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「第1回ひょうごNPO研究会」を開催しました [2011年10月06日(Thu)]
先日、第1回目の「ひょうごNPO研究会」を開催しました。
主催は、ひょうご市民活動協議会(通称HYOGON)です。
ちなみに、私は今、HYOGONの運営委員。
つまり幹事メンバーみたいなものです。

今回、新しい公共支援事業(兵庫県版の事業名は、地域づくり活動支援事業)を活用して、ひょうごのNPOのこれからを考えるための研究会を開催する事業を開催するに至りました。

兵庫県は全国でもかなりNPO法人の多い県です。
阪神淡路大震災の影響もあり、多くのNPOが様々な活動をしています。
しかし、震災から十数年を経て、次のステージを考えなければならない時が来ました。
今年6月には、寄付税制が改正され、来年4月にはNPO法も改正されます。
NPOに関わる制度が歴史的な大改正をしたと言っても過言ではありません。

NPOが寄付によって支えられないのは、「制度の問題だ」という言い訳が通用できない状況が目の前に来たのです。
NPO自身の資質を問われる時代が来ました。

そのような中、ひょうごのNPOのこれからをNPO自身で考えるための研究会を開催していこうとの提案が実現し、先日その第1回目を開催しました。
兵庫県内で活発に活動するNPOのメンバー20名くらい集まり、約3時間の会議をしました。



第1回目の先日は、これからの研究会でどのようなことを議論していくのかについて話し合いました。

かなりいろいろな意見が出てきしたが、大きくまとめてグループにすると主に下記のようなテーマではないか?ということになりました。

@NPOの自立
NPOが自立していくための財源の確保をどう考えるのか。
これからNPOが自立していくためには何が必要かというテーマです。

A行政との契約のあり方
他の都道府県や市町村では、NPOと行政が単なる委託契約ではなく、協働契約という契約方法をとっている場合も少しずつですが出ています。
そのような契約のあり方について模索していく必要があるのではないかというテーマです。

B協働のあり方
NPOが企業や行政、学校、地縁組織など様々なセクターと連携をとっていくためには、何が必要か、どのような協働のあり方があるのかというテーマです。

CNPOの評価
NPOの活動の評価指標は何か。
NPOは今までの産業社会の指標、つまり売り上げや雇用人数、GDP等の評価だけでは評価できない部分での活動を展開しています。
そのような中、その成果をどう考えていくのか、その成果をどう評価するのか、成果を数値化することはできないのかということを考えていくというテーマです。

DNPOの将来像
以上のようなテーマの議論の先には、NPOにどんな将来像を描くことができるのか。
NPOの未来は?ということを考えるテーマです。

一つひとつかなり深いテーマとなりますが、NPO同士で色々と議論しながら今後も進めていきたいと思っています。
今のところ、全部のテーマについて今後、順番に話し合っていく予定です。
ご関心のおありの皆様、ぜひぜひご参加ください!

話し合ったものをまとめてくださったファシグラ(ファシリテーショングラフィック)はこちら↓


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