日(Tue)]
先日祖父が亡くなり、その葬儀の段取りをすべて執り行ったプロセスを通して、改めて地域コミュニティのあり方、家族や親戚の大切さを感じました。
今日は、そのことを書こうと思います。

まず、一つ目に感じたことが会場探しを通しての自治会館の役割についてです。
葬儀の業者さんだけがすでに決まってしまっていたので、お葬式をする会場を探さなければいけませんでした。(たいていの葬儀屋さんは業者さん側が会場を持っているのですが、今回祖母が決めていた業者さんは会場を持っていない業者さんだったので、会場が必要だったのです。)

亡くなった祖父は、神戸市西区の伊川谷というところに住んでいました。
なので、住民票は当然神戸市民です。
しかし、最寄り駅は明石駅ですし、すぐ近いのも明石なのです。
神戸市の状況は市営の斎場を持っているわけではなく、近くの自治会館を活用する方向で行ってくださいというのが神戸市の状況のようです。
しかし、地元の自治会館はお葬式に会場を使うことをあまり快く思っていないとのことで、自治会館を使うことができませんでした。
結果的には、明石市内の私の実家のすぐ近くの自治会館を貸していただくことができたのでよかったのですが、改めて自治会館という建物の役割を知りました。

昔であれば、自治会館等を活用し、地域の人々が支え合ってお葬式をするということが当たり前だったのが、近年は地域で支え合ってお葬式をするということが希薄になっています。
会場を持っている業者の多くは互助会等を持っていて、そこに積み立てをしていて、いざというときにその費用を使うことが多いかと思いますが、誰もがそんな状況なわけでもなく、何十万円、何百万円という費用をお葬式にかけられる状況ではないかも知れません。
そういった場合には、自治会館等の会場の役割は大変重要です。
改めてお葬式一つ開くことに、地域の役割ということが大変重要なのだと色々と考えさせられました。

もう一つ感じたことが家族、親戚、そして地域の人々の大切さです。
祖父が亡くなり、祖母一人になってしまいましたが、息子や孫、兄弟姉妹がいることで、みんなで、「亡くなった祖父はこんな風だったね」「こんな時にこんな思い出もあったね」ということを話をたくさんしました。
そうすることで、祖父が亡くなった淋しさや悲しさを共有できます。
共有することで、淋しさも悲しさもみんなで分け合うことができます。
これが一人きりであれば、その悲しさを一人で抱えなければならず、もし祖母一人だったらきっととてもとてもつらいものとなってしまっていたでしょう。
家族の死のような悲しい出来事の時こそ、家族や親戚が、そして地域の方々が助け合って、支え合うことが必要です。
昔のコミュニティはこんな淋しさや悲しさを共有し、助け合い、支え合う役割を担っていたのだと改めて感じました。

今、独居老人が増えています。
結婚しない男女も増えています。
核家族になり、親戚が少なかったり、親戚と顔を合わせる機会がない家族が増えています。
地域とのつきあいが面倒だと言って自治会や町内会に入らない方々が増えています。
しかし、このような方々が、最愛の人の死や、自分の死に直面したときに、助け合って、支え合える家族や親戚、地域の方々がいなければ、どうやってその悲しさを乗り越えていくのでしょう?

改めて地域コミュニティの大切さ、家族、親戚の大切さを感じたそんな数日間でした。
花と緑の教室ー特別実習ーを開催して [2010年06月23日(Wed)]
今日は兵庫県立フラワーセンターと協働して毎月1回開催している「花と緑の教室」の特別実習の日でした。
私は、今日の講座はとてもとても意味の深かった講座だと思っています。

花と緑の教室は、もともと東播磨生活創造センター「かこむ」が設置される平成19年度まで、東播磨生活科学センターがフラワーセンターと協働で実施していた事業でした。
その後、平成20年4月1日に「かこむ」が完成し、東播磨生活科学センターの事業内容が消費者保護に関する事業のみとなったので、「かこむ」の事業として継続することとなりました。

平成20年度は現在のように指定管理者制度としてシーズ加古川が「かこむ」を運営していたわけではなく、有料施設の貸館業務は兵庫県が直営で、無料施設の運営やグループ活動支援をシーズ加古川と明石NPOセンターが共同事業体として運営していました。
なので、平成20年度の花と緑の教室は兵庫県が直接主催事業として「かこむ」で実施していました。

