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海士町に行って来ました。 [2012年08月15日(Wed)]
お盆休みを利用して、隠岐の島にある海士町へ行って来ました。
iターンで多くの若者が移り住んでいることなどで、メディアに取り上げられることも多くなった海士町。
色々と考えさせられることが多くあった旅でした。

海士町のキーワードは『ないものはない』。
この言葉には、@無くてもよい、A大事なことはすべてここにある、という2重の意味を持つとのことです。 
都会のように便利ではないし、モノも豊富ではないけれど、自然や郷土の恵みはたくさんある、今あるものの良さを活かしていこう、そんな想いがこの言葉には込められています。
「ないものはない」と今生きている人達はどれだけ言えるのでしょうか?
「ないものはない」のに、あると思って必死に探し続けているような気がします。
「ないものはない」けれど、「あるものはある」のだということに、もうそろそろ気が付かなければならないですね。

詳しくはこちら↓
http://www.town.ama.shimane.jp/topics/3000-1/post-72.html

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もっと深く考えさせられたこともありました。

ガソリンスタンドで会った息子さんの話。
「海士町はとても有名になったけれど、その分色んな人が入ってきて、治安はとても悪くなった。昔だったら、窓もドアも開けっ放しで、気軽に声をかけられていたのに、声をかけにくくなってしまった。空き巣被害もめちゃくちゃ増えた。」と。

iターンが来ないと、観光で島外の人が来ないと島の経済はなりたたないのかもしれません。
けれども、それは、人の絆を薄めることにつながっているかもしれません。
「豊かさ」とは何かを改めて考えさせられます。

さらに、この息子さんは、「メディアにたくさん取り上げられているけれど、いい面しか取り上げられていない」と言っておられました。
改めて物事を一方だけで見てはいけない、真実を自分の目で見て、聞いて感じなければいけないということを考えさせられました。
常に現地の人に耳を傾け続けられる人でなければならないと感じます。
地域づくりとは何なのかを深く色々と考えさせられた旅でした。
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