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「傾聴力」とは何か [2010年10月25日(Mon)]
この8月末から若者しごと倶楽部サテライト播磨運営事業(若年者の就労支援を行うセンターを運営する事業です)で取り組んでいることの一つに、傾聴のスキルを見につけるためのロールプレイングがあります。

私は今まで「傾聴する」ことが大事ということは分かっていたものの、「傾聴する」ということがどのような行為なのか、どういったことを聴けることが本当の「傾聴」であるのかをあまり分かっていなかったのですが、スーパーバイズ制度といって、プロの先生に来ていただき、スタッフの研修を行う中で、何が「傾聴」なのかを知ることが出来ました。

「傾聴する」ということを調べたところ・・・
傾聴とは、「こちらの聞きたいこと」を「聞く」(Hear)のではなく、「相手の言いたいこと、伝えたいこと願っていること」を受容的・共感的態度で「聴く」(Listen)ことであり、相手が自分自身の考えを整理し、納得のいく結論や判断に到達するよう支援することです。つまり、「聴く」の字の如く、「耳と目と心できく」のが「傾聴」の基本です。(医療・介護の小部屋HPより)
とのことです。

私は今まで、傾聴とは「受容的・共感的態度で聴く」ということであると考えていたのですが、本来はもっと深く、「相手が自分自身の考えを整理し、納得いく結論や判断に到達するように支援する聴き方ができること」なのです。
つまり、相手が自分の考えや想いを思うがまま話をされる中で、どこに話のポイントがあり、どこをつかむと整理できるのかを考えながら聴く必要があるのです。
「受容的・共感的態度」で聴くだけでは、本当に相手の言いたいことがどこにあるのかを掴むことはできません。
たいてい人は、主観的になってしまうので、「こちら側の聞きたいこと」を聞いてしまっています。
態度は「受容的・共感的」であっても、意外と「こちら側の聞きたいこと」だけを聞いてしまっていて、本当の話のポイントはどこにあるのか、どこをどう整理すれば「相手が納得いく結論や判断に到達できるのか」ということが外れていたりすることが良くあるのです。

現在、起業相談や就業相談にのるスタッフ全員で、「傾聴」スキルをアップするために猛特訓中です。
えっ、今更?と思われるかもしれませんが、相手が思っていること、考えていることを「傾聴」するためには、相手の話を「理解する」スキルと「整理する」スキルが必要になってくるので、そう簡単に「傾聴」できるものではありません。
そんな「理解する」スキルと「整理する」スキルを身につけるために、スタッフは日々頑張っています☆
「聴く」ということにも、総合力が必要であることを改めて感じる今日この頃です。
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