ヴォーリズの洋館を活用した市民活動センター [2010年05月31日(Mon)]
昨日、とってもステキな市民活動センターを見つけました。
市民活動センターとは、市民活動を支援するためのセンターのことです。 名前は、「市民活動センター」であったり、「まちづくりセンター」であったり、「市民協働センター」であったり、色々ですが。 そんな市民活動センターはたいてい市町にひとつくらい設置されていることが多いです。 行政が直営で運営している官設官営型や、運営は民間に委託する官設民営型、民間が作って民間が作る民設民営型など形態も色々です。 市民活動を支援するセンターなので、主に私たちシーズ加古川と同じように、中間支援の機能を担っているはずですが、どうしても官が設置していることが多いので、セミナールームがあったり、印刷機があったり、ミーティングスペースがあったりという「市民活動団体のためのこんなスペースがあります!」といったものが多いです。 以前に、兵庫県内の市民活動センターばかりが集まった会議に参加させていただいたことがありますが、「うちにはこんな設備が整っているんです!」というような内容ばかりが多く、本当にどうやって市民活動を活性化させていくか…と言った話にならず残念な想いをしたことがあります。 同じように会議室や印刷機の設備があるセンターでも、市民活動が活性化するのにもう少し違った市民活動センターはないものかしら…と思っていたら、彦根城のふもとに、とってもステキな雰囲気の「市民活動センター」がありました。 「ひこね市民活動センター」さんです。 「ひこね市民活動センター」さんは、建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズの建築した洋館を使った市民活動センターです。 緑あふれる彦根城のふもとに趣きあるヴォーリズの建築した洋館で、とっても気持ちの良い雰囲気の中にあります。 古い洋館を活用しているため、こんなに設備が整っているんです!というわけではないですが、利用する市民活動団体がヴォーリズの建物を大事にしようと思いながら、使っていらっしゃるんだなぁ〜と感じられました。 こんな雰囲気の中で… ![]() こんなステキな市民活動センターです。 ![]() 中もとっても雰囲気があります。 ![]() |