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高齢者大学「地域活動実践講座」の方向性 [2011年11月29日(Tue)]
このブログでも何度か報告させていただいているように、私は今年度から高齢者大学「うれし野生涯大学」で専任講師をさせていただいています。
私が受け持たせていただいているのは、「地域活動実践講座」という講座で、「うれし野生涯大学」が4年制の大学的な位置づけであることに対して、私が受け持っている「地域活動実践講座」は、その4年制を修了された方々が、その後も引き続き地域活動について深く学んでいくための大学院的な位置づけになっています。

年間15回程度の講座と並行して、実際に地域で活動する実践を重ねながら、地域活動のプロフェッショナルを育成するというのがこの講座の目的です。
大学院的な位置づけなので、講座の期間は2年間。
1年目は、地域活動とは何か、実践していく地域活動の内容を検討していきます。
2年目は、地域活動を実践しながら、自分自身のスキルを高めていきます。

私は現在1年生の担当をさせていただいています。
地域活動実践講座を通して、自分達の地域の中で、リーダーシップを発揮してくださり、地域の担い手になっていただければとの想いから、「合意形成の方法」「折り合いをつける力」をつけてもらえればと思っています。
そこで、会議を開くのなら、議論するだけではなく、ホワイトボードをどう使うか、模造紙を上手く使ってどんな風に議論をまとめるか等をお伝えしてきました。

半年間、私が「合意形成のチカラをつけること」「折り合いをつけるチカラをつけること」ということを言い続けたので、受講生の皆さんは少しずつ会議の開き方、議論のまとめ方のスキルを身につけてくださいました。

しかし、一方でこの講座の成果について、どうするのかについて、専任講師としては悩んでいるところです。
というのも、それぞれの受講者がこの地域活動実践講座を修了された後、自分の住んでいる地域の中で、リーダーとして活躍していただくためのスキルを習得していただくという想いと、その反面在学中に色々な地域活動をある意味で、派手に実践してもらいたいという主催者側が行政側に求められている部分とがあり、悩ましいところです。

「合意形成のチカラをつけること」「折り合いをつけるチカラをつけること」を大切にすると、時間がかかるし、大変地味です。
うーん、悩ましい、、、。
今、少しずつ高齢者大学のあり方自体を考えなおしていく必要があるのだと思います。
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