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多様な人が集まる場の自浄作用 [2012年08月10日(Fri)]
この4月からの様々な活動を通して、一つ確信を持って言えること、学んだことがあります。
それは、「多様な人が集まる場での自浄作用」です。
多様な人が集まる場があり、その場がみんなの発言のできる安全な場であれば、自然と自浄作用が起こり、物事はきちんとあるべき方向へ流れていくということが、実践を通じてわかりました。

「若い人をもっと巻き込もう」
「過去のことに囚われていてもしかたない、前を向いて進もう」
「マイナスな意見ばっかりではなく、プラスの意見を言おう」
「相手の意見に否定していても始まらない。受け止めることから始めよう」
などなど。
こんな様々な考えはみんな持っているものです。
けれども、地域の昔からあるシガラミの中では、こんな当たり前のことを言えなかったり、言っても聞いてもらえなかったりします。
こんな意見をきちんと言える場が、地域でのいろんなシガラミの中ではなかったりするのです。

そのためには、多様な人達を巻き込むことが大切。
多様な人を巻き込められれば巻き込められるほど、多様な意見も発言しやすくなります。
そして、発言しても大丈夫という場を作れれば、自然と自浄作用が働き、そこから自然と物事はあるべき方向へ導かれていくのです。

第三者としての中間支援の役割は、地域には様々なシガラミがある中で、多様な人達を巻き込み、みんなが発言できる安心な「場」を作れるかどうかなのではと感じます。
地域の中での人間関係にとらわれずに、多様な人を巻き込める強みが、中間支援にはあることを改めて感じました。
もっと、中間支援としての立場、役割を活かして活動していかなければならないことも同時に痛感した今日この頃です。
オール明石市民活動ネットワーク [2010年11月02日(Tue)]
「オール明石市民活動ネットワーク」という大きなネットワークを創ろうという構想の幹事メンバーのひとりとして、現在動いています。
今日はそんな準備会の会議を開催しました。

というもの、明石には大きなネットワーク組織が色々とあります。
例えば、いわゆるテーマ型の市民活動団体が集まって作られている「あかし市民活動団体協議会」は、現在65団体くらいで構成されています。
他にも、地縁型の自治会が集まって作られている「明石市自治連合会」があったり、文化系の団体が集まって作られている「文化団体連合会」などが、活動しています。
しかし、これらは横の連携がほとんどありません。
このような地縁型組織も、テーマ型組織も、共益型組織もすべてが横につながりあって、連携ができるようなネットワークを作った方が良いのではないか?という想いが「オール明石市民活動ネットワーク」という構想なのです。
今日はそんな想いに賛同した15名が集まって初会議を持ちました。



明石市は2010年4月に「明石市自治基本条例」が施行されました。
現在、この条例にもとづいて「市民参画条例」や「協働のまちづくり条例」の施行に向けた動きが進んでいます。
しかし、この「市民参画条例」や「協働のまちづくり条例」を本当の意味で活用していこうと思うと、たくさんの市民がしっかりと参画できるものでなければいけないので、本来は条例そのものを作るプロセスにおいても、たくさんの方が参画し、議論された上で、作られることが望ましいのですが、現状はまだまだ一部の人しか参画していません。
そのような「自治基本条例」や「市民参画条例」等の議論となると、おのおの既存の分野ごとのネットワーク組織ではなく、もっと大きな横のつながりの中で議論され、そして、市民のエンパワーメントにつなげていく必要があるのです。

今日は、そんな大きな横のつながりをもっともっと作っていこうという画期的な場となりました。
やはり多くの市民が集まれば集まるほど、新しいアイデアや発想がたくさん出てきます。
幹事メンバー5人で話をしていたよりも、15名集まれば色んな意見が出てきました。
このようなゆるやかな異業種(分野)交流の中で、つながりがつながりを生んでいき、もっと大きな広がりができていく中で、市民のエンパワーメントを実現していけると良いと思います。

コミュニケーション麻雀で交流!! [2010年09月07日(Tue)]
久々の更新ですみません。
先週は、水曜日から日曜日まで、夏季休暇をいただいていました☆
どこに行ってたのかって?香港に行ってました〜♪
久しぶりの海外でリフレッシュしてきました☆
でも、昨日から休みボケも吹っ飛ばして、ちゃんと仕事してますよ!

