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CSR [2010年06月30日(Wed)]
先日、第4回目のシーズ加古川塾を開催しました。
シーズ加古川塾とは、以前のブログにも書いたことがありますが、役員&会員&職員の勉強会です。
市民社会研究所の今田忠先生に来ていただき、今回は「CSR」についての勉強会を行いました。

CSRとは、corporate social responsibilityの頭文字を取ったもので、日本語では「企業の社会的責任」という風に訳されます。
近年、企業のCSR活動ということで、企業が行う社会貢献活動が非常に注目されるようになってきました。
様々な大手企業は、CSRレポートといことで、社会貢献活動の報告レポートを冊子にしたりしてPRしています。
企業内に社会貢献部やCSR室などの専門の部署まで設置されるようになってきました。

私も今回のCSRの勉強をするまでは、CSR活動というものは、どちらかというと企業の社会貢献活動であるというように思っていました。
なので、近年の不況の中では、利益もあがっていないのに、社会貢献活動までできるわけないという企業が増えている一方で、大手企業は広報活動の一環のようにCSR活動のPRをしているのだと見ていました。

しかし、今田先生のお話では、
企業倫理→社会的責任→社会貢献
という風につながるものであるとのお話でした。

つまり、社会貢献という活動ができないとしても、社会的責任は負う必要があるのではないか?ということです。
江戸時代、近江商人の「三方よし」の家訓は、「売り手よし、買い手よし、世間よし」という自分の利益も、顧客満足も、社会貢献もすべてをバランス良く実現していくことこそが、商売繁栄につながっていくと考えられていました。
まさしく、この「三方よし」の精神こそ、今必要であり、それこそCSRなのでは…と今田先生のお話を聞いて感じました。

今回の「CSR」の勉強会は思っていた以上に深い内容で、色々と考えさせられました。
また、自分の中で少しずつ整理していきたいと思います。
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