合い言葉は「but I love you !」 [2011年12月20日(Tue)]
先日の職員全体での研修は、職員同士がお互いに良いところを認め合い、悪いところを注意し合い、そのことによってみんながスキルアップする、そんなワークショップを行いました。
合い言葉は、「but I love you!」。 どうしても日常、業務をしていると、仲間だとわかっていても、「もっとこうしてよ〜」と不満に思ってしまったり、一方で、「〇〇さんってもっとこんなところ気をつければすごくいいのに・・・」と期待を持っていたりします。 しかし、やはり本人を目の前にすると、悪いところを指摘するような言葉は、言いづらかったり、言ってしまってギクシャクしたりすることが当然あります。 けれども、「良いことも、嫌なことも、みんなで言い合える、そんなチームを目指したい!」ということで、お互いに言い合うワークショップをしました。 本当に相手のことを想っているから、愛しているからこそ、嫌なことでも伝えてあげなければいけません。 そんな想いを込めた言葉が、「but I love you !」なのです。 「彼女の歯に青のりがついていたら?」 「彼氏の鼻から鼻くそが見えていたら?」 そのままにしておくと、恥をかいてしまうのは、大事な彼氏や彼女。 なので、「but I love you !」と言いながら、そっと伝えてあげましょう。 そんな想いを込めて、全員でワークショップ。 最初に、「〇〇さんのいいところ」と、「〇〇さんのもっとこうすればいいところ」を書くためのオリジナルで作ったシートを全員に5枚渡します。 そして、「〇〇さんのいいところ」を3つ、「〇〇さんのもっとこうすればいいところ」を2つ。 全員がしっかり考えて書きます。 言ってもらう本人も、自分自身を振り返って書きます。 そして、みんなで共有する時間。 まずは本人から、自分自身では、自分のいいところはこんなところ、もっとこうすればいいと思うところを発表。 本人も発表することで、自分自身の良いところと悪いところが振り返られるだけでなく、「あっ、〇〇さんも自分自身でもそう思っていたんだ!」と参加者全員が気づくことができます。 そして、他のメンバーからも言ってもらいます。 「いいところ」を言うときは「I love you !」と言いながら。 「もっとこうすればいい」と思うことを言うときは、「but I love you !」と言いながら。 普段、ストレートに言われると「聞きたくない!」と耳をふさいでしまうことも、「愛しているんだよ」と言われながらだと、「そっか〜、愛されてるなら」と聞きたくなります。 みんなの意見を聞くと、「やっぱりそう思われていたんだ」と改めて感じた様子。 みんなが書いたシートは、愛がこもったお手紙ということで、ご本人にプレゼント。 それを見ながら、仕事に活かしていくという流れです。 みんなの「愛」が溢れたワークショップの場でした。 ![]() 「もっと言いたいことは、はっきりとわかりやすく伝えてほしい」と言われたスタッフは、次の日から「伝え方」の本を読み出していました。 少しずつみんなの愛を受け止めて、動き出しています。 愛し合っている仲間同士、助け合いながら、一人ではできないことをチームの力で実現していきたいと思います。 |