そして、平成21年度、指定管理者となったときに兵庫県からフラワーセンターが継続して実施したいと言っている旨を聞き、シーズ加古川が主催事業として開催するようになりました。それが昨年度の花と緑の教室です。
平成20年度の参加者は平均してだいたい20〜30名程度の参加者であったのが、平成21年度は平均50〜60名の参加者となり、かなり増えたというのが昨年度の実績です。

そして、今年。
同じようにフラワーセンターからの連携依頼がありました。

しかし、私はずっとこの事業を担当しているマネージャーの王さんに、
「趣味の講座を同じようにずっと開催するよりは、どうせ開催するならもう一つレベルアップさせられないだろうか?」
「生活創造といえば、趣味の世界をサポートすることも大事なのかもしれないけれど、もう少し社会性を持ってもらえるように、そのきっかけをサポートできないだろうか?それがシーズ加古川の理念なので…」と話をしていました。
注文だけつけて、具体案はお任せ・・・と、ひどい事務局長ですね(笑)

王マネージャーは今年の花と緑の教室をどのように開催するのかをとっても考えて下さいました。
そして、県民局の総務課と交渉し、庁舎の入り口にあるプランターを普段の花と緑の教室に受講して下さっている参加者で植え替えよう!という本日の特別実習が実現しました。
王マネージャーを中心に、スタッフが事前準備として庁舎周りにあるプランターをすべて洗って掃除する準備をして今回の講座を迎え…、今日の参加者は…



こんな素晴らしいプランターを作って下さいました☆☆
王マネージャーの計らいで、一人ひとりのプランターにステキなプレートが付いてます♪



今日の参加者が少しでも社会のために、自分の趣味や特技が役立つこと、その嬉しさや楽しさを感じてくださったのであれば、今日の講座は大成功だったと思います。
こんな風に自分の趣味や特技を少しだけでも「まち」のために活かすという、そのきっかけをサポートできたことを本当にうれしいなぁ〜と思いました☆

こんな素敵な庁舎の入り口になりました♪♪



これこそ、生活創造を支援する拠点としての「かこむ」の事業であったのでは…と思います。
企画した王マネージャー本当にお疲れ様でした。
そして、それを支えたスタッフの皆さん、本当にありがとうございます!
今日の講座に参加して下さった方々が自分のプランターを大事に思われながら、また来て下さると嬉しいなぁ〜と思います。
ビジョン・行動方針づくり [2010年06月21日(Mon)]
昨日は月1回の全体研修の日でした。
今回はみんなでシーズ加古川のビジョン&行動指針づくりをしました。

というのも、4月の研修バスツアーで、NPO法人北播磨市民活動支援センターさんに行ったときに、北播磨市民活動支援センターさんが、法人としてのビジョンと、運営しているうるおい交流館エクラのビジョンの2つを毎回朝礼の時に唱和するという話を聞きました。
その話を聞いた後、スタッフの何人かから、シーズでもそんなビジョンの唱和を作ったらどうだろう?という話が出ました。
というのも、シーズ加古川では朝礼の時に接遇対応の方法についての唱和はしていますが、ビジョンの唱和はしていませんでした。
スタッフからビジョンの唱和をしようよ!という話が出たので、それならば、みんなで作ろう
!という話になり、今回の全員が揃った時にワークショップをしながら作っていくということになりました。



進行役には、NPO法人ワークライフコンサルト代表理事の藤島さんに来ていただきました。
「シーズ加古川で働いてみてうれしかったこと」という発表から始まり、法人の経営理念である「市民セクターの確立」ということをみんなで議論しました。
ワールドカフェ形式で、いろいろと意見交換をしたのですが、みんなそれぞれが市民セクターの確立ということに想いを持っていて、色んな意見を聞くことができ、とってもよかったです。
「市民セクターの確立」という言葉から得られる自分たちの思いを模造紙に書き出すことで、色んな単語、キーワードを出し合うことができ、その単語、キーワードから自分たちのビジョンと行動指針を作るという流れで進んでいきました。



「市民セクターの確立」というと、とっても固くて難しそうに聞こえますが、それを自分たちの言葉に置き換えて、自分たちなりのビジョンと行動指針にするということが今回のワークショップで出来たと思います。

今回の研修では、それぞれ一人ひとりが作り合うところまでで終了だったので、今回のブログではこれに決定しました!というご報告はできませんが、少しずつみんなで1つに決めていきたいと思います。
働き続ける力 [2010年06月18日(Fri)]
昨日は、当法人が運営している若者しごと倶楽部サテライト播磨の事業の中で、「働き続ける力養成講座ー職に就けるわ、クビにならんわセミナー」の日でした。

