よそ者の役割〜嬉しいメールから〜 [2011年09月14日(Wed)]
先日、ある方からとてもとても嬉しいメールをいただきました。
メールをくれた、その彼女(そう、女性です)は、組織の中でどんな風に活動を進めていけばよいのか、どんな風に団体の将来を考えていけばよいのかを悩んでいました。 そのような悩みを持っていたので、なかなか彼女自身もモチベーションが上がらず、自分自身の人生をどう歩んでいけばよいのかを悩んでいました。 そんな悩みの中で、チームビルディングをしていきたいとその彼女から相談を受けていました。 ただ、チームビルディングをしたい!と思っていても、その必要性を理事長や理事などの経営陣、事務局長や責任者が感じてくれないと進めていくことは難しいです。 なので、その彼女は彼女担当の講座の企画のなかで、チームビルディングのお話を取り入れられないだろうか?と依頼がありました。 どんな風なプログラムがよいのか悩みましたが、私が出来る最大限のことをお伝えしなければ!ということで、講座の中で、チームビルディングの必要性、ワークショップの効果等をお話しました。 そうすると、ワークショップのすごさを肌で感じてくださり、すぐに会議に取り入れてくださったそうです。 ”場づくり”をしながら、それぞれの考えるビジョンなどを話し合われたとのこと。 今までとは違うとても良い会議ができたそうです。 会議の様子の報告と、「その大きなきっかけをいただき、本当に感謝しています。」とのメールを彼女が先日送ってくれました。 NPOはミッションと経営という2つのバランスをとって運営していかなければいけません。 理事長や理事などの経営陣、事務局長や責任者などはそのバランスにとても悩みながら運営をしていらっしゃいます。 しかし、ミッションと経営というバランスが重要であることは十分認識はされていますが、実際は活動に追われてしまい、なかなかチームのチカラを最大限に活かすことができていないことが多くあります。 そんなときに、第三者のよそ者であるからこそ出来ることがあると思っています。 そんな想いで実施しているのが、先日ブログでもお知らせした「チーム力UPプロジェクト」です。 第三者のよそ者である中間支援だからこそ、客観的な視点でアドバイスできたり、間接的なサポートができたり、時には当事者である団体内のメンバーの声を代弁したり出来るのだと思います。 一つの組織のビジョンづくりの役に立てたことをとてもとても嬉しく感じました。 こんな風なお手伝いを中間支援組織としてもっともっと進めていかなければいけませんね。 |