職員のキャリアデザイン [2011年10月19日(Wed)]
少し遅くなりましたが、先日の職員全体研修のご報告。
シーズ加古川では、東播磨生活創造センター「かこむ」の休館日である第3日曜日は、職員全員での研修日としています。 先日の第3日曜日は、職員のキャリアデザインのためのワークショップをしました。 キャリアデザインとは、単なる職歴・経歴だけではなく、仕事への憧れやこだわり、その仕事を通じて実現できるように、自分自身で創っていく、つまり、デザインをしていくことを言います。 若者の就労支援等にも活用しているのですが、今回はシーズ加古川で働くスタッフ自身が、自分のこれからの人生をどうデザインしていくのか?について考えていただくため、ワークショップをしました。 というのも、シーズ加古川の目指す市民セクターを確立するためには、「自律したエンパワーメントを持った市民」がたくさんいる社会を創らなければなりません。 「自律したエンパワーメントを持った市民」ということは、自分自身で自分のこれからのキャリアや人生を描けることが必要です。 自分で自分の描いた人生に向かい、自己実現していくことが大切なのです。 なので、シーズ加古川で働いているスタッフ自身も「自律したエンパワーメントを持った市民」であるために、シーズ加古川の仕事を通じて、自己実現していけること人であってほしいと願っています。 今回の研修では特にキャリアデザインということを意識してワークショップを行いました。 まずは、セッション@「自分を振り返る」ということで、自分のイキイキしていたポイント、自分の人生として大切にしたいことを振り返ります。 そして、3年後の自分はどうなっていたいのか? そのためには、どのようなスキルアップをしていきたいかを考えました。 ![]() 次にセッションAとして、「仕事を振り返る」。 仕事を通して、おもしろいと感じる時はどんなときか、自分の仕事のどのような時にスキルアップできているかなどを振り返りました。 ![]() そして、セッションB「これからの自分の仕事を考える」。 なりたい自分になるために、どんな職場にしていきたいか、なりたい自分になるために、これからの自分の仕事にどう取り組んでいくかを考えました。 ![]() どうしても日々の「仕事」に追われていると、やらなければならないこと(=must)ばかりになってしまいます。 しかし、実はそのmustの中で、自分の目指したいこと(=will)につながることはたくさんあるのですが、ついつい見失いがちになってしまいます。 今回のワークショップはそんなwillとmustをつなぐ機会でした。 シーズ加古川で働くスタッフが仕事を通じて自己実現していけるように、これからも後押ししていきたいと思います! |