若者しごと倶楽部では、就職できたことをゴールとするのではなく、生きがいややりがいを感じながら、働き続けていける人を育てたい!という想いから、「これからの社会に必要とされること」を学んでいただくために、今回のセミナーを3回連続講座で開催しています。
昨日はその第1回目でした。

企画から運営まですべてをスタッフが行っていたため、私は誰もいなくなってしまう若者しごと倶楽部の留守番役です(笑)
なので、実際のセミナーを見ることができなかったのですが、スタッフからの感想を、ご紹介したいと思います。

ーーー以下、スタッフの業務報告での感想です。ーーーー
参加者の年齢差や、普段あまり会話されないような相談者の方も参加されていたことから、 積極的に参加していただけるのか心配しましたが、みなさん驚くほど主体的に楽しくお話されていて、 とても驚きました。

普段はあまり主体的に前向きに話すことができない相談者の方も、根底にはしっかりと一人ひとり力を持っていて、意見や考えを備えていることを見ることができ、非常に嬉しく思うとともに、この力を就職活動にも活かすことができるようサポートしていきたいと感じました。
  
講師から答えを与えられるのではなく、自分で考え、自分の言葉で意見を発信すること、 相手の考えを受け止めることを、ゲーム感覚で楽しみながら自然と行うことができ、 このような体験ができたことは参加された方々にとって、とても貴重な経験になったと思います。

働き続ける力養成講座の第1回目のテーマは、「これからの社会に必要とされること」で、最後に大きく4つの必要とされることを講師は提示していましたが、 多くの説明や提言を与えてくれるこれまでの講座とは異なり、 「ちゃんとした答えなんてないんです」ともおっしゃっていました。
  
ゲームとその後の意見交換を通しての、「自分で考え答えを見つける」プロセスと経験こそが、これからの社会に必要とされるスキルであり、そういう経験をゲームを楽しくしている内に、いつのまにか体験していたというような、表面的ではない講座だったと思います。
率直に学ぶことが活かされるような、すぐにわかる答えを提示された単純な講座ではなく、じわじわと今日の経験が参加した方々のこれからに活かされてくるような、 本来あるべき講座の姿だったのだと思います。
「人間は、翌日には今日の8割のことを忘れている」、講師が最初に言っていましたが、 与えられた、他人の知識であればなおさらです。
自分自ら考えた答えであるからこそ、今後に活かすことができる力になる、 そのために考える機会を提供してくれる場でした。
 
今日の講座を見ていて、シチズンシップ共育企画の川中さんがブログで書いていた、「親切な授業が学ぶ力を奪う?」
という論考を思い出しました。(以下のURLでご覧いただけます↓)  
http://d.hatena.ne.jp/kwnk1123/searchdiary?of=7&word=%2A%5B%CF%C0%B9%CD%5D

答えを与えられると、人は考えなくなります。
「親切すぎない講座」の方が、考える機会を与え、 結果的に、主体的に考え、行動することのできる、 これからの社会に必要とされる人=自律した人を育てていくのではないかなと感じました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

シーズ加古川の理念は、市民セクターを確立すること、
市民セクターを確立するとは、自律したエンパワーメントを持った市民が増えることだと考えています。
自律したエンパワーメントを持った人=自分で考えて、自分で行動できる人
つまり、受身で人任せにするのではなく、自分のやるべきことを自分で考え、自分で行動に移せる人
そんな人が、これからの社会に必要とされる人ではないか?と思います。

自律したエンパワーメントをもった人づくりをしていきたい!という熱い想いを持った仲間とともに仕事ができることをとても嬉しく思います。
動き出しました!「続・新かこがわ事典」 [2010年06月15日(Tue)]
4月から会議を重ねて企画&準備していた「続・新かこがわ事典」ですが、13日に取材チーム向けの説明会を開催し、とうとう動き出しました!

以前のブログで発表したように、今回の事典は事典なんだけど、えっ!雑誌?、MOOK本?とも思えるようなブラッシュアップした、オシャレな形で作成します。
なので、「続・新かこがわ事典」という名称を使わず、現在は「(仮称)かこがわマガジン」という名前で動いています。
正式な名前は残念ながら、まだ決まっていません(泣)
もし、何かいい案をお持ちでしたら、ぜひ教えて下さい!!