さてさて、そんな柏木ですが、今日はうれし野台生涯大学の日でした。
今日は「地域活動実践講座」の1年生と2年生一緒に「コミュニケーション麻雀」をしました。
講師は、あそびの工房もくもく屋の田川さんです。

あそびの工房もくもく屋さんのホーム―ページ⇒http://www.k5.dion.ne.jp/~mokumoku/

コミュニケーション麻雀とは!?
現在、地域ではコミュニケーションが希薄になっています。
そんなコミュニケーションを麻雀で遊びながら解消しよう!という目的で、田川さんが所属しているコミュニケーション麻雀協会さんの皆さんが開発されたようです。

コミュニケーション麻雀では、こーんなBIGサイズの牌を使って遊びます。


通常は、4人で遊ぶ麻雀ですが、2人組×4つの8人で遊びます。
あくまでコミュニケーションを取ることが目的なので、2人組で相談しながら、みんなでワイワイ言いながら遊ぶのです。
BIGサイズの牌なので、136牌全部をまぜるだけでも大変!!


体全体を使って、遊ぶことになるので、リハビリにもとってもいいそうです。
牌をつかむためにも、指先をしっかり動かさないと掴めません。
そんな風に指先を動かせば脳を活性化させるので、脳トレの効果もあるそうです☆

お向かいの牌を取るのにも一苦労…。
なので、「ちょっとその牌取って〜!」とコミュニケーションが生まれます。
ルールも簡単バージョンで打つので、初めての人でも楽しく参加できます。



私も参加させていただき、皆さんとワイワイ言いながら、コミュニケーションを取ってきました!
中国では、道端で地域の皆さんがワイワイ言いながら麻雀を打っているのは日常のことです。
こんな風に麻雀を通して地域で楽しいコミュニケーションが取れるといいなぁ〜と感じた一日でした☆
コーディネートの力 [2010年05月03日(Mon)]
シーズ加古川では、企業でのイベントに市民活動団体さんをコーディネートする事業を行っています。
企業さんが地域密着型で活動することの支援につながるし、団体さんも色んな場所で活動できるきっかけにつながると思うからです。

昨日はそんなコーディネートをしている事業の一つ、グリーンモール(加古川市別府町)での「わかばとつぼみの学びの森」という月に1〜2回行っているイベントの日でした。



今回のイベントでは、「おてだま」さんという団体が、「子どもたちが母の日のプレゼントとして、手作りのマグネットを作ろう」というイベントを実施してくださいました。
こんなかわいいオリジナルのマグネットを作って、お母さんにプレゼント☆



材料費100円で作ることができるのですが、このおてだまさんは謝礼金だけで十分材料費分は賄うことができるから、この100円をどこかへ寄附したいとおっしゃられました。
そんなご相談なら、ぜひご協力しなければ!と思ったうちのスタッフは、「かこむ」の登録団体でフィリピンの恵まれない子どもたちのために、学校を作ろう!と色んな活動をされているNPO法人フィリピンエンジェルキッズクラブさんをご紹介しました。

シーズのスタッフである萬山さんが受付で、「じゃあ、ここに100円を入れてください。フィリピンの子どもたちのために寄附します。」とご案内。
子どもたちもマグネットを作るために払ったお金が寄附されることを実感できます。
フィリピンエンジェルキッズクラブのメンバーさんもおてだまさんと一緒にイベントをお手伝いしてくださいました☆

それぞれ独自で活動されていた団体さんと団体さんをコーディネートすることができ、それぞれの団体さんの活動を少しは活性化するお手伝いができたかな?
おてだまさんの想い、子どもたちの100円がフィリピンの子どもたちのために役立つといいなぁ〜♪
コーディネートできたことをとっても嬉しく思った1日でした。