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住民主体の地域づくり計画づくり [2011年12月10日(Sat)]
以前から、佐用町江川地域づくり協議会のアドバイザーとして、関わらせていただいていることはお伝えしてきました。
そんな江川地域づくり協議会が具体的な計画の実行計画づくりがいよいよ動き出しました。
そのご報告です。

江川地域づくり協議会は、住民の方々が中心となって、数年前に「江川地域づくり計画」を作られています。
今回は、その大きな計画に基づいた具体的な実行計画を作るためのアドバイザーとして、地域の方々からお声がけいただき、関わらせていただくことになりました。

1月と2月に住民の方々を巻き込んで、ワークショップを開催し、そこの場で、具体的な実行計画を作っていく予定です。
先日は、そんなワークショップを開催するために、どのようなメンバーに参画してもらうのか、その中でどのような議論をしていくのかを考えるための企画会議を開催しました。

企画会議と言っても、各団体を代表する住民の方々30名くらいが集まる場です。
なぜ、具体的な実行計画を策定する必要があるのか、
策定することでどのような今後の方向性があるのか、
今回策定する実行計画はどのようなものなのか等をビジョンピラミッドを使って説明させていただきました。



そして、6つのチームに分かれて、1月のワークショップに入ってもらうメンバーを検討しました。
6つのチームは、
□自然
□安全・安心
□健康・福祉
□定住・交流
□教育・文化
□産業・振興
となっています。「江川地域づくり計画」に沿ってこの6つに分かれました。



皆さん、これから実行計画を作るためにはどんなメンバーに入ってもらった方がいいのかを真剣に考えてくださっています。
12月20日までに、それぞれのチームごとにメンバーを確定させて、1月のワークショップに備えることになりました。

今回、企画会議ということで、各団体を代表する住民の方々が30名も参加してくださいました。
比較的、企画会議というものは、役員の方々だけで行うことが多く、そして、本番のワークショップをすると言う流れを取ることが多いです。
つまり、呼びかけるメンバーも役員の方々が決めて、各団体の代表者は決められたことに従って声をかけ、集まったメンバーでワークショップをします。
しかし、今回はそのメンバー決めそのものから多くの住民の方々に参加していただくというプロセスを取りました。
そのことによって、皆さんは自分のチームにはどんなメンバーに入ってもらった方がいいのか、その役割分担はどうするのか等について「みんなで決める」という段取りを作ることができます。

今の社会は、例えば上司が決めて部下がやるといったように、「決める」人と「やる」人が乖離していることが多く、そうすると、「やる」方は「義務」になってしまします。
地域の住民組織も、自治会長等の役員が「決めて」、他の住民はそれを「やる」という形が多く見受けられます。
そのような状況では、自治会が何をやっているかわからない、イベントばかり増えてしんどいという状況が発生してしまうのです。

住民の方々の参画意識を高めるためには、「決める」というプロセスにできる限り参加してもらうことが重要です。
自分で、みんなで「決めた」ことをみんなで「やる」。
そんな地域こそ、住民のチカラが最大限に活きる地域なのです。

今回の江川地域の企画会議では、そのような住民の皆さんの熱いチカラを感じることができました。
企画会議を開催して良かったと思っています。
1月のワークショップが楽しみです。
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