今回の作成にあたっては、多くの市民の手で作りたい!市民しか知らない面白い情報、面白いネタを取り入れていきたい!との想いから、地域別に10チームに分かれて、総勢60人くらいのメンバーが取材に行きます。
13日はその取材に向けての説明会でした。
無事に説明会を終え、とうとう取材チーム別に取材に向かい出しました☆
いよいよ〜といった感じデス。

ぜひ、名称だけでなく、加古川にこんな面白いネタがあるよ〜、加古川にこんな面白い人がいる!!といった加古川ならではの情報をお寄せください☆
取材チームが取材に向かいます♪♪
あいにく雨の中の「時のウィーク」でした… [2010年06月13日(Sun)]
時の記念日である6月10日前後の1週間、明石では「時のウィーク」として、地元の市民が中心となってイベントを開催します。
今日はそんな「時のウィーク」のメインイベントの日でした。

メインイベントは、毎年明石公園で、ステージイベントやブースフェスティバル、フリーマーケット、物産展などが行われます。
私も毎年メインデーは、出展する団体のお手伝いに行っています。
今日はあいにくの雨でしたが、時のウィークに行きました。



開会後すぐは、まだ小降りで何とかなるかも!?と思っていたのですが、天気予報通りお昼に近づくにつれて、本降りに…。
例年から比べると、お客様はとっても少なかったですが、傘を差しながらでも来て下さった方もたくさんいらっしゃいました。

↓岡山の鉄砲隊(鉄砲隊の鉄砲の音でスタートします!)


明石には大きなお祭りとして、この「時のウィーク」と「市民祭り」があります。
「市民祭り」は夏に1日開催されます。(歩道橋事故があったお祭りです。)
明石市はこの「市民祭り」を何とか復活させるためにということで、毎年行政からの予算が約3,000万円計上され、その資金をもとに運営されています。
しかし、この「時のウィーク」は、若干の予算が行政からも付くようになったものの(むしろ、イベントとして規模が大変大きくなり、注目されたので予算がつくようになったそうです。)、多くの企業の協賛金や寄付金によって運営されています。
また、企画や運営についても市民が中心となった実行委員会で1年間色々と議論しながら実施されています。
「明石を盛り上げたい!」という熱い想いを持った市民が集まり、市民が中心となった市民主体のお祭りなのです。

今日はあいにくの雨でしたが、多くの市民の元気なパワーを感じる事ができました。
この1年間準備を色々と重ねてこられた実行委員の皆さま、本当にお疲れ様でした!

↓時のウィークのホームページ
http://www.toki-week.com/index2.html
コミュニティ・ツーリズムの魅力 [2010年06月12日(Sat)]
大阪に現在新しい観光プログラムとして、「大阪旅めがね」というものがあります。
「大阪旅めがね」は、『従来の「観光地や名所旧跡」や「コテコテ大阪」だけではない
地域の暮らしに根ざした「リアルな大阪」や 「水都大阪」の魅力を体感できる』新しい観光プログラムです。

↓詳しくはホームページを
http://www.tabimegane.com/

現在、淡路地域を活性化させる事業で淡路のたくさんの資源(人・モノ・場所など)を活かしたパッケージツアーを検討しています。
以前からその参考になるかも!と思い、体験してみたかったので、今回の休みを利用して行ってきました。

今回、私は「水都大阪のシンボル中之島 ビジネスと文化のつながりをめぐる」というプログラムに参加したのですが、そのほかにも、

「女性にオススメ!京橋オヤジ体験ツアー」
「たぶん日本一の路地裏グルメ探検ツアー」
「時の記念日にめぐる老舗時計店 生駒ビルヂングツアー」
「注目!!80万乗降客の舞台裏・大阪駅」

などなど、興味深いプログラムがたくさんあります。

本当はオヤジ体験ツアーに参加したかったのですが、日程の都合が合わず、今回は中之島のツアーに参加しました。



↓私が参加したツアーはこれです。
http://www.tabimegane.com/area/nakanoshima/nakanoshima090801.html

ガイドの方もとっても親切で、色々と大阪の知らなかった文化や歴史、面白い裏情報等たくさん教えていただきました。



この「大阪旅めがね」ですが、もともとは水都大阪2009の時にひとつの事業として提案したことが採用され、始まったそうです。
もうひとつ、大阪に「大阪あそ歩」というのがあります。
「大阪あそ歩」は「大阪コミュニティ・ツーリズム推進連絡協議会」が実施しており、観光協会等がサポートしながら進めていますが、この「旅めがね」は現在は独立採算で運営されているそうです。

↓大阪あそ歩ホームページ
http://www.osaka-asobo.jp/

以前のブログに書いた「長崎さるく」もそうですが、近年「コミュニティ・ツーリズム」ということで、地域に密着して、地域の生活や地域の資源等を体験しながら、まち歩きを行う観光プログラムが広まってきています。

