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私の履歴書 [2010年02月22日(Mon)]


シーズ加古川では、運営している東播磨生活創造センター「かこむ」の休館日である毎月第3日曜日を職員全員での研修日としています。
昨日は、そんな全体研修の日でした。

昨日の全体研修のメインは「私の履歴書」。
職員全員がどんな生き方をしてきたのか、どんな風に考えているのかを共有するために、「私の履歴書」というシートに、自分はどんな人生を歩んできたのか、自分の転機だったことを書いて、みんなに発表するというものです。
スタッフ一人ひとりが、波瀾万丈の人生や、転機だった出来事、そんな転機になったきっかけ、そこで巡り会った人のことを発表し合いました。
みんな色んな人生を歩んできていて、その底力を改めて知ることができました。
そんな素晴らしい仲間とともに、今一緒に仕事ができることをとてもとても誇りに感じています。
本当にありがとう☆
企画コンペ [2010年02月21日(Sun)]
シーズ加古川では、よく企画コンペをします。
どんなセミナーを開催するか、どんな事業をやっていくかを全職員が一緒になって、もちろんパートさんもみんなで考えます。

ひとりひとりが企画して、それをみんなの前でプレゼンして投票します。
もちろん理事長も一緒に!
そうやって事業やセミナーを組み立てていきます。

みんなのアイデアは本当に十人十色。
これはおもしろい!!というようなアイデアがたくさん出てきます♪
企画のアイデアも広がるし、プレゼンスキルも、企画書を書くスキルもUPします☆
一石三鳥?

これは、今回「ひとづくりチーム」の次年度の事業を考える企画コンペの模様。
今回もたくさん色んなアイデアが出てきました☆



NPO塾「兵庫の中間支援のこれから10年」 [2010年02月14日(Sun)]
先日NPO法人CS神戸さん主催のNPO塾に参加してきました。
昨年度に引き続いての第2回目開催です。(昨年度は参加してませんが…)
昨年度はNPO内での世代間交代をいかにしていくかということをテーマに、兵庫県内の中間支援組織が集まり、シチズンシップ共育企画の川中さんのファシリテートのもとワークショップを実施したそうです。

今年度は、私も世話人として、NPO塾には打合せから参加しました。
打合せの際、どうせ中間支援組織がたくさん集まるのであれば、中間支援組織として兵庫のNPOをどうしていくかという議論をし、実際に行動に移していくようにつなげていくという企画になりました。

兵庫県には、中間支援組織がたくさんあります。
他県は、たいてい県内にひとつくらいということが多いです。(まぁ、何をもって中間支援と言うかということにもよると思いますが・・・。)
しかし、こう中間支援ばかりが集まって、中間支援組織にはどんなことが必要か、スタッフにはどんなスキルが必要かなどの議論をしたことは今まであまりありませんでした。

そのような中、先日のNPO塾では、中間支援組織の代表者やスタッフ同士が本音で、これからの兵庫のNPOをどうしていきたいという議論を丸1日かけてワークショップしながら、行いました。
中間支援の根本的な想いの議論から、スタッフの人材育成や、市民ファンドの話まで様々な議論をすることができました。
他の中間支援の理事長がどのようなことを考えて活動しているのかどうかも知る良い機会となりました。

兵庫県の特徴として地域ごとに様々な中間支援があるということは、地域の特色を活かした地域密着のサポートができるようになります。
このNPO塾によって、中間支援組織の底上げを行い、兵庫のNPOの活性化につなげられると良いのですが…。
来年度は、うちが事務局として継続して実施することになったので、頑張りたいと思います。
今日は理事会でした [2010年02月09日(Tue)]
今日?と言ってももう昨日ですが、理事会でした。
シーズ加古川の理事会は、今年度は全体理事会と運営理事会の2段階で進んでいます。

運営理事会は、全理事9名ののうちの運営理事5名+事務局長の私と、マネージャー2名で、現状の組織体制についてや具体的な戦略等を考えていく場です。
もうひとつ、全体理事会の方は、上記のメンバー+他の4名の理事+顧問や相談役の方々も参加いただき、現状の事業の進捗状況等を報告し、ご意見をいただく場としています。

運営理事会は毎月1回、全体理事会は3カ月に1回というペースで開催しています。
今日は、そんな月1回の運営理事会の日でした。

19時から開始し、終わるのが最近いつも夜中の0時ごろ・・・。
終電がなくなるので、いつも理事長の車をお借りして帰ってます。
当然、その間は飲みながらや食事しながらなんてことはありません。
コーヒー1杯でひたすら議論。今日は最近事務所の近くにオープンした「播磨ドラ」の生クリーム味を1個食べることができました(笑)

そんな長時間に渡る理事会ですが、全く飽きることも、長時間に感じることもないぐらい、熱い議論をしています。
今日も、今年度の収支見込みについてや、22年度の各部署の事業方針、組織体制についてなど様々な議論をしました。
いつも現場にいる理事長と私、そしてマネージャー等で考えていることを理事会で諮るのですが、理事の方々からは全く考えていなかった視点や意見をいただけるので、とっても面白いです。
こうやって、少しずつみんなで議論をしながら組織を作っていくことができていることをとてもとても嬉しく思います。

