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職員研修「エンパワメントって何だ!?」 [2011年08月31日(Wed)]
少し遅れたご報告になってしまいますが、8月に行った職員全体の研修会のご報告です。
8月度は、「エンパワメント」についてを深めるためのワークショップを行いました。
今回は外部の講師を呼ぶのではなく、ファシリテーターは事務局長の私。

シーズ加古川のミッションである「市民セクターを確立すること」が、「自律したエンパワメントをもった市民を増やすこと」であるなら、じゃあ、何となくわかっている気になっている「エンパワメント」って一体どうよ?ということをみんなで議論しました。

「エンパワメント」という言葉の定義を見ると、、、
「エンパワメント(エンパワーメントとも、Empowerment)とは一般的には、個人や集団が自らの生活への統御感(まとまってコントロールすること)を獲得し、組織的、社会的、構造に外郭的な影響を与えるようになることであると定義される」ようです。(Wikipediaより)

もともとはブラジルの教育思想家であるパウロ・フレイレと言う方が提唱した考え方です。
パウロ・フレイレは、昔ブラジルの農家の人たちが文字が読めなかった時に、「農家の方々が、文字を読んで勉強していけるように、書いて伝えたいことを伝えていけるように、力をつけていく」識字教育を提唱し、実践されました。

それ以来、市民参加としてのエンパワメントのことを市民エンパワメント
地域振興や地域再生・地域活性化のことをコミュニティ・エンパワメント
防災分野では非常時における市民の自助・共助による自主防災活動の重要性から、防災エンパワメント
など、様々な場所でエンパワメントという言葉が使われるようになりました。

私たちシーズ加古川も、市民参加の重要性を常に考えているので、エンパワメントの概念は大変重要です。
けれども、具体的にはどういうことを言うのか?ということが抽象的にはわかっているつもりでも、具体的な活動になるとなかなかつながっていないことが多いので、職員研修の場でワークショップをしました。



「それって、どういうところがエンパワメントを感じるの?」
「エンパワメントと市民力ってどう違う?」
「こんな事業を進めていくとエンパワメントが向上するのでは?」
などなど、議論はかなり盛り上がりました。



こんな風なワークショップを通して、少しずつミッションが共有出来ていくのだと思います。
まだまだ勉強中ですが、職員一同、エンパワメントが向上するようなお手伝いをしていけるよう頑張りたいと思っています!
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