この「大阪旅めがね」も、本当に大阪が好きでたまらない!大阪の良さをもっと色んな人にしってほしい!大阪をもっと活性化していきたい!と思う方々が集まり、その想いを軸に作られています。
なので、大阪の人しか知らない大阪の良さを知ることができ、大阪のまちを元気にしたい!と思う大阪人の心意気に触れることができます。

当然、旅に参加した方々へのプログラムなのですが、この「旅めがね」という一つの事業を通して、たくさんの大阪が好きな市民が集まり、大阪を元気にしようというパワーが集まります。
主催しているスタッフやガイドさんがどんどんこの「旅めがね」に関わることで「まちづくり人間(笑)」になっていきます。
このパワーが大阪をもっと知ってほしい、大阪をもっと楽しんでほしいという想いとなり、旅に参加する人々へのおもてなしの心につながっていくのだと思います。

地域を活性化するために、地域外の人々を呼ぶためのイベントがよく企画されます。
けれども、本当に地域を元気にするのは、そこに住んでいる地域の人が自分たちの地域を好きになり、地域を元気にしよう!と主体的に行動しならなければ、活性化にはつながっていきません。
イベントを開催しても一過性のもので終わってしまいます。

ガイドさんに「大阪が好きなんですね〜」と聞くと、「はい!」ととっても素敵な笑顔が返ってきました。
大阪の人が大阪をもっともっと好きになる仕掛けである「旅めがね」は、本当にすばらしいと思います。
こんな人が増えていけば、きっとまちはもっともっと元気になっていきます☆

こんな「まちづくり」が加古川や明石など東播磨でも、淡路でもできればいいなぁ〜と改めて感じた1日でした。
年次報告書を発行しました [2010年06月08日(Tue)]
シーズ加古川の平成21年度の活動報告と平成22年度の活動方針を記した年次報告書が完成しました。

今年4月1日から兵庫県の地域協働課のホームページで、兵庫県内のNPO法人の事業報告書等の閲覧書類が公開されるようになりました。
全国でも少しずつホームページでの閲覧ができるようになりつつあります。
もともと、NPO法人は行政がその活動を監督するのではなく、情報公開することで市民が監督することを前提に作られました。
現在、全国でも40,000を超えるNPO法人が存在しています。
当然、社会に貢献した活動をしているNPO法人もあれば、隠れ蓑にして良くない活動をしているNPO法人もあります。
NPO法人の信頼性を保つためには、今後ますますNPO法人側の情報公開の意識が重要となってくるでしょう。

そんなことを考えながら、今年の年次報告書の作成をしました。
平成20年度の活動報告書はリソグラフで印刷したものだったのですが、今年は印刷のみ業者さんにお願いし、すこーしパワーアップさせました☆



36ページものの年次報告書に加えて、今年はさらに10大トピックスのみを記したダイジェスト版も作成!!



シーズ加古川が21年度どんなことをしてきたのか、どんな活動をしていきたいと思っているのかが少しはわかっていただけるかな?と思います。

関心を持っていただける方がいらっしゃいましたら、お気軽にお声掛けください☆
活動報告会のご報告 [2010年06月06日(Sun)]
先日からご案内させていただいていた活動報告会が無事に終了しました。
ブログを見て来ていただいた方もあり、とてもうれしかったです。

今回の活動報告会は昨年度の美女3人衆とは違って、イケメン男性3人組で発表しました。

まず、事務局長の立場として私から21年度の活動報告ムービーを発表。
その続きとして、シーズ加古川の仲間たちのご紹介。

次に、22年度のシーズ加古川の活動方針を妹尾くんから発表。
その後、22年度ひとづくりチームの活動方針を阪口くんから、そして、まちづくりチームの活動方針を舟引くんから。



こんな流れで発表させていただきました。
3人のパワーポイントのすごさに参加してくださった方々も驚いてくださったようです。
もっとこうしたら?というご意見もたくさんいただき、来年もさらに頑張れそうです☆
お忙しい中、参加してくださった方々、本当にありがとうございました。
皆さまの支えあってのシーズ加古川です。
22年度も、種から芽が出て素敵な花を咲かせられるように、頑張ります☆

↓↓司会&発表を見事に努めてくれた男性4人組。
両手に花!ではなく、両手に野郎!らしいです(笑)


今日の活動報告会のすべてを収録しなおし、DVDを作成しようという話が出ています。
もし、「ちょっと見てみたい!」と思われる方がいらっしゃいましたら、ぜひお声掛けください。
| 次へ