理事の方々は無報酬で、完全にボランティアであるにも関わらず、本当にありがたいなぁ〜と思います。
これからもよろしくお願いします。
市民セクターとは何か [2010年02月07日(Sun)]
今年に入ってようやくシーズ加古川の理念でもあり、私が目指したい社会の理念である「市民セクター」ということが分ってきた気がする。

理念のくせに何をいまさら・・・と言われるかもしれないが、ボンヤリとはわかっていたものの、明確に定義できていなかったなと改めて感じたのが、最近なのだ。

私が考える「市民セクター」とは、「エンパワーメントを持った自律した市民」が多い社会なのだと思う。

そんな訳で、エンパワーメントと、自律を改めてネットで検索して調べてみた(笑)
■エンパワーメント(empowerment)とは
個人が自分自身の力で問題や課題を解決していくことができる社会的技術や能力を獲得すること。(出典:はてなキーワード)
■自律とは
他からの支配・制約などを受けずに、自分自身で立てた規範に従って行動すること。(出典:yahoo辞書)

・・・と言うことらしい。が、私の考えを以下に述べたい。

この産業社会の中では、他者へ依存する傾向が強くなる構造をうんでしまう。
まず一つに、お金を払うと様々なサービスを受けることができることがある。
お金さえ払えば、そのサービスを受けることに何も努力しなくても、欲求が満たされてしまう。
二つ目として、行政が税金によって様々なサービスを提供してくれることがある。
税金によって行政が個人の生活までも保障してくれる生活保障の仕組みそのものも、産業社会の仕組みの中ではセーフティネットとしては必要不可欠だが、生活を行政に依存する傾向を生んでしまうことになる。
様々な法律やルールに縛られて、人々が自ら考えて行動することが制限されてしまうのだ。
このことは、人々が自分で考えて自分で行動する必要がなくなってしまい、無力化した市民が多くなってしまう構造になってしまう。

シーズ加古川のひとつの事業として、若年者の就職支援をする事業があるが、相談者の傾向として、「しんどくない仕事がしたい」「給料がいくら以上必要」「土日休みの仕事がいい」と個人の主張ばかりする若者が多くいる。
自らがどうしたいとかどのように生きていきたいという想いがあまり感じられず、とりあえず職について稼げればいいといった考えなのだ。

しかし、これではきっと人生は豊かなものにならないのではないだろうか。
就職につけたとしても、言われたことだけをやり、お金をもらうということだけになってしまい、しんどくなってしまうだろう。
離職率が高いことや、鬱になってしまう人が多いのは、「仕事」が「稼ぐ」という行為のみになってしまっているからだと思う。

決められた枠やこうあるべきという型の中にはまってしまうのではなく、自分でこうあるべきだと考え、自分で行動できることがこれからの社会には必要である。

つまり、「エンパワーメントを持った自律した市民」とは、自分で考え、自分で行動できる市民なのだと思う。

若年者の就職支援事業は、単なる就職ということをゴールにするのではなく、相談者が就職後も自分で考え、自分で行動し、自分の「仕事」ができる人材を育てられる機関にしたい。

そして、シーズ加古川の活動全体としても、自分自身でこだわり、考え、言われたことを行動できる市民が多い社会を作って行きたい。

それが、シーズ加古川の理念でもある市民セクターだと最近ようやく改めて定義できた気がする。
そんな社会になる手伝いがシーズ加古川の活動を通してできればいいなぁ・・・。
ブログ始めました! [2010年02月04日(Thu)]
とうとう・・・やっと・・・ブログを始めました。
昨年からずっとブログを書こうと思っていながら・・・、今年に入った瞬間に今年はブログを書くぞ!!と決意をしていながら・・・やっと。

NPOで仕事を始めて3年半。
何も考えずに入ったNPOでの仕事だけど、ようやく自分が向かっていく方向性が少し見えた気がします。
そこで!いつも自分が感じていること、考えていることを文章にして情報公開しよう!!と思っていました。
まだまだ未熟で、日々勉強の毎日だけど、私が感じていること、私が考えたことを少しずつでも発信していければいいなと思っています。

今日は、初ブログなので、私がいるNPOのことを少しご紹介。
私が働いているNPOは、NPO法人シーズ加古川と言います。
シーズ加古川は、NPOや市民活動をサポートするNPOで、この業界では、中間支援組織(intermediary)と言ったりします。
シーズ加古川は、今理事9名、監事1名、顧問2名、相談役2名の役員と、職員数26人の体制です。
たくさんの仲間と一緒に、試行錯誤しながら、市民の主体的な活動のお手伝いが少しでもできればと想い、日々活動しています。

【理念】
市民による市民のためのまちづくり活動すべてを市民活動と捉え、それらの活動の基盤及び制度の設備やそのバックグランドづくりを行う、総合的中間支援組織として、市民を主体とした市民セクターの確立に寄与することを目的としています。

詳しくは、ホームページをご覧ください。
http://www.npo-seeds.jp/

理念は何か難しそうでよーわからんわ!と思われると思います。
私自身もようやくホントの意味で、市民セクターというものを定義できるようになってきました(笑)
そんなことも少しずつ書いていきたいなと思ってます。
これから、シーズ加古川での活動も含めて、私が感じていること、私自身のこと、色々と書いていきたいと思っているので、よろしくお願いしますm( _ _ )m